僕はストレスや疲れが溜まるとお腹が痛くなる人間でして、昨日は午前中にサッカーのリーグ戦があったのですが、ボロ負けしてですね。
30度の炎天下の中フル出場し、無事両足を攣りました。
26年間も生きてくると、そういった激しく身体的・精神的に消耗する活動をした後のお腹の違和感に敏感になります。
「あ~、これ腹痛くるやつやん」と。
案の定、帰りの温泉に入った後にじわじわと痛み出し、家に帰って疲れを取るために昼寝をしようとしても、痛さが勝って寝ることができないんですよ。
消耗の激しさによって腹痛のレベルが上下するので、今回は相当消耗したということなんでしょうね。
まあもう今季でサッカーは辞めるので、特に何があったかを書く気も残す気もありません。
通常は痛みに耐えて寝て、起きれば次の日にはスッキリします。
が、今回は珍しく寝るのもままならず、ひたすら布団の上で寝がえりを打ち、「ウンウン」唸っていました。
小学生時代はよくこの状態になって唸っていると、オカンに「うるさい!」と怒られました…。今思うとそれはないっショ…。
それはいいとして、どうしようもないのでとりあえず外を歩こうかなと思った時、ふと今季は一度も焚火をしていないことに気がつきました。
お腹は痛いけれど寝れないし、でも少しでも疲れを癒さないとお腹の痛みは治まらないし…。痛さをこらえてとりあえず、今季初の焚火でもしますか。
ということで久々にランタンと焚火セットを持ち、アパートの横の空き地に向かいました。
木の枝がそこら辺に落ちているので燃料には困りませんが、いかんせんベスタがしけってしまっていて仕方ないのでチラシを燃やして火種を作りました。
火が出てからはひたすらに枝をポキポキする作業ですが、こういった同じ作業を無心に続けることで、気づけば腹痛のこともすっかり忘れていました。
「早く炭になって落ち着いた火になってくれよ~」なんて思いながら折っていると、「お腹いてえ」という執着から「イイ感じの火になってくれ」という方に執着がシフトします。
昨年の記事にも書きましたが、火を見ていると心が落ち着いてくるんですね。
不思議なもので痛みが完全に消えてわけではありませんでしたが、虫たちの合唱と木が燃えるパチパチという音が混ざり合い、それはそれは美しく安らぎのある音楽が僕の耳を包んでくれました。
視覚的にもユラユラと揺れる火を見ていると、まるで毎日様々に揺れ動く自分の感情を見ているようで親近感が湧きますし、空を見上げると満天の星空が広がっていました。
なんせド田舎なので街の明かりが暗いため、空が大きく見えることはもちろん、純粋の星々と月の光を楽しむことができるんですね。
残念ながらiPhoneSEでは綺麗に撮影できませんでしたが、月なら少しくっきりと映せたかな。
月の光で空が漆黒の闇ではなく、濃い紺色くらいなんです。
空に輝く青白い星たちと、目の前のオレンジ色の火のコントラストは何とも言えない心地良い平穏を与えくれます。
この状態になってもまだまだ温かくてですね、ヌクヌクしてきたので一旦虫たちと焚火の音楽を聞くのを止め、2本だけ動画を見ました。
あっちゃんの動画のおかげで去年、日本の政治を大まかに掴むことができました。
安倍さんが辞めることになり、これからの与党がどう変わっていくのかなと僕も興味があったので、この動画は次の総裁選挙とその後の展望としてなまらわかりやすく、話自体も堅苦しいものではなく面白かったです。
そしてもう1つはアバタローさんの方丈記の要約動画です。
これはですね…もう聞いてくださいの一言です。ええ。(笑)
鴨長明の方丈記の締めくくりが良くてですね、人間の本質を見事に表現されているなと、僕もこの作品が大好きです。
と、こんな感じで2本ほど聞ていると、火も最後の輝きを放ち始め
今季初の焚火を終えました。
気づけば腹痛も完全に収まり、家に戻ってすぐに眠りにつくことができました。
久々に火を見てボーっとすることでリフレッシュとストレス解消になり、やっぱりたまには実施しないとなと改めて思いました。
今週も頑張るぞ!