敷布団を外に干していたのですが、仕事中に大雨に襲われてエライことになってしまいました。

今日はずーっと晴れるとの予報なので、このまま干し続けます。乾いてくれ…!

みなさんも、天気予報をしっかりと見て干すよう注意してくださいね。

特に、僕みたいにベランダが無い人は尚更です。

好きな歌手ではなく、好きな曲を


本題に戻りますが、最近は意識高い系の記事ばかりでしたので、たまには息抜きに趣味の話でもしようかと思います。

音楽を全く聞かないという人はいないでしょうし、僕もライブに行ったり音楽番組を見たりは一切しないものの、お出掛けや通勤のお供としてまつをセレクト集を流すことはあります。

僕は「この人のめっちゃファンやねん!」という歌手はおらず、曲そのものが好きかどうかこそが大事だと思っています。

強いて言うなら福山雅治がずーっと好きではありますが、それは昔にリリースされた名曲たちが好きだからであって、最近の曲は聞いたことがないので一切知りません。

元気の出るおすすめ邦楽5曲


では、早速ですが曲を紹介していきたいと思います。

僕は曲のフォルダを歌手やアルバムではなく、「元気」「しっぽり」「心地良い」「筋トレ」といった単語に合った曲調で振り分けるようにしています。

今日はその中でも、「元気」フォルダから厳選した邦楽を5曲紹介していきます。

『I don’t know』THE YELLOW MONKEY


コロナの時期に、悶々と仕事をしていた時期に出会いました。なので最近ですね。

YouTubeさんが、「お前これ聞いた方がええんちゃう?」とおすすめしてくれました。

まず誰か知らないのですが、見た目はただのロックな服装をして髪を伸ばしたおっちゃん集団です。

「え~、なんなん」って思って試しに聞いてみたところ、歌詞がもうね「おっちゃんら最高かよ!」となりました。

守れるものなにか

失ったものはなにか

苦しんだ坂道 登りきったらなにが?

『I don’t know』THE YELLOW MONKEY

失礼な言い方ですが、この歳になってもまだまだ尖った歌詞を書いて歌えるところに尊敬というか、単純にカッコいいと思いましたね。

筋トレの時も聞いています。

『欲望に満ちた青年団』ONE OK ROCK


ワンオクについては説明不要かと思います。

僕はこの曲以外あまり聞いたことがないのですが、というのも、みんなが好きな歌手は毛嫌いしてしまうという天邪鬼な体質がありまして…。(苦笑)

とはいえこの曲は去年、靱帯を伸ばしてサッカーから長期離脱を余儀なくされ、町で暇してた時に、これまたYouTubeさんがおすすめしてくれました。

もう一度光浴びて そして今度は騙されぬように

僕らは今目指すよ 欲望に満ちた青年団

誰かが言った言葉 それすらその時は流して

今になって気付いたよ 欲望に負けた少年団

『欲望に満ちた青年団』ONE OK ROCK

これを聞いた時に、「おいおい、怪我していじけてる場合じゃねえよ!」と筋トレを再開しましたね。

もちろん、筋トレの時にも聞いて(効いて)います。

『ばらの花×ネイティブダンサー』yui × ミゾベリョウ


僕ら世代の人たちは学生時代、絶対に一度はYUIにお世話になったはずです。

これもコロナ期に家で悶々としながら料理をしていた時、当時はまだYouTube premiumに加入していなかったので広告が流れていたんですね。

たまたま流れていた電車の広告映像の中で使われていた曲で、聞いた瞬間に何故か懐かしい気持ちになったんですよ。

安心な僕らは旅に出ようぜ

思い切り泣いたり笑ったりしようぜ

僕らお互い弱虫すぎて 踏み込めないまま朝を迎える

『ばらの花×ネイティブダンサー』yui × ミゾベリョウ

その懐かしさの原因がYUIの声だというのは、後になって気づきましたが。(笑)

『流線形』GOING UNDER GROUND


ずーっとサッカーをやってきたくせに、なぜかサッカー漫画よりもバスケ漫画が好きでですね。

というのも、高校の時にバスケ部のやつと昼休みに練習に付き合ったり、授業そっちのけでバスケの動画を一緒に見たりしていた影響もあるのでしょう。

特に、スラムダンクとあひるの空が大好きです。

「それとこの歌がどう関係あるのよ」と思う方もいらっしゃるでしょうが、大学生の時に出たあひるの空の新刊で、千秋という登場人物が口ずさんでいた曲について作者が、「この曲なんだよ」と解説していました。

「ふ~ん、どんな曲よ」と思って聞いてみたところ、冒頭の歌詞に身体を貫かれました。

言葉は魔法だ 心は広がる海だ

想えば無限だ 例えば雨になる雲だ

『流線形』GOING UNDER GROUND

僕も当時、千秋と歳が2つかそこらしか違わなくて、共感することがたくさんあったんですね。

大学時代、出掛ける時はクロスバイクで走っていました。

太陽が刺す日差しの下、この曲を聞きながら颯爽と走る自分はどこまでも行けそうな気がしましたね。

『ソラニン』ASIAN KUNG-FU GENERATION & 宮崎あおいver.


