こんばんは。久々の投稿になります。
大変お待たせいたしました、と言いつつ読んでくれている人いるかな~?(笑)
さて、今日の話題はイニエスタです。
遂に来ましたね!あの、あのスーパースターが!
引用:http://gahalog.2chblog.jp/archives/52056924.html
この画像からだと、まったくもってスーパースター感がない。(笑)
以前クラブワールドカップに来た時に、電車内でチームメイトが撮影したモノだそうです。
馴染みすぎでしょ。そりゃ日本来ますわ。
まあ冗談はこの辺にして。
イニエスタってどんな選手よ?
まず、イニエスタを知らない人のために簡単に彼の説明をします。
元世界ナンバー2の選手です。(ナンバー1はメッシ)
バロンドールという、その年のサッカー界の一番の選手を決める賞で、2番目の得票数を獲得したことがあります。確か2011年だったと記憶しています。
2010年代前半、世界最高のMFと言われていたのがイニエスタです。
もちろん現在も34歳でトップレベルの能力を示し続けていますが、いかんせん体力の低下が目立ち、前所属のバルセロナでの出場機会が減ったことで、今回のヴィッセル神戸への移籍を決断したようです。
イニエスタのプレースタイルは、創造性のあるパスと抜群のキープ力です。現代のセントラルMFに求められる技術を高いレベルで持ち合わせています。
https://www.youtube.com/watch?v=eR2icCzmkdM
こんな感じ。
派手なプレーではありませんが、相手が嫌がる場所、相手がとりずらい場所に常にボールを配給したり、ボールを保持したりすることができています。
これは実はとても難しいことで、常に頭をフル回転させてアイデアを出し続け、それを正確に実行し続けるという、プレーの正確性と継続力が彼の優れた点です。
イニエスタは世界最高のチーム【バルセロナ】の象徴
バルセロナというチームは、クライフなどの美しく勝利するパスサッカーをチームの哲学にしています。
そのパスサッカーに必要な選手は、フィジカルが強い人でもなく、スピードがある人でもありません。
それは、「テクニックに優れた選手」です。
テクニックには、足元の技術に加えて、頭の良さも含まれています。特にバルセロナの中盤は、試合を作るための頭の良さが求められます。
そのテクニックを象徴する選手は、グアルディオラに始まり、シャビ、そしてイニエスタに引き継がれました。
イニエスタの優れた点は先ほどの動画で紹介しましたね。
サッカーフィジカル時代に突入した今、イニエスタのような選手は絶滅危惧種になってくるような気がします。事実、イニエスタの次の才能を持った選手がバルセロナから出てきていません。
セルジ・ロベルトはいい線まで来ていましたが、今はSBで才能を発揮しています。残念。
そのバルセロナの哲学を受け継ぐ最後のセントラルMFが、日本に来てくれるんですね~。
イニエスタがもたらす効果は?
日本は2010年のワールドカップでスペインが優勝してから、スペインのパスサッカーに憧れを抱き続けています。日本サッカー協会は、ユース世代で子どもたちに解くに足元の技術を教え込むように、指導しています。
そこで今回のイニエスタ移籍です。
なんとイニエスタ、下部組織の育成にもアドバイザーとして入るそうです。また、バルセロナから指導者を連れてくる案も出ています。
この活動は、サッカー協会の政策の大きな助けとなることが期待できます。
まず、日本人が大好きなバルセロナの、象徴とも言えるイニエスタが来てくれたことで、皆がヴィッセル神戸の試合を見に行くことでしょうし、子どもたちはヴィッセル神戸の下部組織に入ることを目指すようになるでしょう。
ヴィッセル神戸のバルセロナ化ですね。
スペインのサッカーを真似たければ、当たり前ですが核となる人を連れてこればいいんですよね。それをやってのけた三木谷社長の今回の行動は、間違いなく日本サッカーの転換点となると僕は考えています。
Jリーグが盛り上がるだけでなく、これまでは必死に真似ていたスペインサッカーを、間近で多くの日本人が見て、学ぶチャンスがやってきたのです。
正に明治時代の日本と同じ。また一段高いレベルに上がっていけると僕は思います。
三木谷社長とイニエスタの英断に感謝!日本サッカーの未来は明るいぞ!
早々に辞められないようにだけ注意してくれ~。