ジリジリと暑くなってきましたねえ。
新年度が始まって1ヶ月が過ぎ、徐々に新体制に慣れ始める時期ですね。
みなさんの中には、新しい体制で営業所や施設の責任者を任される人もいるのではないでしょうか?
というのも、かくいう私もその一人だからです。
施設の責任者になると、やらなければならないことが増えますよね。
人員のマネジメントはもちろん、他の部署や取引先とのやり取りも責任者の自分が担うなど、なかなかこれまでとは同じような仕事とはいかん。
その雑務の中に、恐らく営業所や施設の防火管理者としての防火管理業務もあるかと思います。
防火管理者の資格を取っている人がその営業所・施設にいなければ、法律違反となってしまいますからね。
今回の記事では、防火管理者資格を取得してきた僕が防火管理者講習会を受講するメリットをご紹介します!
防火管理者講習会は各都道府県・自治体が主催している
防火管理者講習会は、火災の予防や発生時の対応に関する知識を身につけるための講習会です。
各都道府県や自治体で定期的に開催されており、事業所や施設の所有者や経営者、従業員などが受講することが求められています。
防火管理者講習会の実施日程を確認しよう
まずは、自身が所在する都道府県や自治体のウェブサイトや防火協会の情報を確認しましょう。
そこには、防火管理者講習会の実施日程や会場、受講に必要な手続きについての詳細が記載されています。
防火管理者講習会を申し込もう
申し込み方法は各地域によって異なる場合がありますが、通常はオンライン申し込みやフォーム、電話などで行われます。
申し込みの際には、個人情報や所属する事業所の詳細などを提供する必要があります。
防火管理者講習会に参加するメリット
防火管理者講習会に参加することには以下のようなメリットがあります。
火災発生時の対応を学ぶことができる
防火管理者講習会では、火災が発生した場合の適切な対応方法や緊急時の行動原則について学ぶことができます。
火災の初期消火や避難の手順、避難経路の確保など、実際の状況に即した対応策を身につけることで、火災発生時の混乱を最小限に抑えることができます。
実際に器具を使って消火活動や避難活動を体験できる
防火管理者講習会では、実際の消火器具や避難器具を使用して消火活動や避難活動を体験する機会があります。
消火器の使い方や適切な消火方法を実際に手を動かしながら学ぶことで、緊急時に冷静に行動できる自信を身につけることができます。
”煙”の怖さを体験できる
火災現場では煙が最も怖い要素の一つです。
防火管理者講習会では、煙の性質や影響、有害なガスの発生などについて学ぶだけでなく、煙の中での適切な行動や避難方法を体験することができます。
これにより、煙の危険性を実感し、煙の中でも冷静に判断できるようになるでしょう。
独立して店舗を営む際の手順を1つ省ける
防火管理者講習会を受講すると、一部の自治体では独立して店舗を営む際に必要とされる「防火管理者の配置」に関する手続きが簡略化される場合があります。
防火管理者の資格を取得することで、店舗の開業や営業に必要な手続きをスムーズに進めることができます。
防火管理者講習会は教養とリスク管理を深める重要な資格
防火管理者講習は、火災の予防や発生時の対応に関する重要な知識を身につけるための講習会です。
申し込み方法や実施日程を確認し、積極的に参加することをおすすめします。
防火管理者講習会では、火災の予防や対策についての専門知識を習得するだけでなく、実際の体験を通じて自信を深めることができます。
火災は突然発生する可能性があり、その際に冷静かつ適切な判断と行動が求められます。
防火管理者講習会を受講することで、火災に対するリスク意識を高め、適切な対応策を身につけることができます。
さらに、防火管理者の資格を取得することは、個人のスキルアップやキャリアの拡充にもつながります。