社会人になってからテレビを一切見ない生活になったので、『しくじり先生』という素敵な番組をずーっと見過ごしていました…。

勿体ないことをしていたぜ…。

ですが去年、たまたま中田敦彦のYouTube大学さんの関連動画に、中田敦彦氏が過去にしくじり先生で日本地図を作った伊能忠敬を紹介していた動画が出てきました。

なんとな~く開いて、見終わった時には元気が出てですね。(笑)

ということで今回の記事では、その動画が著作権で無くなってもいいように、そして中田敦彦氏の熱いメッセージを忘れないように書き残しておきたいと思います!

しくじり偉人伝の動画


2020年11月19日現在、中国の動画サイトでアップロードされています。

中国の動画サイトでもいずれ消されるでしょうが、それでも動画版が気になるという方は、ご自身で検索してご覧ください。

僕としては、あっちゃんの熱をテキストからではなく動画から直に感じて欲しいですね。

では、文字起こししていきましょう!

↓↓↓

伊能忠敬の偉業


伊能忠敬が命を懸けて、人生を費やして完成した地図がこちらです。

凄い精密なんです。これがまだ軌道衛星も機械も無い時代なんですよ。これもう見入っちゃいますよね。

ただこれ、忘れたくないのは伊能さんの夢ってこれを作ることでしたっけ?

違いますよね、地球の大きさを知りたかったんですよね。

あれは知れたのか。

地球の大きさが、39,852㎞だということを、見事導き出したんですね~。実際の大きさとの誤差は、約150㎞です。

要するに60とか70になって、本当に少年の頃に夢見ていた、その叶うかどうかは分からないものをここで叶えちゃった。

しかも、合間合間に天体観測をしていたのは単純に趣味ということだけではなくて、それが実は役立って、地図の完成度が上がったらしいんです。

天文学の知識が日本で最初に取り入れられた地図だからだそうです。

天体を観測して、星の位置を見てズレがないか計算したらしいです。つまり、軌道衛星も一人でやっていまっていたんです。

だから最初に言った、ひとりGoogleなんですよ。

ストリートビューと、衛星をただ一人の人間がずーっとやっていた。

だからこそ、伊能の残した測量器具や地図は国宝に指定されているんです。

壮絶な人生でしたね。

人生を二度生きた男


伊能はですね、後に「人生を二度生きた男」と言われるんですよ。

前半は人に振り回されながら、人のために動いて大出世を遂げた人生でしたね。

そして後半は、人を振り回して幕府を利用してでも自分の夢を叶えて、結果的にそれが偉業となった、そういう人生でしたよね。

この2つの人生、比べてみていかがですか?

自分の人生は今どっちに近いかなだとか、自分だったらどっちの人生を生きてみたいだとかを考える、良いチャンスになると思います。

僕はですね、どっちかなとふと考えてみた時に、もう答えは伊能が出しているのかもしれないと思ったんですよ。

35億稼いで、村長になって、刀も手に入れた後で、自分に地位を全部捨てて東京に出たんですよね。

その時は、まだ夢が叶うかどうかも分かっていないで、始めたっていうその瞬間って、ただただ純粋に楽しいからですよね。

てことはですよ、夢を追いかける楽しさって、地位も名誉も財産も超えちゃうっていう、そういうことなのかなって僕は思ったんですよ。

門前仲町を歩いている伊能の顔を想像するだけで、それが何よりなんじゃないって。

だから僕は、伊能の人生からこんなことを学ぼうと思うんです。

夢を追うことを恐れるな!

夢は叶うか叶わないかではない、追うか追わないかだ

自分の夢との向き合い方


地図が国宝に認定されたのは結果じゃないですか。地球の大きさを知ったことは別に何にも評価されていないんですよ。

でもそれを叶えた。

辞めた瞬間は別に関係ない。全部捨てて行った。

みんな夢を追うのが怖いのは叶うかどうかわからないからじゃないですか。

でも、叶った瞬間よりも、叶えたいと思って追いかけている瞬間が人生楽しいよって、僕はそんなことを伊能を見てて思うんです。

ギンギンになって地球一周のことを考えて、ギンギンになって伊能ウォーキングをしていたあの伊能さん。

その姿勢を見習って、僕はみなさんに今すぐにでも夢を追いかけて欲しいと思ってます。

何かの言い訳をする、したくなる時は伊能を思い出してください。

伊能は、何の躊躇いもなく、すべてを捨てて楽しい楽しい夢に生きたんです。

みなさんは伊能のように、正確な日本地図を作るなんてことはできないかもしれない。

でも、みなさんの人生の地図を作れるのは、みなさんだけなんです。

自分の夢と向き合う姿勢を再確認すべし!


みなさんどうでしょうか?

「こうしてみたい!」というアイデアは、誰だっていくらでも生まれてきますよね。

でもやっぱり追うことに怖さを感じるんです。実現できるかどうか分からないからね。

でもそこで追いかけようと決意できるか、一歩踏み出すことができるか。

それとも、無理だと自分に言い聞かせのかどうかの違いでしかないのでしょう。

自分はどうありたいか、どのような人生を生きたいかを考えて決意しましょう。

やりたいことがあるなら、追わないわけにはいきませんよね。

そして、やってやれないことはないのだから!

カテゴリー: PHILOROPHY名言

まつを

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