お疲れさまです。

4月は地獄が落ち着きまして、ようやく5月からはまた自分の仕事に戻れそうです。

さて今月も、『TOP POINT』で参考になった箇所を挙げていきます。

『ピークアウトする中国 「殺到する経済」と「合理的バブル」の限界』


不動産バブルがはじけて低迷しつつある中国経済の今を解説している本で、EVや太陽光パネルで世界を牽引しようとしているように見えていた姿が、実は不動産バブルをカバーするための策であるという考察が衝撃でした。

なんか胡散臭い中国、と思ってしまうのはこういうところにあるのかもしれませんな。

合理的バブルの温床となるのは、投資が飽和状態にあり、資本が過剰に蓄積されているため、通常は成長率を上回るはずの金利がそれを下回るような状況とされている。

市場の急速な拡大と、「殺到する経済」の組み合わせによって成長を続けてきた中国経済は、そもそも特定の産業において生産能力過剰の状況を招きやすい体質を抱えている

高い貯蓄率と消費需要の伸び悩みによって生じた余剰資金は過剰投資を生み出す。

『イスラエルの自滅 剣によって立つ者、必ず剣によって倒される』


『希望格差社会、それから 幸福に衰退する国の20年』


昭和から平成、そして令和の時代に至るまでの人々の仕事や家庭に関する変遷を解説した本。

僕も社会人4年目までは非正規雇用で、なんとか前職から正規雇用に戻って生活を維持できていますが、これからまたどうなるか分からないからな…。

経済の低成長や人口減少もあり、日本は「やり直しのきかない」社会になりつつある。親の経済格差が子どもに受け継がれ、その格差が一生続くことが見込まれる社会、つまり格差が世代間でも世代内でも固定化される社会になりつつあるのだ。

日本は、現実の経済格差、家族格差が広がる中で、「バーチャル世界」で格差を埋めるというシステムの先進国になっている

カテゴリー: JOB業務改善

まつを

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