基本的に最近の朝は起きてから、
- ベッドメイキング
- 5分間の瞑想
- お湯を飲む
- 机に向かいブログを書く
- TOP POINTの本1冊分のまとめを読む
- 筋トレをする
以上の流れが定着している。
どうしてもやらねばならないことがある時以外は、これらのルーティンを崩さないようにしているんですね。
昨日の夜のブログに書いたように、今週のモヤモヤが無事解消してくれたので、今日は朝から気持ち良くてですね、天気も快晴でした。
嬉しい。
今日は地元に帰ってオヤジの知り合いの整備工場に車検を出す予定を入れていたので、朝7時半に家を出発して3時間かけて地元に戻ってきました。
こういう日はルーティンが崩れてしまいますが、それは仕方ないと割り切ることも必要です。
そうだ、墓参り行こう
よっぽど予定が立て込まない限りは、基本的に地元に帰省した際は墓参りに行くようにしています。
冬だと僕の地域はかなり雪が積もってしまうためさすがに行けないのですが、春~秋の帰省では雨の日であっても問題はありませんよね。
行くようになったのは、社会人2年目のサッカーコーチの時からです。
選手たちと住んでいた寮の近くに母方の両親のお墓があってですね、当時は丸一日休みをもらったのは年間で両手で数えるくらいでして。毎日を忙しく過ごしていて、急にぽっかりと時間が空くとそれはそれで「何をしよう…」となるのが人間です。
不思議ですね。
買い物に行くにしても美味しいものを食べるにしても、当時は本当にお金が全く無かったので無理でしたし、どっか行くにしてもなんやかんやで別カテゴリーの練習やら小学生のスクールやらがあったり、夜は必ず寮の点呼があったりでそれもできず。
「じゃあ何する?」となると、墓参りしかないわけですよ。
てなわけで、ちょっとした空き時間ができた時は、お墓に行って掃除して、ボーっとして帰ってくるということを楽しみにしていました。
「え…大丈夫?」と引かないでくださいね。(笑)
そんなこんなでそういう習性がついてしまったようで、今の仕事に転職しても地元に帰省した際は墓参りをルーティンとしています。
母方の両親だけではなく、父方の本家のお墓も行くようにしています。
墓参りは気分転換になる
都会の人たちはどこにお墓を立てているのか分かりませんが、僕の家族は町外れの山の中にお墓を立てています。
そのため墓参りに行くことはつまり、大自然に癒されに行くこと言い換えても過言ではないのです。
そのことに気づいたのがサッカーコーチ時代でして、当時は仕事できないお金ない時間もないの三重苦でストレスが溜まりに溜まっててですね。
一度プッツン切れてしまって、監督コーチ陣に連絡せずにサボってしまいました。
改めて社会人として失格だったなとは思うのですが、あの時はそれくらい追い詰められていたんですね。
記憶ではめちゃめちゃ辛かったのですが、読み直すと大した事無さそうに書いていますね。(笑)
とはいえ、追い詰めていたのは誰でもない自分自身なんです。今では笑い話にできますが、その時はまったく笑えませんでしたね。
少し暗い話になりましたが、次の日コーチたちに怒られたのは言うまでもなく。
でもその日に読んだ時に海を見よ (双葉文庫)だったり、久々に山の中で鳥のさえずりや風の音を聞いて心が落ち着いたことは確かです。
気持ちを新たに切り替えることができ、その後の転機につながったような気がします。
墓参りでは先祖に報告をする
お盆以外にも墓参り行ってますと言うと、「うわ意識高い系じゃん」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、全然そうではないんですね。
特に何かご利益が欲しいとかでもないし、先祖やじいちゃんばあちゃんにゴマするために行っているわけでもありません。
強いて言うなら自己満足で、サッカーコーチの時に現実逃避の場として弱かった僕を受け入れてくれたので、そのお返しといったところでしょうか。
僕は墓参りに行ったら、必ず前回からの今まであったことを報告するようにしています。仕事やプライベートのことをざっくばらんにですね。
「○○して、結果こうだったよ。悔しかったわ。Aさんていう人と仲良くなったよ。今後も楽しそうだ」とか。
もちろん何かそのことに対して返事が欲しいわけでもなく、これもただの自己満足ですね。
先祖やじいちゃんばあちゃんは返事こそしてくれませんが、思う存分聞いてくれます。
お盆の時は家族の他の人もいるので、手を合わせて、「頑張ってるよ。これからも頑張るよ」ですぐ終わりですが、お盆以外に行くときは一人なのでずーっと話せます。
もちろん心の中でですけどね。独り言を言っていて誰かに見られたら恥ずかしいですもんね。
墓参りでは必ず宣言をする
報告だけは個人的に嫌なので、必ず「次までにこう頑張るよ」という宣言もするようにしています。
例えば今回であれば、昨日の記事に書いたように「思い遣りと寛容さを仕事とプライベートでの人間関係で大事にしてみるよ」といった感じですかね。
他にもいろいろと宣言してきましたが、宣言通り実行できたこともあれば正直できていないこともあります。
それでも先祖やじいちゃんばあちゃんは笑いはしませんし、褒めもしません。
ただ黙って、僕の宣言を聞いてくれます。
僕も何か言って欲しいわけではなく、決意したいだけなんです。
弱い人間なので。誰かに言わないとすぐに忘れてしまうので。
姿勢を見せる
墓参りに行くようになってから、車の中には常に掃除用ブラシを入れています。
いつ「あそうだ、墓参り行こ」となっていもいいようにと、最高の準備としてですね。
みなさんご存知のように、バケツとひしゃくは霊園で借りることができるので、あと最低限必要なのはブラシだと僕は思っています。
もちろん他にもお花や線香、ライターといったものもあれば素晴らしいのですが、そこまでするとさすがにじいちゃんやばあちゃんも「いや、そこまでしなくてもいいよ」と言ってくれると思います。
ですので、ふらっと行くときは最低限の準備で、でもきちんと敬意を払える最高の準備をして行くのが良いというのが僕の考えです。
みなさんも、帰省の際はぜひ墓参りに行きましょう。
先祖の方々も喜んでくれるでしょうし、自分自身の気持ちを新たにすることができます。
エンジョイするものではないんですが、そのくらいの気分で来てくれた方が先祖の方々も嬉しいのではないでしょうか。
エンジョイ墓参り!