お疲れ様です。
子どもが生まれてからというものの、なかなか2時間大人しくテレビの前で座っている時間を取ることができず、半年以上映画というものを見ておりませんでした。
そんな中、今日は久しぶりに映画を見まして。
タイトルは『怪物』。
日本映画らしい、個の内面を人間関係の中から描き出すおどろおどろしい内容で、視聴後のスッキリさは無く、悶々と考えさせられるものでした。
この映画の内容とその考察については、この記事が素晴らしいので僕の記事では何も描きません。
参考:『怪物』 本気考察
映画を見て思ったのは、時間が無くてもやはりたまには映画を見るべきだなと。
というのも、どうしても日常の中だけだと自分と、家族や友人、職場の人の価値観にとどまってしまいます。
そんな中で、そういった価値観とは違う視点を自分に与えてくれるものが、読書と映画の2つになります。
読書は最近、子ども寝かしつけの後に30分〜1時間程度の時間を取れるようになってきました。
子どもは僕の書斎の隣で寝ているので、たまに様子を見ることができるの良き。
ただ映画はどうしても時間が取れずにずーっと見ていなかったのですが、やはり見た後に色々と内容も含め自分自身で考え、価値観がアップデートされたことによる満足感が大きかったです。
特に今回は、小学生の男の子の性の悩みとそれを打ち明けられない大人たちによる無言のプレッシャーという構図で、まさに10年もすれば子どもが辿り着くかもわからない未来とも捉えることができ、他人事ではなく自分ごととしてみることができました。
また僕自身、同性を好きになったことはなく異性を好きになったことしかない身で、これまで同性愛者に対しては偏見を持っていたことを正直にここでは打ち明けます。
自分はこれまでも、これからも同性愛者になることはないですが、とはいえ子どもがそうならないとは絶対に言い切れないわけで、そして仮にそうなった時に偏見を持っていたとして、子どもは僕に果たして心から信頼して話をしてくれるだろうか?
いや、それはないですよねやっぱり。
というところまで考えた結果、これまでの自分の偏見、および価値観をアップデートしなければならないなと痛感するきっかけにもなったのが、映画視聴という時間を頑張って取ってみたからに他なりません。
ちなみに、途中途中、子どもも一緒になってみていました。笑
何が言いたいのかというと、繰り返しになりますが大人になって、パパになって忙しくなっても、自分の半径5m以内の価値観でコッチコチにならないよう、映画というコンテンツを取り入れて自分の価値観や判断の幅を広げていかないといけないですね。
そして、改めて映画は最高!