お疲れさまです。

本日はシルバーウィークの最終日、昨日から家族で姫路・神戸旅行に行っておりました。

我が子も2歳を過ぎ、昔よりも旅行の負担は減りましたが、

とはいえ、やはりまだ1泊2日が良さそうです。笑

この旅行の最中に、僕は危うく息子との約束を破りそうになったのですが、寸前でそれを回避しました。

つい大人の事情で約束を破るのは仕方のないことと思ったのですが、やはりそうではなく、そして約束を破らず守ってみたことで気づいたことが多々あったので書き残しておこうと思います。

忙しくてつい子どもに最初に言った約束を破ってしまいがちな親御さん、破ってしまった時にどう対処したら良いか悩んでいる親御さんの参考となれば幸いです。

子どもは約束を覚えている


今回の旅行の最後に、神戸の東遊園地に行きました。

ここにはレストランがあったので、ここでランチをと思い寄ったところ、息子が大大大好きな噴水がありまして、目をキラキラさせながら「あそこで遊びたい!」と息子から言われました。

実際にはまだ話せないので喃語でですが、週1でイオンモールの噴水に通っていることもあり噴水に目がない息子です。

ただ、既に13時を回っていてだいぶ遅いランチになっていることもあり、噴水で遊んでしまうと確実に1時間コースなのでまずは腹を満たさねばと

「お昼ご飯を食べた後で行こうね、オッケー?」

「ウン」

と話してその場は終わってランチに行ったのですが、初めての神戸という地で行動していることもあり、疲れも溜まったのかランチ中にグズってしまい、レストラン内で途中から昼寝に入ってしまいました。

時間は既に14時を回っており、15時台の新幹線に乗れたら家には17時には着くので、翌日に疲れを溜めずに旅行を終えられると考えた僕と妻は、息子に伝えずに噴水で遊ぶことは諦めてその場で15時半の新幹線を予約し、息子を抱っこしてタクシーで新神戸駅まで行くことにしました。

息子はそんな計画になったなど知らず昼寝を続け、さあタクシーに乗ろうかとドアを開けた時に起きました。

絶叫。

あちゃー起きちゃったかあと思いつつも、もう行くしかないのでそのまま抱っこでタクシーに乗せました。

新神戸駅までの道中、最近はもう一端のイヤイヤ期に突入していることもあって泣かれることになれてきてはいますが、いつも以上に泣き叫ぶ息子を必死で

「ごめんね、また行こうね」

「新神戸駅で新幹線に乗ろう、新幹線好きだよね?」

となだめますが、効果はゼロ、より「そうじゃない!違う」と言わんばかりの怒号を発しながら、来た道を必死に指差ししていました。

耐えろ…駅まで着けばこっちのもんだ…と僕は自分に言い聞かせながら、タクシーのおじちゃんも苦笑いしながらもようやく駅が見えてきたこともあり、タクシーで片道2000円もするので戻るなんてあり得ない、ここまで来ればさすがに諦めてくれるだろう。

と思いきや、もう1ギア上げた泣きをし始め、タクシーから降りてもガンとして出入口から動かず、公園の方向を指さし続けました。

ここで僕もようやく

「大好きなこと、楽しみなことの約束だからそりゃ覚えてるよなあ。」

と我に帰りました。

約束を破られた時の負の感情は強烈に残る


それともう一つ思ったのが、

「ここでもし僕が無理やり抱っこして新幹線に乗ったら、息子にこの旅行の最後に何が残るだろう?」

という問いでした。

もちろん息子に聞いても喃語でしか返ってこないので自分の頭で想像する他ないのですが、僕の中でのこの問いに対する答えは

「お父さん(とお母さん)は僕が楽しみにしていた約束を破った、という強烈な負の感情、そしてもしかすると嫌な思い出も残ってしまうだろう」

でした。

時計を見ると、新幹線の乗車時間まで10分を切っていました。

妻はその間も息子を宥めながら心配そうに僕も見ており、僕は咄嗟に

「新幹線の時間を変更できるか見てみるよ」

と言いました。

これまで新幹線より飛行機を多く使っていたこともあり、かつ新幹線の時間を変更したことがなかったので知らなかったのですが、なんとJRは変更にかかる手数料が無料。

予約の変更について|スマートEX

マジか!!!

