関東ってところは所狭しと家が立ち並び、ビルが高い。ちょこちょこ関東に遊びに行くことはありますが、やはり慣れない場所です。

そんな地域に、9月から移り住むことになりました。

まさか30手前の29歳で、遂に上京することになるとは…。

これまでも関東に進出するかもしれない機会が何度か訪れたものの、結局そうならないことが続いておりました。

が晴れてこの度、いつもの未遂ではなく上京が決定しました。

ということで、夏休みを利用して部屋を決めて来ました。

この4年間、僕は毎年引越しをしています。もうね、立派な部屋探しマスターですよ。

部屋探しの際は、僕は両学長 リベラルアーツ大学の下記動画を参考に、不動産屋と物件交渉をしています。

今回の記事では、4度の部屋探しを経験した僕が、スーモを使って今回は千葉の優良物件をどうやって探し出したかについて解説します。

スーモで物件を探そう


関東への引越しが決まったら、まずはスーモに登録します。

SUUMO【公式サイト】 – 日本最大級の不動産サイトSUUMO

リクルートが提供しているスーモというサービスは、部屋探しのポータルサイトの中でも圧倒的な物件掲載数を誇ります。

また、基本的に1つの物件でも契約する際にはいくつかの不動産屋の中から選ぶことができるのですが、その取引先も選ぶことができるのがスーモの特徴です。

例えば、良い部屋ネットさんのポータルサイトで部屋探しをするとなると、良い部屋ネット系列の不動産屋が扱っている部屋しか掲載されていません。

ですが、スーモは不動産屋の系列に関わらず、日本全国ほぼ全ての部屋を掲載しています。

たまに、部屋がたくさんあると探せないという困り事を聞きます。

次の項で紹介する検索条件の絞り方手順を踏めば、たくさんの中から自分に合った部屋を探すことができます。

掲載されている部屋は多ければ多いほど良いのでご心配なく。

部屋探しの検索条件を絞っていこう


スーモに登録したら、次は部屋を探すための検索条件を考えます。

まずは大枠ですが、広島の時とは違い、関東なので通勤時間は1時間前後で妥協します。

通勤時間が30分以上になると幸福度が下がるとかナントカ言われていますが、僕は次の仕事が週2出勤になるので週2回の1時間通勤は我慢できます。

広島の時は通勤時間が30分だったので、倍にはなりますがね。

僕の次の職場は日比谷にあるので、そこから通勤1時間以内の地区をぐるっと地図上で囲んでみると、神奈川や埼玉、千葉が入ります。

東京23区だとやはり賃料が10万円を超えてくるので、月々のランニングコストを抑えるために今回の部屋探しは都心から少しズラし、とはいえ通勤に1時間以上かからないようにね。

ここまで決まったら、次は小枠を決めていきます。

僕の場合は、毎度下記で部屋探しを進めています。

必須項目

  1. 賃料:9万円以下
  2. 管理費・共益費込み、家賃カード決済可、初期費用カード決済可✅
  3. 間取:2LDK、45平米以上
  4. 駅徒歩:15分以内
  5. 方位:南東、南、南西✅
  6. バス・トイレ別✅
  7. エアコン付✅

※賃料、間取は収入状況と家族構成で変えてきました

※カード決済項目にチェックを入れると、築年数が高い部屋は自動的に沙汰されます

※南向き✅にすると南東・南西が外れてしまうので注意

オプション項目

  1. 位置:2階以上✅
  2. 追い焚き風呂✅
  3. インターネット無料✅

ここまでチェックを入れると、だいぶ部屋の数を絞ることができます。

2LDK物件は松戸市〜船橋市エリアでヒットする


上記の条件で検索をかけると、ヒットしてきた地域は

  • 神奈川:川崎市よりも西武
  • 埼玉:川口市よりも北部
  • 千葉:東京に近い松戸市〜船橋市

まず神奈川方面は候補から外し、埼玉と千葉の2択で考えていきます。

結果として埼玉を外すことになりますが、理由としては成田空港へのアクセスが悪いという点です。

僕は北海道に実家があり、奥さんは広島に実家があるため、関東に来て以降は帰省の際は飛行機を使うことになります。

その際に費用を抑えるためにLCCが飛んでいる成田空港を使うことになりますが、埼玉からだとアクセスが悪いのですが、松戸市・船橋市からだと1時間程度。

これはありがたい。

で、松戸市・船橋市はいざという時の羽田空港へも1時間半と、決して遠くはないという利点もあります。

まあ、空港を利用するのは2〜3ヶ月に1回程度だとは思いますが。笑

というわけで、松戸〜船橋のエリアの2LDKで目ぼしい物件に問い合わせしていきます。

9万円以下で2LDKの物件を10個リストアップできる


結果として、今回のスーモでの部屋探しでは上記の条件で、お気に入りに10件の物件を追加しました。

ここからさらに絞っていくわけですが、部屋の綺麗さや周辺施設の充実度といった観点も加えて、6〜8個にします。

ここで3つまで絞りすぎるのは危険で、なぜかと言うと問い合わせをしたものの、自分が内覧に行く前に契約が決まってしまうこともあるからです。

絞りすぎると、最悪の場合1〜2択になってしまい、そうなると不動産屋との交渉の際に焦りが出てしまい、価格を抑えることができなくなります。

また、初めて住む地域であれば、実際に内覧に行ってみると、予想よりもゴミゴミしていたり、思っていたよりも落ち着いているなど、周辺環境にばらつきがあるので、リストアップをする際は少しエリアを分散させることもおすすめです。

