毎日お昼休みにカレーかハヤシライスを食べているせいで、生徒たちの中でカレー好きな変な奴という印象が染みついてきたまつをです。

今日も1週間分のカレーを作ったわけですが、来週分のカレーはいつもとはちょっと違うものとなっています。

いつも作っているカレーは、野菜を敢えて大きめに切って咀嚼を促し、満福中枢を刺激するカレーを作っています。

が、来週分は野菜ゴロゴロカレーではなく、野菜が細かく切り刻まれたキーマカレーに変更しています。

それはなぜか?

今回、キーマカレーを作るワケ


実はワタクシ、仕事や広島での生活のストレスでお菓子を食べ過ぎた結果、重度の虫歯になってしまいました。

ぴえん。

もともと歯が弱くて、高校の時に前歯8本以外の溝部分に銀の詰め物を装飾されたワタクシ。

それ以降はたま~に、歯茎と歯の境目当たりが虫歯になる程度でたまに歯医者に行くくらいでした。

のに、のにですよ。

やっちまいました。ちょっと前まで、ほぼ毎日お菓子食べてたからなあ。

詰め物の奥まで虫歯菌が浸透しており、何本か歯が溶けていたようです。

いやマジで笑えない。

お菓子代+歯医者代+治療中の時間という3つもの負債を抱えたワタクシまつをは、今後自宅で一切お菓子を食べないことに決めました。

冷静に、お菓子を食べていいことは何もありませんでした。

財布を圧迫しただけでなく、治療の1時間は何もすることができないわけですよ。お金も時間ももったいなさすぎるぜマジで。

まあ自業自得なんですが、現在治療中でして、歯の右側の詰め物を一旦取り除いて、歯の中心がぽっかりと開いてしまっているため、咀嚼することができない状態となっております。

いやマジで、毎日痛み止め飲んでます。

辛い。

けど、ご飯は栄養のあるものを食べたいわけですよ。

お昼の弁当も今まで通りのカレーでいきたいわけですよ。

とはいえ、咀嚼できないわけですよ。

じゃあ飲むカレーを作るしかないじゃん、という結論に至って、キーマカレー作りに挑戦することにしました。

必要な調理器具


今回は、いつものようにカレー鍋にただ野菜をぶち込み、煮込むわけじゃあありません。

下処理が大変なんですね。

だってキーマカレーですよ?

野菜ゴロゴロしとらんやん。

そう、野菜たちを処刑(みじん切り)しなければなりません。

そのため、このキーマカレーを作りたい人は、

  1. フードプロセッサー
  2. 圧力鍋

以上2点をまず先に揃えてください。

まずフードプロセッサーですが、これが無けりゃ自分の貴重な時間を奪われちまいます。

こいつさえあれば、圧倒的なスピードで野菜や肉を処刑することができます。

マジで。様子は後で見せます。

こちらは必ず買うことをお勧めします。

機能によって値段が変わりますが、一番安いので十分です。どうせたくさんついてても、使うのはただ一つ、「処刑(切り刻む)」のみです。

余談ですが、僕がコロナ給付金で購入した1年前の2020年は9,000円だったので、種類が増えたことで値段が下がったんですねえ。(白目)

「ウチ、野菜を自分の手でみじん切りにする時間が好きやねん」というドMな方であれば、私はあなたに対して黙って頷くだけである。

圧力鍋は、単純に圧力鍋で作る方が美味しくカレーを作れることに気づいたので、最近はずーっとこれでカレーを作っています。

まあ必ず必要なわけではないので、より美味しく作りたければ買ったらいいんじゃないでしょうか?

購入したら、サバの味噌煮や豚の角煮なんかも作れるようになりますしね。

僕はこれでカレー以外作ったことありませんが。(笑)

今回は、キーマカレーと味噌汁の2品を作ります。

用意する食材

キーマカレー用


  1. スパイスたち(後で紹介します)
  2. 鶏むね肉
  3. 玉ねぎ
  4. 人参
  5. ピーマン
  6. ナス
  7. しめじ
  8. じゃがいも
  9. オクラ
  10. ズッキーニ
  11. にんにく
  12. ショウガ
  13. トマト缶
  14. ヨーグルト
  15. ワイン
  16. オリーブオイル
  17. バター

