突然ですが、みなさんに質問です。
ご自身の銀行口座はどこで開設していますか?
また、銀行口座はいくつお持ちですか?
という疑問に対して、今回の記事では僕の例を交えながらどこの銀行を使い、口座は何個持つ必要があるかを考えてみます。
結論から言うと、持つべき銀行口座の数は2つで、選ぶべき銀行は
- ゆうちょ銀行
- 楽天銀行
この2つになります。
この2つの銀行を利用することで、あなたの金融管理はオフラインはもちろんオンラインにも強くなります。
前提条件として1つ、この後に紹介する内容は僕が大学生から今までの20代で試した結果になります。
なのでもしかすると30代以降の方には当てはまらないこともあるかとは思いますが、とはいえ今後もこの2つの銀行を使う予定でいるので、その点も踏まえて参考にしてもらえますと幸いです。
まつをがこれまでに利用した銀行
まず、僕がこれまでに口座を開設した銀行を紹介します。
銀行名 | 開設 | 解約 | 使用頻度 |
旭川信用金庫 | 不明 | 社会人6年目(結婚) | × ※両親◎ |
ゆうちょ銀行 | 不明 | ー | ⚪️ |
北洋銀行 | 浪人生 | 大学4年生 | × |
りそな銀行 | 大学1年生 | 大学4年生 | △ |
三井住友銀行 | 大学3年生 | 社会人1年目 | △ |
楽天銀行 | 社会人1年目 | ー | ◎ |
こう並べてみると、僕がどこの出身か分かりますね。
銀行口座の数に関しては、大学生の時に一時期4つを同時に持っていたことがあります。
高校生まで北海道に住んでいた頃は、旭川信用金庫とゆうちょ銀行、北洋銀行の3つの口座を持っていました。
これらは両親が開設してくれたものですが、主には旭川信用金庫に両親からの積立金が、ゆうちょには僕の貯金が、そして北洋銀行は…とりあえず持っておけと言われてスッカラカンでした。笑
ただ、大阪の大学に進学したこともあり、旭川信用金庫と北洋銀行の2つの銀行口座は利便性が悪くなってしまいまして。
旭川信用金庫は両親とまとまったお金が必要になるタイミング(結婚とか)まで手を付けない約束だったので、ゆうちょ銀行ともう一つを探していたところ、当時はATM手数料が無料だったりそな銀行に白羽の矢が立ちました。
大学在学中にりそなが手数料無料を辞めたり、新しく働き始めたバイト先から支払いは三井住友銀行に指定されて口座を作らされたりと紆余曲折を経て、大学を卒業するタイミングで思い切って北洋銀行、りそな銀行、三井住友銀行の口座を解約して、代わりにネット銀行の楽天銀行の口座を開設しました。
楽天銀行の口座開設と同時に楽天カードも作りまして、僕の楽天への愛はここから始まったと言えます。
社会人になってからの20代はゆうちょ銀行と楽天銀行の2つ使いを続けてきましたが、何不自由のない家計管理を実現できています。
ちなみに、旭川信用金庫は僕が28歳で結婚したタイミングで、資金を全て引き出して結婚式&家族旅行に充てました。
銀行口座の数はクレジットカードの枚数とイコールが理想
個人の性格にもよりますが、僕は多くのものを持たない主義なので銀行口座やクレジットカードは必要最低限の数を利用することにしています。
その上で、僕は銀行口座の数は2つがちょうど良いと感じています。
その理由としては、口座を2つ持っておくと1つだけに比べて
- 支払いと貯金を分けることで家計状況が見やすくなる
- 貯金用を作ることで貯金額の推移が分かる
- 何かあった時にすぐに資産の移動ができる
上記のようなメリットがあると感じています。
ぶっちゃけ何かあった時、なんて時はないのですが口座が1つだけってのは心配なので2つ持っているというだけのことです。笑
その上で、それぞれの銀行口座に1枚のクレジットカードの支払いを紐付けておくと管理もしやすいです。
別の記事でも紹介しますが、故にクレジットカードも何を選ぶかが大事です。
ゆうちょ銀行のメリット
ここからは、僕がずーっと使っているゆうちょ銀行のメリットを紹介します。
ゆうちょ銀行はやはり何と言っても
- 全国どこにでもATMがある
- ATM手数料が0円
これに尽きます。
