北海道も猛暑が続いておりましてですね、夏休みの合宿で道外から来ているスポーツ団体の人たちが、あまりの暑さにびっくりしていると職場の人が言っていました。

僕自身も10年前はもっと涼しかった記憶があるので、北海道の気候もずいぶん変わってしまいましたね…。

環境問題なんでしょうかね。

先週の試合にて発症した肉離れは、残念ながら今日まで痛みは徐々に落ちてきているものの、完全には消えていないので安静にしなければなりません。

無理して頑張るほどのモチベーションはないけれど(そもそもどこのチームにも所属していないし)、これまでずーっと土日は必ず身体を動かしていたので、少しストレスです。

体重も1.5キロほど太ってしまいました。(笑)

これは自分としては嬉しいニュースで、これを筋肉にしちゃえば一段階上のフィジカルコンディションに持っていけるかなと思います。

自己啓発書が言う「行動すること」の意味


今日はですね、行動とフィードバックについて考えてたいと思います。

よく自己啓発本等々では、「行動しろ!何でも積極的に挑戦しろ!」的なことが必ず述べられていますよね。

とはいえその言葉の意味について、表面的な説明しかなされていないことがあります。

特に有名人やインフルエンサーが書くような自己啓発書には、自分自身が取った行動の例は挙げていますが、それについて”どう感じたか”については書かれてはいません。

そうではなく、

「行動することで上手くいったり、失敗したりするけれど、それが経験となり次に生かせる!」

といったような、そちゃそうだというようなことしか書かれていませんよね。

行動が生むものは結果だけではない


確かに行動することによって、必ず何らかの結果が生じます。

その結果は行動しなければ得られないことであるのは確かだし、その結果が人生における大事な経験になるのもその通りですね。

ただそれは「行動すること」に対しての表面的な説明にしかなっていないのではないか、というのが本日の問いを立てた理由です。

では、行動することがなぜ良いのかという問いに対する本質的な説明は何か?

僕はその行動に対する感情のフィードバックを得ることこそが、行動することの最も重要な点であると考えています。

それはつまり、行動したことで生じた結果に対して生まれてくる、”嬉しい”だとか”悔しい”といった感情のフィードバックを獲得することですね。

そしてあらゆる行動によって生じたそれぞれの感情のフィードバックこそが、その人となり、つまりパーソナリティを作り上げていくのではないでしょうか。

”悔しい”思いをたくさんしてきた人は、辛くても挫けない強い心が育つのでしょう。

あるいは、”嬉しい”経験をたくさん積んだ人は、嬉しさを他人と共有しようとする親切心を身に付けていくのかもしれません。

こうして、人それぞれの経験から得た感情が、人それぞれのパーソナリティを創り上げていくのでしょう。

感情を大切にすべき理由


人の行動の源泉には、己の感情の動きが大きく働いていると思います。

つまり、行動—感情の相関関係が無限にループされているんですね。

これができたら”嬉しい”だろうから頑張るだとか、これができずに”悔しかった”から頑張るといったように、己の感情がエネルギーとして働いた行動には、また次の「新しい感情」がフィードバックされますよね。

どのタイプの感情フィードバックを得たかで、その人の根幹がつくられていくのはもちろんのこと、どのタイプの感情をエネルギーとしたかもそれと同じようにその人の根幹を作っていくのかもしれません。

例えば僕の場合では、ブログで頻繁に出るワードが”悔しい”という感情です。

これまでの人生を振り返ってみると、”悔しい”から壁を越えたいと思って頑張ってこれたことがたくさんあります。つまり、僕のモチベーションの源泉は”悔しさ”で、嬉しかったからやるというモチベーションにはならないのです。

そのことからわかるのは、以前できた嬉しいことを同じように繰り返しはせず、できなかったことを少しでもできるようにすることが嬉しいに繋がり、嬉しいとなるとそれを繰り返すことは無くなるのでしょう。

日々の行動の中で、この”悔しさ”を多く集めていける時に、僕は成長していると実感しています。

逆に、”楽しい”だとか”嬉しい”時を振り返ってみると、成長していることはなく停滞している印象ですね。

ただ、ここに関しては人それぞれで、僕とは反対に「楽しさ」が集まる時期ににガンガン伸びていく人もいるかと思います。

ともかく大事なことは、行動して終わりではなく、行動によってどのような感情を得たかまで追求することであることは間違いありません。

まとめ:✕誰が言ったか 〇何を言ったか


とまあ偉そうに言ってきましたけど、この

行動→感情のフィードバック論

は僕の親友

過去の転機を思い出したくなった

が教えてくれたことです。(笑)

周囲の人を見ていると、「誰が言っているか」で内容の良し悪しを決めていますが、僕は内容自体で良し悪しを判断する方がはるかに重要だと思います。

友人はまだ研究者としての道を進んだばかりですが、たくさんの挫折を通して彼なりの哲学を創り上げてきました。

それを僕は大学生時代に学び、自らの行動によってその哲学の深さを知ったので、これを僕の中に落とし込んでいる最中です。

みなさんもぜひ僕と一緒に、「凄い人が言っているから」ではなく本当に価値のあることを日々聞き入れていきましょう。

カテゴリー: PHILOROPHY真理

まつを

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