お疲れさまです。
最近は日本サッカー協会のe-learningでリフレッシュポイントの獲得に勤しんでおりまして、毎朝家族が起床する前に勉学に励んでおります。
それと、PIVOTチャンネルでは毎週火曜にサッカー番組のLIVE配信が始まりましたね。
僕はフルリモートで仕事をしているのですが、これまではYouTubeで音楽やラジオを流しながら仕事をしていました。
ですがW杯期間中は、PIVOTがフットボール特番での木崎さんミムラさんの対談を毎日配信してくれていたため、ずっとそれを聞いていました。
完全にPIVOTの人気コンテンツとなったからか、こうして定期配信があるのは嬉しいことです。
ブログを再開した当初は自分のことを書いていましたが、サッカーコンテンツに触れているとサッカーに関するテーマが思い浮かびます。
前回は大学時代の自主練習を取り上げましたが、今回は高校時代にやっていたことを取り上げてみたいと思います。
高校時代は進学校に通っていたこともあり、練習時間は限られていました。
- 練習時間はどんなに長くても2時間
- 朝練は基本ナシ(冬場は朝練アリ、授業後だと体育館が他の部活で埋まっているため)
- 毎週月曜は必ず休み
- テスト期間は1週間休み
高1の時にインターハイ全国大会に40年ぶりに出場はしましたが、基本的にはプロや強豪大学への進路を目指す人は0人なのでサッカーだけに本気という選手はおらず、文武両道を目指すような学校でした。
なので自主練を精力的に行う雰囲気はなかったため、僕も当時は自主練をするのはもっぱら土日に家の前の小学校のグラウンドで軽くボールを蹴るくらいで、高校時代はほとんどしていませんでした。
代わりに、高校時代は練習であることを徹底的に行っていました。
それは、左利きになることに特化した練習です。
つい先日、遂に僕の心のアイドルであるリオネル・メッシ選手が引退してしまいましたが、小学生の時に16歳の彼がバルセロナでデビューしてからというもの、彼の試合ハイライトを見逃したことはないほどメッシに憧れた僕は、中学生時代に左足のキックを練習して両足でプレースキックを行えるようになりました。
ただ、ドリブルを完全に左足のみで行うことはできませんでした。
今は完全に両利きとしてやらせていただいており、なんなら左利きに間違われることも多いくらいになったのですが、高校時代までは完全に両利きとは言い切れませんでした。
両利きになるための最終段階として、高校ではキック意外の部分で左足の上達に徹底して取り組みました。
前段がとっても長くなりましたが、今日は逆足の精度を上げて両利きになるための練習方法を紹介したいと思います。
両利きになるメリット
まず前提として、両利きのメリットは何かを整理しておきます。
まずプレー面においては、両利きであることで左右どちらでもシュートが打てる、ドリブルで抜いていけると、相手DFにとってはどちらを注意すべきか定めづらいため、脅威となれる、優位になれる可能性が上がります。
そうなると自然に試合中では相手に勝りドリブルで抜いたりシュートまで持って行けたりチャンスメイクできたり得点できたり、といった機会が増え、味方からの信頼も増し、更には監督やコーチへのアピールにも繋がります。
つまりは、試合に絡めるチャンスが増える、スタメンになれる可能性が上がります。
実は僕の兄も現役時代は両利きだったのですが、その兄から中学生の時に左足を練習するようアドバイスされた時に言われたのは、
両利きになれば右サイドでも左サイドでも出れるから、試合に出れる可能性が上がるぞ
でした。
結果として、中1の秋からは先輩たちの試合では左サイドでスタメンを確保したので、まさに兄の言った通り。
その後も高校、大学、社会人でも両サイドできるという強みがあるからこそ、ポジションにこだわらず試合に出ることができたように思います。
もちろん、そうなると便利屋になってしまうというデメリットもありますが…とはいえ試合に出ることがやはりサッカーを楽しむ上でのベースになるので、試合に絡みつつ、試合の中でも相手の優位に立ち、チャンスを作ったり結果を残したりしやすくなるのが両利きのメリットです。
練習では逆足だけを使う
ここからは実際の練習方法についてですが、完全なる両利きになるための練習方法は至ってシンプルです。
練習では常に利き足ではない方の逆足のみを使うという個人ルールのもと、チーム練習に励むことです。
監督や周りのチームメイトからなんと言われようとも、このルールを徹底して自分に課して毎日のチーム練習に取り組むことで、2〜3年が経過した3年生時には完全に両利きになることができます。
というか、なることができました。
ただ、これには前提条件が1つあります。
キック(パスやシュート)は最低でも、利き足と同じレベルにしておく必要があります。
逆足のキックのトレーニングについては次の記事で紹介していますので、まだ逆足のキック精度が上がっていないのであれば、まずはそこから始めるのが良いです。
なぜならキックがままならないままチーム練習で逆足だけを使っていると、精度の悪い逆足のパスで練習中にチームメイトに迷惑をかけてしまうからです。
チーム練習はチームメイトと一緒に行うトレーニングセッションがほとんどなので、キックの練習が必要ならまずは自主練習で磨きましょう。
必ず逆足でトラップする
逆足のキックが利き足と遜色ないのであれば、チーム練習で逆足のみに特化した練習が可能になります。
ここで一つ考えたいのですが、逆足だけを使うとなった時にどんなことを意識するのが良いでしょうか?
