大阪から北海道に戻ってきて、早2年が過ぎようとしています。

浪人時代の1年間を除き、ずっと旭川に住んでいた僕ですが、齢25にしてまた故郷を飛び出します。

行き先は大空町。

どこやねん。

僕も転職活動の際に初めて耳にした町名でした。

どこにあんねん。

一次面接の際にそう尋ねました。(自分で調べろよってね笑)

大空町は北海道の道東に位置する町で、ちょっと前に女満別町と東藻琴村が合併してできた町とのこと。

まあそんなところにですね、Iターン移住することになりました。

今回の記事では、大空町に転職・引越しするにあたっての移住事情をお伝えしていきます。

今後、大空町への移住を考える方大空町のような田舎への転勤が決まった方にとって、少しでも有益な情報になればと思います!

大空町の仕事を探そう


田舎町に移住する場合、流れとしては

  1. 移住してから、その町で仕事を探す
  2. その町での仕事を決めてから、移住する

この2パターンがあるかと思います。

私はたまたま、大空町での面白そうな仕事が先に決まったため、移住することになったので後者になります。

もちろん前者の方もいるかと思いますが、流石に働き口が見つかっていない状態が続くと不安になるので、個人的には後者の流れで移住するのをお勧めしたいところですな。

ぶっちゃけると、大空町で仕事を探すのはかなり難しいかと思われます。

人口が少ない町での仕事と言えば、

  • 農家
  • 町役場
  • サービス業

あたりでしょう。

最早、自分で仕事を作る方がある意味で楽かもわかりません。

とはいえ、町が斡旋してくれるようなので、まずは移住・定住の相談窓口に行くのがおすすめです。

移住・定住|公式HP

大空町のオオゾライフ|OZORA LIFE

大空町の高校魅力化プロジェクトが熱い?


ちなみに私は、なんか面白い仕事ないかなと思い、そのまま「面白い仕事」とググったところ、日本仕事百貨というサイトと出逢いまして。

今年度はサッカーコーチとして私立高校に勤めてみて、今後も教育の知見を深めたいという思いに至ったため、教育関連の仕事を探してみると

町民も学校の先生も新しい高校をゼロから一緒につくろう|日本仕事百貨

という大空町の高校魅力化プロジェクトに出逢いました。

近年、人口が減少する市町村では町外からも高校生を募るべく、高校に塾と寮を設置して生徒数アップを促進する活動に取り組んでいます。

大空町もその一つで、「立ち上げの時期に参画できるなんて絶対おもろいやん」と思い、応募したところなんとか採用していただくことができました。

やったぜ。頑張ります。

※2023年8月現在:下記サイトで採用募集を見つけました

開校3年目を迎える新しい高校で、生徒に寄り添う【高校魅力化推進員】募集|移住スカウトサービスSMOUT

大空町での部屋探しは町役場が仲介してくれる


仕事が決まったお次は部屋探しですが、こちらは町役場が仲介してくれます。

というのも、都会に住んでいる方たちにとっては衝撃かもしれませんが、なんと町内には不動産屋がありません。

いやー、びっくりですよね。私もびっくりしました。

じゃあ誰が物件を持ってんねんという話ですが、町がアパートを所有しています。

そのため、先に紹介した移住・定住課がそのまま物件紹介までしてくれます。

賃貸アパートはもちろん、一軒家も紹介してくれるようです。

ここで重要なこととしては、町としては物件を高く売るよりも、町に移住してもらう(人口を増やす)ことが目的なので、やはり値段はそんなに高くありません。

とはいえ、年季が入った物件も多々あるのは事実なので、実際に自分の目で確かめにいくのが良いでしょう。

単身者用アパートが充実


そして単身者にとって有難いことですが、単身者用アパートが充実していました。

女満別地区と東藻琴地区では数が異なりますが、人口比的に

女満別:東藻琴=3:1

なので、やはり女満別の方が単身者用アパートの数が多く、東藻琴は選択肢が4つでした。

私は職場通勤の都合で、東藻琴地区で探すことに。まあ選択肢が多いと選ぶのが大変になるので、4つに絞られている方がシンプルで選びやすかったです。

1R〜1LDKまで、値段帯は20,000円〜50,000円。

いずれにせよ安いですね。

ちなみに、私はキャッシュフローを考えて一番安い部屋にしました。

まつの大空町の部屋

間取りとしては、12畳の1R。

築年数は町で一番古い建物だったこともあり、お値段なんと月額家賃25,000円

やっすぃ。

費用を抑えるなら荷物を減らして自家用車で引越し


最後は引越しなわけですが、個人的に単身者は荷物を少なくして車で荷物を運ぶのが良いかと思います。

ちなみに、私は旭川からの移住で車で3時間半ほどで大空町に向かうことができ他ので、2往復して荷物を運びました。

もちろん、道外からの移住になるとかなり大変ですが、とはいえ大空町では自家用車がないと生活できません。

そのため、移住の際はフェリーを使って車で来ることになると思うので、そこで引越し荷物を車に積んでくるのが良いでしょう。

実はまだ車を所有していない…という方は、ひとまずガリバーのフリマサイトで安い車を見つけましょう。

初年度は引越しや生活の安定の方でも費用がかかるので、車は安く1年乗れるものを準備すれば良いかと思います。

グレードを上げたければ、2年目以降に考えましょう。その際には予算も少しは余裕が出ているはず。

大空町で快適に暮らしたいなら町役場と仲良くすべし


ここまで見てきてお分かりの通り、田舎町へ移住するにあたって超重要なことは、町役場と仲良くすることです。

仕事や部屋を探す際にお世話になりますし、移住した後も家賃を払う相手は町役場になります。

そのため、町役場に対して波風を立てるべきではありませんな。

し、そもそも田舎町の方達は印象の通り、やはり穏やかで親切な人が多いです。

ですので、こちらが攻撃的にならない限りは敵になることはまずないので、お互いの協力関係を築いていくことが大事です。

ですが、引越しには町役場が仲介してくれないため、車でピストンして荷物を運ばない方は、引越し業者に見積もりをお願いしましょう。

相見積もりをする場合は、引越しの達人がお勧めです。

大手だけでなく、地域密着型の業者も含めた相見積もりが可能なのがここの大きなメリットです。

地域密着型の業者は、大手よりも多く運べない代わりに、値段が安いなどの良さがありますからね。

みなさんも大空町のような田舎に移住して、田舎ライフと町おこしの仕事に取り組んでみてはいかが?

大空町のムーンナイト
カテゴリー: LIFE移住

まつを

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