タクシー代の往復、追加でしめて4000円。

いや仕方ないか、息子の楽しみを奪わずに済むなら安いものと考えよう。

「よし、戻ろうか」

と妻と息子に伝えたところ、息子はまだなんのこっちゃで泣き喚きつつ、妻は少しホッとした様子でした。

「もう一回タクシーに乗って、公園に戻ろうね」

と伝え、初めはまだ怒ってはいましたが、徐々に公園に戻っていそうな気配を感じ取りめ落ち着きを取り戻し、公園に着いた時には「こっちこっち!」と妻と僕を案内していました。

約束を守るために多少のイレギュラーを受け入れる


帰ってきてから妻と話した時、息子が一番楽しそうにしていたのは神戸のアンパンミュージアムではなく、噴水で遊んだあの時だったねと意見が一致しました。

それほど息子は楽しそうに、満足そうにしていました。

1時間ほど遊んでから帰るとなった時も、グズらずに準備して駅に向かい、新幹線から家までも夜遅くはなってしまいましたが元気に機嫌良く帰ってきました。

今回は当初の計画が崩れ、イレギュラーな形となって息子との約束を諦めさせざるを得ない状況となり、とはいえ本来の約束を守るために変更した計画を更にイレギュラーとして受け入れることで、先ほどの結果になりました。

普段は仕事でもプライベートでもイレギュラーがあっても自分の思うような形に捩じ込む、言いくるめて収めるような人間でして、納得しない限り人のプランには乗らないのですが、今回なんか個人的には納得できないところの方が多々あったものの、状況としてもそうせざるを得ず受け入れてみるという形を取ったことで、自分では想像もつかなかった結果になりした。

約束を守るためにイレギュラーな計画変更をしたことで、これまでに得たことのない何かを得た気がします。

イレギュラーをそのまま受け入れそれに乗っかることで、思ってもみない結果に出会えることがあるという新しい発見、そして自分自身の判断力の変化といったところでしょうか。

約束を守ることは子どもの期待を裏切らないこと


今回の出来事を通して、できない約束はしない方がいいというつまらない結論を述べるつもりはなくて、子どもとは小さな約束をすることが必要で、それがあるから子どもは少し先の未来に期待や楽しみを持てるのだと思います。

その約束を守るということは子どもの期待や楽しみを裏切らないことであるし、それを叶えることで、子どもにとっては良いプラスの感情にります。

今日、僕がこれをマイナスの感情にせずプラスの感情にできたことは僕の約束を守り期待を裏切らなかった行動による結果であり、寸前で多分こうした方が良いと考えた計画ではなく、シンプルに息子と交わした約束を守るという判断に変えたことが要因でした。

時には約束を守ることよりもこうした方が良い方を選んだ方がいい時もあるでしょうが、でもやっぱり約束を守ることの醍醐味を知れたこと、それによって得られることを知れたことで僕はより一層約束を守ることの重要性に気がつけた気がします。

約束を守ることで子どもからの信頼の積み上げる


約束を守ることは大事であるし、子どもにとっても親を信頼する機会、キッカケになります。

先ほども言ったようにやっぱり約束があること、そしてそれを守ることは、普段の関わりの中で培われる信頼とは別の形で生じ得るものです。

自分を「見てくれている」という安心感による信頼の積み重ねも大事で、とはいえこういった約束をし、それをしっかり守ることで「自分を大事にしてくれている」という安心感による積み重ねも必要なのだろうなと思います。

これからも、僕は多分息子や妻とも約束したことを守るか、目の前のこうすべき方を選ぶかの二択に立たされることがあるでしょう。

今回のようにそれが良い方向に行くこともあれば、自分がこうすべきと思ったことから得られるであろう結果よりも微妙な結果になることもあるでしょう。

約束を破ってでもこうすべき、という選択肢についてきてもらって、結果的にそうして良かったと納得してもらえることもあるでしょう。

でもやっぱり「この人は自分との約束を守った」という感情が芽生えることの価値を思うと、どんな選択肢を取るべきなのかは見えてくるなあと思う次第です。

約束しよう。

約束は守ろう、子どもの期待を裏切らないように。

子どもからの信頼と、ひいては人を信じるという心を養うために。

カテゴリー: EDUCATION

勇樹

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