例えば僕は当時参考にしたメッシ選手のプレーを見てみると、左利きのメッシ選手は味方からパスを受ける際に、左足側にボールが来たらもちろん左足でトラップしますが、右足側に来てもほとんどの場合左足でトラップします。
やはり人は自分の得意な方の足でプレーしたいので、可能な限り利き足でトラップするはずで、もし利き足ではなく逆足でトラップせざるを得ない時も、2タッチ目は利き足側にボールが来るようにトラップをします。
なので、逆足の練習では常にこの反対のことをします。
僕であれば逆足が左足だったので、左右どちらに味方のパスが来ても必ず左足でトラップし、2タッチ目も左足で触れるように左足側にトラップでボールを流すことを心がけます。
逆足でトラップをする際には必ず2タッチ目も逆足で触らざるを得ない位置に置くと、パスを受けて次のパスを出すまでの一連の流れが常に逆足になるので、常に利き足ではない方の逆足のみを使うというルールに則ってプレーすることができます。
必ず逆足でシュートを打つ
このトラップを意識すると、シュート練習などでは逆足でシュートを打たざるを得なくなります。
シュート練習においては、どちらの足でシュートを打つかまで細かく指示されることは少ないので、自分で自由に決めれるとなると通常はやはり得意な足で打ちたくなるものです。
ただ、逆足でトラップし、なおかつ2タッチ目も逆足で触らざるを得ない位置におく意識を持っておくと、シュート練習などでは逆足でシュートを打たざるを得ません。
これもまた両利きになるための重要なステップでして、やはり苦手な足でもシュートが打てるのとそうでないのとでは、特にFWなどの攻撃的な選手においては対峙する相手DFにとっても厄介な存在となれるかどうかに関係してきます。
相手DFにとって怖くないFWは監督やコーチとしても「この選手を使いたい」と思わせる要素が薄まってしまうので、左右どちらからでもシュートを狙ってくる選手であればその逆に、「この選手ならチャンスをモノにしてくれるかも」という期待が持てます。
となるためにも、普段のシュート練習はもちろん、対人メニューでも積極的に逆足でシュートを打ちたいところです。
また、最初はシュート練習で逆足で打ちまくるのがおすすめで、可能ならシュートが枠に飛ぶようになってきたらシュートありの対人メニューでも積極的に狙いたいところです。
というのも、シュート練習のように形の決まったシーンはなかなかなく、やはり逆足のシュート精度を磨くためには実戦に近い対人メニューで練習するのが大事です。
そうすることで、公式戦へ出場するためのアピールの場となるゲーム形式でも、積極的に逆足でもシュートを狙うことができます。
逆足ルールの注意事項
トレーニングセッションの後半は対人メニューやゲームなので、アピールの場となるゲームではこのルールを厳格に課す必要はありません。
サッカーも何でもそうですが、いきなり応用編に入るのではなくまずは基礎を徹底して、段階を一歩ずつ上げていくのがよろしいです。
まずはおいたボールを逆足で蹴れるようになる、次は動いているボールを、そしてシュートを。
そうしたら練習の中でもパス練習やドリブル練習といったトレーニングセッションの最初のメニューで頻繁に使っていく、練習の流れの中でも右足と遜色のないレベルになったら、より実戦に近い対人メニューで、そして最後はゲームでも積極的に、という流れです。
いつも忘れてはいけないのは、両利きは手段であって目的ではないということです。
両利きを目的にすると試合に絡むことや試合で活躍することを忘れてしまいますが、大事なのは試合に出て結果を残すことです。
そのために過程の一つとして両利きを目指すだけにすぎず、残念ながら両利きになったとてプロにはなれません。
ある意味で、悲しいことに僕が証明済みなので…。笑
ただ、メリットでも話したように良いことはたくさんあるので、チームメイトに迷惑をかけず、監督やコーチの信頼を落とさないように、自分なりに練習でどのくらい使うかは自分のレベル段階に沿ってコントロールしてもらえたらと思います。
高1〜高3まで実践した結果
最後に、僕の事例を紹介して終わりたいと思います。
僕はサッカーを始めた小学生の頃は完全な右利きでしたが、中学1年生の時に兄と必死に朝練で左足のキックを練習したことで中学生時代は左足でもプレースキックが蹴れるようになり、試合の流れの中でも左足でボールを蹴ることへの抵抗がなくなりました。
そんな状態で高1の時はとにかく試合メンバーに入って試合に出たかったので逆足のみトレーニングはせず、左足に特化した習慣を始めたのはプリンスリーグが終わった高1の冬頃からでした。
最初の基礎練習など対人メニューの前までは左足のみで行うようにし、1学年上の先輩たちが卒業した高2の夏休み前からは、対人メニューまで左足で取り組むようにしました。
当時、監督から嫌われて試合には全く絡めずにいたものの、”自称”真のエース(笑)として君臨し、誰も僕からはボールを奪えないし、練習の最後のゲームでは自分が入ったチームは自分が必ず複数得点するので勝つ状況だったので、最高学年になってからは正直ただ練習しているだけではおもしろくなかったたため、ハンデの意味も込めて左足だけでゲームの前まで練習していました。
キャプテンからは何してんだと笑われましたが、でもあそこまで高校時代に徹底して続けたことで、大学や社会人時代はすっかり左利きと間違われるようになり、結果としてメッシ選手のような左利きプレイヤーになるという夢を実現しました。
(プレー内容はさておき。笑)
目指す両利き究極形態はデンベレ選手
逆足トレーニングで目指す究極形態は、やはり昨年のバロンドーラーであるデンベレ選手です。
彼はドリブルの途中でも右利きのドリブルから左利きのドリブルにスイッチすることで、相手DFを混乱させてスルスルと抜いていくことができます。
これができるのは自分の利き足がどっちか明確に言えなくなるレベルまで来なければなりませんが、ここまで両足を同じレベルで使えるとある意味で特殊なプレイヤーとなりえます。
こんな風になれたらイイですね。
最後に、メッシ選手の引退を記念してDAZNの特集動画も載せておきます。笑