北海道の大空町に住んでいた時、東藻琴地区には近郊が一つも無くてですね。
地区のサイズも2km四方で収まるサイズでしたが、それでもやはり郵便局はあるんですね。
なので現金を下ろす必要がある時は、田舎はもちろん全国どこでも郵便局があるゆうちょ銀行は最強です。
そんな利便性最強のゆうちょ銀行が、手数料が0円ってのはなかなかのチート具合だと思います。
個人事業主などとはおそらく相性が悪いのがゆうちょだと思いますが、一般のサラリーマンであれば選んで損はないと思います。
ゆうちょ銀行のその他金融商品に惑わされなければ、ゆうちょ銀行はおすすめです。
ちなみに僕は今、JALカードの支払いをゆうちょ銀行に紐付けています。
楽天銀行のメリット
さてさて、お待たせいたしました。
ゆうちょ銀行の次に紹介するのは、本日の本命でもある楽天銀行です。
ネット銀行は他にも様々あって基本的にどれも便利だとは思いますが、僕は楽天ヘビーユーザーなのでこの銀行口座を選ばない手はありません。
メリットとしては、
- 預金額の高さに応じて、1ヶ月のATM手数料0円の回数が増える
- 楽天カード(や楽天証券)との連携が強い
上記点を挙げることができます。
一つの会社で銀行とクレジットカードの両方を運営しているところは少なく、先ほど紹介したゆうちょ銀行×JALカードのように、どうしてもブランドは別になってしまうことがしばしば。
そんな中で口座とカードの運営元を統一できる会社がいくつか存在していて、その代表格が
- 楽天
- 三井住友
この2社なります。
三井住友に関して、実は僕は大学の生協カードが三井住友カードだったため、社会人になると三井住友シルバーカードに変わったのでそのまま使用していました。
ただ、社会人1〜4年目までは北海道に帰っていたので、北海道のさらにはど田舎には三井住友銀行のATMなど存在するはずもなく。
存在したとて手数料がかったので、現金が必要な場面が多々ある社会人としてはこりゃ割に合わんなと、銀行口座を解約し、カードも三井住友カードを使う理由がなかったのでこちらも解約しました。
その反面、楽天銀行は貯金額が100万円あれば入出金がそれぞれ5回づつ、1ヶ月内で無料になります。
5回も下ろすことは滅多にありませんがこれが何ヶ月、何年と積み重なると大きな差です。
その上で、楽天には楽天銀行や楽天カード、楽天証券といった家計に欠かせない貯金・支払い・投資の3点を網羅しており、かつそれらが紐づいているのも特徴です。
楽天市場での日頃の買い物や、株や投資信託、積立ニーサの売買を楽天カードで行い、その引き落としを毎月27日に楽天銀行から行うという一連の流れがなんと自然なことか。
社会人になるとお金を自分自身で管理しなければならないので、それを一つの会社でできるのは便利ですよね。
僕がもし、銀行口座とクレジットカードは1人につき1つ、と言われたならば、選ぶのは間違いなく楽天銀行と楽天カードでしょう。
口座の数と銀行を選ぶ際のポイント
最後に、口座の数と利用する銀行を選ぶ際のポイントをまとめてみます。
口座の数に関しては、持ちたいクレジットカードの数と合わせるのがおすすめです。
例えば3枚のクレジットカードを作りたければ、それに応じた数の銀行口座を用意するべきで、理由としては僕は心配性なので、一つの銀行口座に2枚以上のクレジットカードを紐付けていて、支払いのタイミングで口座残高を超えてしまうなんてことが起きないことも無いですよね。
そうなるとブラックリストにも載ってしまいますし、なんせ管理が大変です。
それを避けるためにも1銀行口座と1クレジットカードが良く、やはり理想は2つかなあ。
選ぶ銀行口座については、とりあえず迷ってるなら楽天銀行とゆうちょ銀行の2つにしてください。笑
地方なら絶対、都会住みなら楽天銀行と三井住友銀行も悪く無いのかも?
いや、でも結局楽天銀行を持ちさえすればそこで証券口座やクレジットカードも作りますからねえ。
楽天証券と双璧をなす大手ネット証券会社のSBI証券も、三井住友ではありませんし。て
提携はしていますがね。
やっぱり都会でも楽天銀行とゆうちょ銀行!笑