お疲れさまです。
本日、妻実家への帰省から無事戻ってきました。
とてつもなく疲れました。
日数にして5泊6日。
妻実家にいたのは3泊4日ですが、前泊と後泊をしたので合計すると上記日程でした。
うーむ、なかなか無謀でした。
妻と息子には申し訳なさでいっぱい。
というのも、帰省中になんと体調不良で寝込んでしまい、後泊中もフラフラでした。
なんなら今もまだ治っていない…
無理は良くないな、長すぎは良くないな、と学びになる帰省だったので、0歳児と帰省する際はどんなにゆっくりしたいと思っても1泊2日がおすすめな理由をまとめてみようと思います。
5泊6日で失敗した身として、かなり参考になると思います。
移動距離と疲れの蓄積は比例する
まず、当たり前ですが旅行も帰省も大前提として、移動距離(移動時間)が長ければ長いほど、疲れの溜まり具合が増していきます。
例えばサッカーの遠征なんかでもプロ・アマ問わず当てはまりますが、長距離移動の後の試合の方が、ホームでの試合よりも明らかにパフォーマンスが落ちます。
それはやはりプライベートも一緒で、遠い場所に帰省すると、その分移動の疲れが溜まった状態で到着するので、帰省自体を楽しむ素地がすり減った状態のスタートになってしまいます。
帰省中に体力回復するのは一人で帰省する時だけ
「到着した時点では疲れていたとしても、長く滞在すればその間に体力も回復するのでは?」
と思う方もいるでしょう。
いえいえ、そんなことはありません。それはまだ結婚していない一人の時だけです。
夫婦でお互いの実家に帰省すればどちらかが気疲れを起こしますし、これが0歳児もいるなら尚更です。
例えこれまでは帰ればゆっくり落ち着いて体力が回復した実家だとしても、その実家で”子どもと生活する”ことには変わりありません。
それはつまり、実家での時間は家の時間となんら変わりないことを意味します。
となると、やはり普段の生活と同じくらいの体力を実家でも使うわけです。
どんなに洗濯をやってくれて、料理を作ってくれて、物品を揃えてくれても、それだけではなかなか子育ての負担ってのは減らないんですよね。
故に、長く帰省しても疲れは取れないし、なんなら帰省期間が長くなればなるほど、疲れもさらに溜まります。
実家は我が家のような完璧な配置にはなっていない
実家の帰省で疲れが溜まる理由として、「両親との関係」というXファクターは挙げません。
それとは別の、どなたにも当てはまる理由を挙げましょう。
それが、「実家は我が家のような子育てに特化した完璧な配置にはなっていない」という点です。
これは地味にバカにできなくてですね。
例えば、子どもがウンチをしてオムツを替えている時に、おしっこもピューとしたとしましょう。
替えていたオムツにかかっちゃってもう一つ必要だわ、あ、でもその前にもう一回お尻とおしっこがかかった体も吹かなきゃ、服脱がさないと…服どこだっけ?
カバンから出して…あ、やばいギャン泣きだ、まずは拭いてあげよう。
アタフタあたふた。
当たり前ですが、家ではこんなことすでに体験済みなのでそういう時もある想定で、オムツやお尻拭き、服、その他保湿クリーム系が完璧な場所に配置されています。
それが残念なことに、実家ではそうはなっていません。
物品をたくさん買ってくれていればいるほど、どこに何があるかわからなくなるのが悲しいところです。
子どもの行動範囲が広がると目が離せない
オムツ替えは何とか乗り越えたとして、次に待っているのが子どもの見守りです。
これも地味に油断できなくて、というのもやはりこれも家は色々な場合を想定して大きめのマットを敷いていたり、口にできないような形のモノで物品を隠したり、机の角にコーナーガードを置いたりといった工夫がされています。
ただ、実家にはもう自分の子どもと同じ歳の子がいたのはもうはるか30年前なので、そんな設備はありません。
買ってくれている場合もありますが、やはり普段から0歳児の行動を見ているわけではないので、完璧な備品配置にはなっていないため、結局自分たちで子どもを見守らなければなりません。
人見知りが始まっていると親戚に子守りをお願いできない
そしてこれが一番辛いところですが、せっかく帰省をしたので束の間でも子どもを見てもらい、夫婦2人だけの時間を、と誰しもが思うでしょう。
ですが0歳児を育てている間、そんな時間は取れないと思った方がいいでしょう。
子どもの人見知りが始まっていると、初めましての自分たち両親以外の方に抱っこされると泣きます。
秒で泣きます。
結果、すぐに自分たちで抱っこすることになります。ギャン泣きすると座らせてもなかなか泣き止まないので。
普段から顔を合わせていればいいのですが、長距離の帰省になるような実家にそう簡単に帰っているはずありません。
つまりは貴重な対面機会な時に、子守もしてもらおうなんてことはできないという悲しい側面があります。
泣き姿を見てもらう、くらいの気持ちで行くのが良かったんだなと今となっては思います。
そうしたければ、祖父母と一緒に、あるいは近くに住んで任せれるようにしておくか、ベビーシッターに定期的に来てもらうほかありません。
ちなみに、3泊すると3日目あたりから祖父母にも慣れてはくるのですが、抱っこまでは許さないようです。これはウチの子だけかもしれませんが…
0歳児との長距離帰省は1泊2日がおすすめ
という大変な点を羅列した結果を踏まえ、僕らの経験も込みで長距離帰省は1泊2日で納めることを強くおすすめします。
メリットとしては、
- 1泊2日の間は疲労困憊になるが、大変なのは2日間に留まる
- 荷物を大量に持っていく必要がない(買ってもらう必要もないので祖父母の負担も減る)
- 2日間抱っこ時間が増えてもまだ腕は耐えれる
- 慣れない部屋での夜泣きが酷くても、1日ならまだ耐えれる
こんなところでしょうか。
帰省を楽しく次もまた帰りたいと思えるように
以上、メリットを並べましたが、仮に1泊2日でチャレンジしてみて「もっと長く滞在すればよかった」と思ったのであれば、2回目でそうすれば良いです。
最初は絶対、1泊2日がおすすめです。
で、「もっと長く帰省すればよかった」という想いはむしろ幸せな状態で、いきなり長期帰省にチャレンジしてしまうと、反動で僕のように「もう二度と帰省しない」と思ってしまします。
多分祖父母も、やっと帰ったかとホッとしている気持ちも帰省期間が長くなればなるほどあるでしょう。
短ければ、寂しさもありますが、また来て欲しいという楽しみが祖父母にも残るはずです。
これからも帰省を楽しみにできるように、少なく小さく始めるのが良いのかなと思います。