【日本代表】vsカタール│守備の修正力と攻撃の完成度で劣った日本

こんばんは。

昨日負けてしまいましたね…。悔しい。

カタールの連携が良かったのは、認めざるを得ない事実ですね。

Twitterを見ていると、「育成が~」とか「お金の投資が~」とかいろいろ言われていますが、試合だけで言うと単純に守備の修正力と攻撃の完成度で相手に劣っていましたね。

 

スコア 1-3

 

前半分析

試合の入りはイラン戦同様決して悪いものではなく、むしろバイタル手前までボールを運び大迫もファーストシュートを放つことができました。

ただ誤算だったのが、その後の相手の初めての攻撃でいきなり点を取られてしまったこと。

1失点目に関しては、相手FWの個の能力が優れていたと言わざるを得ません。

しかし、相手の11番にボールが入った時に簡単にクロスを上げさせてしまったミスを、2失点目でも同じ形で守備の詰めが甘くクロスではなくシュートを打たせてしまって失点につながっています。

日本にとって致命的だったのが、2失点目を奪われてしまったことに他なりません。

1失点目の時点で、ペナルティエリア手前のハーフスペースにボールが入った時に、誰が素早くいくのかが掴めていなかった。というのも、相手のフォーメーションが5-4-1で来たのに対して日本は4-4-2という相性の悪いフォーメーションで対応してしまっていたことが原因でした。

ハーフスペースについての説明→戦術用語:ハーフスペース

2失点後に相手のDF3枚に対して、大迫を真ん中に左右を堂安、原口で埋めることで、縦パスのシャットアウトが可能に。

ただ2失点が前半は悔やまれるところです。

 

前がかりの相手に対して、OFはボールを持っている時はゆっくり回すことに集中していました。後半が勝負と踏んでいたのでしょう。

 

後半分析

守備は改善できたことで、後半はスタートから一気に攻勢に出ました。日本の悪い癖に、焦ると中に中にと集中してしまう点があります。

この試合でも、堂安、原口が中に入ってくることで、どうしても真ん中が混んでしまう状況になりました。ただ繰り返し行うことで徐々にパスの精度も上がり、少しずつシュートやその直前までいけるようになってきました。

ここでの痛恨のミスは原口を最初に変えてしまったこと。武藤は確かに動き出しは良いものを持っていますが、南野の勝負スペースを消してしまうので、南野をアウトサイドに出しましたが南野はサイドではいきません。

結局日本の得点シーンの時も、南野が中央に入ってきた時でした。前回大会よりも良くなった点は、90分のうちに得点まで結びつけれたこと。ここは進歩ではないでしょうか。

 

得点でイケイケムードになった日本でしたが、水を差してしまったのが吉田が与えたPK。残念ながら、あれはファウルを取られても仕方のないハンドでした。

結局、あそこで追加点を取れなかったことと、3失点目で勝負あり。

 

まとめ