君の前に

初めてボールを置いてみる

君は一瞬だけ僕の顔を見るや

迷わず前にボールを蹴る

蹴る

蹴る

蹴る

連続する蹴りがいつしかドリブルとなっていく

まだ進みたい方向にはゆけないけれど

確かに前に運んでいる

誰しも最初はボールだけを見て

いつしかドリブラーは相手を見る

君はまだボールを追いかける

でもいつか君とボールが一体となる可能性に満ち溢れている

君は今日からどこまでゆくのだろう

顔を上げて

相手はいない

ただあるのは目の前に広がる自由な地

君のドリブルはどこまでもゆける

カテゴリー: LIFE

勇樹

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