今年の反省

 

 

今年も新たな能力や習慣を手に入れることができた1年だった。

 

何よりも一番大きかったのが、時間は有限という基本理念を常に意識して行動できた1年になった。時間が何よりも大事だということに気づけたのは去年の休みの少なさからであったが、今年は余裕の出来た時間をできる限り自分を高めることに費やすことができた。

 

良い習慣としては、読書と筋トレ、食事制限、瞑想が定着できたこと。

読書は言わずもがな、後にも説明するが劇的な思考力の向上につながったことは疑いようがない。

筋トレと食事制限に関しては、身体の機能を落とすことなく、体重は落ちたものの体内の無駄な脂肪も無くなり体脂肪率が10%以下に。身体に良い食事と1日8時間睡眠をとにかく意識したおかげで、一度も体調を崩すことなく(のどの痛みはあったが)この1年を乗り切ることができた。病は気からもあるが、やはり体内の健康状態を自分自身でコントロールすることは重要だ。

瞑想に関しては、瞑想が原因なのかどうかはわからないが集中力が増し、読書や勉強に割ける時間が増えたし、さらにはアンガーコントロールやポジティブ変換の能力が向上したように思う。

これは読書により新たな考え方や、自身の肥やしとなる物事の見方を増やすことができたことで、言い訳や文句には意味はなく、自分にマイナスを被る事象も裏を返せば自身を成長させる糧になると変換することができた。

 

中でも読書の質が上がったことで、論理的思考や読解力、想像力の肥やしが見えた。

これが上がることで、それに伴い観察力や察知力、応用力も上がったように思う。手に入れた知識を別のフィールドで変換して使うことで、より迅速に、初めてのことでも慌てることなく対処できることが多かった。もちろん、去年鍛えられた対応力、即興力の賜物でもあろう。

 

とはいえ、良いことばかりではなく、コーディネーション力の低さも実感した。自分が没頭できることには大きな力を発揮できる者の、その他が疎かになりがちだ。準備すべきこと、連絡すべきこと、指示すべきことなど全体視野でモノを見ることはまだまだ改善されなければならない。

さらにもっと人を納得させれる、信頼させれる、自分の確固たる基盤を強くしたい。まだまだ勉強が必要だ。学生時代にサボった分をまだまだ取り返さなければならない。私には時間がない。

 

嬉しいのは、学ぶことによりたくさんの新たな世界が見えてきたことだ。

新たな目標や新たにできそうなこと、自分の可能性の大きさも感じることができている。成長を続ける者には常に扉は開かれていて、そこを進んでいける者だけがより良い景色をみることができるのであろう。

扉はまだ数個しか進んでいないとは思うが、もっと進みたいという意欲が湧いているのも今の状況だ。

 

来年の私も恐らくいくつもの扉を開けて前に進んでいくだろう。そして日を追うごとに素敵な景色と出会い続けることができるのであろう。

私がすべきことは、先の扉を見ようと背伸びせず、目の前の扉を開くことに集中することだ。その結果、気づけば今年よりも多くの扉、あるいは大きな扉をこじ開けることができるだろう。

 

私は来年も楽しみでならない。

読者の皆さんはこの1年どうだっただろう。何を身につけることができたか。来年を楽しみにできているか。モチベーションが我々を前に進めてくれる。モチベーションは今を楽しめているかどうかだ。

楽しかったかどうであれ、今年1年を自分なりにしっかりと振り返ること。そして、来年にどう生かすかを少しでも考えて今日の眠りにつくことが我々にできる来年の準備だ。

来年も楽しんで生きていこうではないか。

お金を追うのではなく、我々の好きなコト、没頭できることに集中していこう。