この曲との出会いは、社会人1年目の時に偶然見たソラニンという映画の主題歌です。

ちょうどこの映画を見る前にオカンに勧められて舟を編むを見て、「宮崎あおい素敵だな~」となっていました。せっかくなので、もう一本宮崎あおいが主演の映画を見るか~と思って手に取ったのがこの映画でして。

ザックリ説明すると、売れないバンドマン高良健吾の彼女の宮崎あおいが、彼氏の死を通して少しずつ立ち直って前に進んでいく様を描いた映画です。

これはですね、彼氏の気持ちにも共感できるし、宮崎あおいの気持ちにも共感できるんですよ。

実は、先日の後輩の死

自殺をすることの是非についての究極の答え

を受けて改めてこの映画のことが思い出され、この記事を書こうと思ったんですね。

この映画で高良健吾は自殺をした訳ではないのですが、葛藤の最中、不慮の事故に巻き込まれてしまいます。

残された宮崎あおいの心の中には、ぽっかりと穴が空いてしまうんですね。

二人の葛藤の種類は違えど、自分の経験と照らし合わせることができて、よくわかるんですよ。

あの時こうしていれば

あの日に戻れれば

あの頃の僕にはもう戻れないよ

『ソラニン』ASIAN KUNG-FU GENERATION

「今回紹介した曲の中で1つだけ選べ」と言われるとするなら、宮崎あおいが歌うソラニンです。

劇中のシーンなんですが、これまでの全ての虚無感から解放され、熱く渾身の想いを込めて歌い上げる姿に、涙なしでは見れません。

決して歌が上手いとは言えないのですが、そこがまた素敵なんですよね。

岡本太郎さんも、

…下手なら下手なりに、自分は下手なんだと決意すれば、

もっと自由な歌い方もできるし、

スポーツにしても、ナリフリかまわず自由に動くことができるだろう。

下手ならなお結構、

…うまいと評判の絵にろくな絵はないし、うまいと言われる歌にしても、ちっとも感動しない

『ソラニン』ASIAN KUNG-FU GENERATION

と言っています。

他の動画は見なくてもいいので、この時の宮崎あおいの歌う姿だけでも見て欲しいです。

時間に余裕のある人は、ぜひ併せて映画も見て欲しいですね。

おまけ『檄!帝国華撃団』


「いやまつを、急にふざけてる?」と思われるかもしれませんが、まったくふざけていません。

この曲が使われていたサクラ大戦というアニメは、僕が2,3歳の時に放映されていたのでアニメ自体を見たことはありません。

なぜ知ったのかというと、小学生くらいの時にテレビで「これが日本のアニメ名曲ベスト100!」的なのが定期的に流されていました。

1ヵ月ごとくらいの頻度でやってましたが、今思うと大したランキングに変化はないんですね。当たり前ですよね。(笑)

当時の僕はそのランキングを食い入るようにメモして、必死に「まつをのこれが本当のベスト20曲」というCDを作りまくっていました。

オカンには、「毎回入っている曲ほとんど変わってないじゃん」とツッコまれていたのを思い出します。

この番組の中で、確かそんなに順位は高くなかったのですが、この曲を聞いた時に「何て素敵な声なんだ…!」と衝撃を受けたのを覚えています。そりゃ声優さんが歌っていますからね、透き通っているわけですよ。

そして歌詞もシンプルで「正義は必ず悪を打倒する!」的なもので、小学生の僕には理解しやすかったのもあるのでしょう。

実は今でもたまに聞いちゃうんですよね。それでおまけとして入れました。

騙されたと思って、聞いてみてください。

今では声優さんたちがライブで歌いますが、その先駆けとなったのがこのサクラ大戦らしいです。

声優さんたちが歌うライブバージョンもですね、良いんですよ。実はコーラスには、海賊王がひっそりと隠れて歌っています。(笑)

サビの男性コーラスにも注目して、聞いてみてください。

音楽視聴はYouTube Premiumで


YouTubeの話ばかりしましたが、別に回し者ではありません。

YouTubeはアフィリエイト広告をしていないため、紹介したところで僕にチャリンが来るわけではありませんが、素敵な曲と出会うきっかけをくれているので、勧めずにはいられません。

「Spotifyが使いずらいな~」とか思っている人がいましたら、YouTube premiumを試してみましょう。

バックグラウンド再生が可能なことはもちろんのこと、お気に入りの動画をWifiでダウンロードしておき、移動の際にオフライン再生をすることも可能です。

YouTube Musicとコンボで利用すれば、使い勝手がとてつもなく良いのでおすすめです。

premium加入に1,500円かかりますが、musicは料金がかからないのでご安心を。

ちなみに、楽天モバイルはギガ数を超えても通信速度が1Mbpsなので、動画も見れますし音楽も聴けます。

僕は2Gの1,500円プランで、いつも1週間で2Gを使い果たします。ですが、その後も特に画質が落とされた程度で、動画も音楽も聞けているので、わざわざ大手キャリアで高い料金を払っている人たちはただただ搾取されていて、もはや奴隷だと僕は思っています。

詞を楽しもう


曲を選ぶ基準は歌詞が自分の心に響くかどうかで、その歌手が有名だったり流行だったりという基準では選びません。

歌というものはそもそも、昔は和歌として男女のやり取りのために用いられていました。

もちろん当時は音は入っていなかったため、重視されていたのは内容、つまり歌の中の詞(=ことば)ですね。

なので、自分は現代人ではありますが、昔の人たちのように歌手が伝えようとしている詞を大切にしたいと思っています。

それこそが歌の醍醐味でしょう。あくまでも、僕の感じ方ですがね。

みなさんもぜひ、今回のおすすめの5曲の中から一つでも共感する曲と出会ってくれたらと思います。

もちろん、この中に自分に響くものがなかったとしても、世の中には無限に曲があるので、いつかそういった自分の心の内を言葉に紡いでいる素敵な曲に出会えると良いですね。


まつを

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