昨日はですね、トレーニングに行く予定だったのですがモチベーションが下がってしまって、結局行くのをやめてしまいました…。

なぜモチベーションが下がってしまったのかというと、自分の考えや知識を用いてしか物事を解釈できない人との会話が原因です。

そういった人と会話すると、自分にはストレスはもちろん、疲れもどっと溜まるようです。

まだその解釈を、自分の身の回りの判断のためだけに使うのであればマシなのですが、自分の解釈や判断を自分と異なる他人に押し付ける人であれば、なおさらです。

自分と他人は異なる


当たり前のことだと僕は思うのですが、自分と他人は異なることを理解できていれば、人に何か考えや判断を押し付けるなんてことはしないはず。

人に何か考えや判断を押し付けようとする固い頭をお持ちの方には、養老孟司さんの『バカの壁』を勧めたいですね。

スマホばっかりいじってないで、本を読むべし!

この本では、

  • そもそも「自分と他人は異なる
  • その前提を認識していないから、「言えばわかる」と思い込んでしまう
  • これは広く捉えると、宗教などの価値観の違いを受け入れられないことにも当てはまる

というような内容が述べられています。

常に一元論ではなく多元論で捉える思考ができれば、もっと他者理解を進めることができるし、相手との摩擦も減らすことができるのでしょう。

「話せば分かってもらえる」という思いこみは持たず、「自分と他人は異なる」という前提で生きるべきなのです。

自分の進むべき道が見えてくる


私たちは、「自分と他人は異なる」という前提を持つことができるようになったら、次に自分は他人と”どこが異なるのか”を具体的に分析する必要があります。

そしてその”どこが異なるのか”を探すことで、新たな自分と出会うことができるのです。

この出会いについて、オリラジの中田敦彦氏が『俺の持論』という番組で、面白いプレゼンを披露してくれました。

人は自分の良さに自分では気づけない。なぜなら自分には当たり前に備わっているからなんです。

そう、だから、人に言われて気づいていくしかない。…

しかもね、自分の良さをみんな意外と嫌っているんです。コンプレックスだと思ってる。

だってその良さって、みんなが持っていないから人と違うでしょ?…だからダメなんだって思っちゃう。でも逆転の発想もあれば、それはみんなにできないことなんですよ。

つまり、才能の結論が僕ここで出たんです。

才能ってのは、コンプレックスの裏側にある。

…いいか、みんな。苦しんだらこの言葉を思い出してくれ!

自分のことを無能だと思ったらこの言葉を思い出してくれ!

そうだ、優れるな、異なれ

そうなんです。

自分が他人と異なることは、実は周囲から浮いてしまう原因だと捉えてしまうように、私たちはそれが自分にとってマイナスなことと考えがちです。

ですがそうではなく、実は自分にしかない魅力だからこそ、他人から浮いてしまっていると考えることができるんですね。

これは、発想の逆転から生まれる自分の捉え直しでしょう。

ゆえに「優れるな、異なれ」


中田敦彦氏のこの言葉は、私たちの心に響くものではないでしょうか?

なぜ響くのかというと、「他人とは異なる私たちの特徴」について私たちは常に悩まされているからであり、そしてその悩みを払拭してくれる素敵な思考法だからこそ、私たちの心に響くのです。

確かに社会の大多数の声を聞いていると、どうしても異なる方に行くのは間違いなのではないか…と不安になってしまうことが度々あります。

ですが、異なってもいいんです。

それがオンリーワンであり、ゆえにナンバーワンになれるのかもしれないのです。

オンリーワンを目指していると、結果的にナンバーワンに辿り着いているんですね。

ナンバーワンを目指しているうちは誰かの走ったレールをただ辿っているだけ、という言葉も印象的です。

そのためにも「やるか、やらないか」


ホリエモンも大学卒業生に向けたスピーチの中で、同じようなことを述べています。

これから生きていく上で大事なことは、僕は目先のことに集中することだと思います。

長期計画なんか関係ないですよ。まずそれをやってください。

それをやらない限り、始まらない。何も始まらない。

ホリエモンはあっちゃんの意見の根拠にもっと未来予想を乗せて、「敷かれたレールはこれからダメになる可能性が高い、ゆえに自らレールを作り出せないと終わる」という内容も述べています。

時代的にも、オンリーワンの人が成功なり価値を生み出すという考えが、本やこういった人たちの発信のお陰で急速に広まっているように思います。

「自分のそうなりたい」と思って変わろうとするか、「自分には無理だよ」とやらずに諦めてしまうかが、大きな分かれ道になりそうです。

「やるか、やらないか」

やり続けた人に未来が待っていることは確かです。

その上で、改めて

「優れるな、異なれ」

自分の人とは異なる点こそ、私たちが優れていて、価値を示せる最大の強みになり得るのでしょう。

その点を発見するためにも、常に自分自身と向き合い続けることが大事ですね。

カテゴリー: PHILOROPHY名言

まつを

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