味噌汁用


  1. 味噌
  2. キムチ
  3. 豆腐
  4. ワラビ
  5. ワカメ

キーマカレーの作り方


ほいじゃまずは、野菜をぶつ切りにしていきましょう。

ある程度の大きさであれば、処刑所は頑張って切り刻んでくれます。

が、これはさすがに入れ過ぎでプロセッサーくんも唸っていたので、気持ち少なめに処刑させてあげてください。

フードプロセッサーで玉ねぎのみじん切り

じゃがいも、オクラ、ズッキーニ、にんにく、ショウガ以外は処刑してあげてください。

にんにくは先にスパイスと一緒に炒めるので、他の野菜と一緒にならないようこいつだけは包丁でみじん切りにします。

ズッキーニは火を通すと柔らかくなるので、こいつくらいは形を残してもいいかなって。

だって寂しいやん。誰も存在確認できないと。

オクラちゃんは、最終的にはトロトロに溶けちゃうのでこの大きさでも構いません。

で、胸肉の皮は取り除きましょう。

こいつは明日の授業がうまくいった際に、夜に鳥皮せんべいくんにしてハイネケンと共に頂きます!

胸肉もミンチにして、これで下準備は完了です。

ここからは、いよいよ圧力鍋さんに活躍してもらいます。

まずはオリーブオイルをひいて、ここにみじん切りにしたにんにくと、ショウガをすり下ろして入れます。

ここにクミンシードとブラックペッパーを適量投入して、少し火を入れます。

その間に、急いでスパイスを調合しましょう。

テキトウに混ぜてください。

何を揃えたらいいのかよく分からない方は、S&Bのカレースパイスだけで大丈夫です。

僕は基本的にいつも調合はテキトウなので、テキトウが行き過ぎて最後の煮込み前に「あれちょっといつもと匂いが違うな」と感じた時に、S&Bのスパイスでカレーっぽい匂いに戻すために使っています。

最初に炒めた調味料たちに混ぜ合わせ、スパイスにも火を通します。この作業が地味に大事で、以前は野菜や肉を炒め終わった後にスパイスを入れていたのですが、その時はどうもカレーの味に深みを出せずにいました。

北海道にいたときに、友人と行ったスパイスカレー屋のおばちゃんから、「スパイスは最初に油で炒めないとスパイスの風味の良さを引き出せないよ」とアドバイスをいただき、それを実践したところこの作業を経ることでスパイスの風味がブゥワアって広がることに気づきました。

で、その後に野菜や肉を入れても匂いは消えず、味も野菜に染み渡って、出来上がりの味や匂いにこれまでよりも深みが出るようになりました。

ので!ここはみなさん、この作り方の手順の中で一番大事!

テキトウに配合しろと言っていたくせに。(笑)

で、野菜を入れて肉を入れます。

ここでは、きちんと塩を適量振りましょう。塩を振ることで野菜からの水分が出て、水を入れる必要がなくなります。

胸肉を投入した後は、塊にならないようしっかりと混ぜましょう。

トマト缶とヨーグルトを入れ、トマト缶にワインを入れてシェイクし、残ったトマト汁をすべて余すことなく使い切ります。

混ぜたら4枚目みたいになります。

ここでなんと、ずっと影を潜めていたじゃがいもをすり下ろして入れます。じゃがいものでんぷんにより、とろみが出るんですね~。

S&Bのスパイスで味と匂いを調節し、バターを入れます。

さて、最後に圧力を加えてカレーに鍋の中で踊り狂っていただきます。

まさにトランス状態。パリピです。

6分間ですね。僕がサウナで耐える時間よりも1分長いです。(どうでもいいね)

6分後に圧力を抜くと、ホラー映画に出てくる女性もびっくりな勢いで、鍋が叫びます。

ピャー!

後は1時間ほど寝かして、完成です。

5日分のお弁当に分けて、今日と明日の晩御飯用の合計7食分を作ることができました。

良きかな!

ちなみに、僕の冷蔵庫の写真も載せてみました。

野菜と調味料しかありません。意識高い系の極みです。

あ、ビールは先月友人とオンライン飲み会をしたぶりに買いました。

常時あるわけではありません。

ホントだよ?

お味は…


大好きな温泉卵を添えて、味噌汁と一緒にいただきます。

味噌汁いつの間に作ってたのよってね。味噌汁の作り方なんてそもそもいらないしょ。

ウマし!

いつもの野菜ゴロゴロカレーは、野菜一つ一つの味や食感を味わいますが、このキーマカレーは野菜の味が一つにブレンドされています。ので、なんだか不思議な味わいと言いますか、色々な野菜のうまみが次々に押し寄せてくる感じ。

いやほんと、表現のしようのない深みなのよ。

これはまずは野菜ゴロゴロカレーに挑戦してから、やってみてほしところですね。

違いがわかって、より一層カレーの面白さを知れるのではないでしょか。

キーマカレー云々の前に、虫歯には気をつけましょう


そもそも、定期的に歯医者に検診に行っていれば虫歯にはなりません。

みなさん虫歯にはご注意を。

カテゴリー: LIFE家事

まつを

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