不動産屋は最低でも2社予約すべし


これまでの3回の部屋探しを経験し、分かったことがあります。

それは、僕ら契約者側は選択肢を持つことで、不動産屋に対して余裕を持って交渉ができるということです。

冒頭に紹介したリベ大の動画では、気に入った物件は複数の会社で相見積もりを取るよう勧めています。

スーモでも1物件に対して、3〜10社ほどの不動産屋が取扱店としてリストアップされます。

ですが僕の経験上、これまで気に入った物件をいくつかの不動産屋で案内してもらえるというケースが少なかったです。

そうなると、基本的には1不動産屋に対して、1お気に入り物件を見つけていく戦法を僕はとっていました。

1社目で決めるべからず


例えば今回の千葉での物件探しは、3つの不動産屋で相見積もりを取ることにしました。

  1. ハウスパートナー
  2. タウンハウジング
  3. ハウスコム

それぞれで、1つのお気に入り物件を探し出しておき、店舗に行ってさらに他にも2〜3ほどリストアップしてもらい、実際に内覧に行きました。

結果として、もともと第一希望で挙げていた物件が予想通り良いところだったため、内覧をした他タイミングで即決しました。

翌日に、どうやら別の方も内覧の予約を入れていた物件だったようで、目と鼻の先でラッキーを掴み取れました。

内覧終わりに店舗に戻ってきてからが勝負


内覧が終わって店舗に戻ると、ここから見積と契約意思の確認に入っていきます。

ここからが部屋探しの勝負どころです。

見積書が出てきますが、この見積書をそのまま鵜呑みにしてはいけません。

絶対に見積から外してもらわなければ、損をする箇所があります。

拒否すべき項目を伝えるべし


今回の僕が受け取った見積書では、次の3つが必要のないものとして追加されていました。

  1. 簡易消化器:14,520円
  2. 害虫駆除・室内消毒:16,500円
  3. 安心サポート:16,500円

こちらの3つは全くもって必要のないオプションで、リベ大の両学長も必ず契約前に外してもらうように勧めています。

ちなみに、害虫駆除に関しては店舗では強気で「外せません」と言われました。

その場では「そうなんすね〜」と言って帰宅しましたが、改めてLINEで

ちなみに確認ですが、これまで3回賃貸を契約した際の明細書を確認したところ、害虫駆除・室内消毒の項目を外すことができていたのですが…

こちら可能であれば、やはり外していただくことは可能でしょうか?

(初期費用を可能な限り抑えたいので…)

byまつ

とお伝えしたら、「かしこまりました」とのこと。

なんやねん、やっぱりいけるやんけ!

今回の契約で学んだこととしては、店舗で強気で拒否された場合は、「家に帰ってこれまでの引越しの書類を確認したんだけど〜」作戦で逆転できるというものでした。

最終的に、320,000円で提示された最初の見積書から、270,000円まで値下げすることができました。

不動産屋は強気でくるがビクビクするべからず


以上が、第4次まつの部屋探し大作戦の顛末でございました。

不動産屋さんは気さくに接してきますが、我々をカモとしか考えていません。

というと言い方は失礼ですが、相手への思い遣りを持って接する営業マンってのは、どの業界を見ても少ないですからね基本的に。

まずは自分の利益というなの売上のための言動を取りますので、それに言いくるめられていると高額の引越し費用を突きつけられます。

不動産屋にとって重要なことは、賃料よりも初期費用でいかに客単価を高めるかになります。

なので、賃料の値下げには気軽に応じて大家さんに連絡してくれますが、契約の際の初期費用の値下げにはそう簡単に応じてくれません。

こちらが多少なりとも知識を持っていないと、食い物にされてしまいますので必ず動画を見て、何を付けるべきでないかは気をつけましょう。

部屋探しは準備からしっかりと!


部屋探しは不動産屋との交渉も含め、最初の情報収集と事前の勉強が肝になります。

ここを疎かにした状態で不動産屋に行くと、不動産屋の売りたい商品を買わされることになります。

ヘタすると、事前に準備しておけば自分が少しも「住みたい」と思わないようなクソ物件を、あたかも優良物件であるかのように見せかけてくることもあります。

何度も言いますが、部屋探しはしっかりと準備して挑むことが大事です。

自分が見つけた納得のいく優良物件を、少しでも安く手に入れるためにまずはスーモに登録してリサーチすることから始めましょ。

カテゴリー: LIFE移住

まつを

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