カウンターでFWを追い越すサイドの選手が必要な意味とメリットを解説

 

こんばんは。

昨日は2年ぶりのサッカーの練習試合が34度の中と、地獄のコンディションの中で何とか計60分の出場で足を攣らずに走り切ることができました。

いや、ホントによくやったよワタシ。。

 

さて、今回は昨日のプレーの振り返りをしていきます。

昨日僕は4-3-3の左右ウィングと、4-4-2の右サイドをやったのですが、試合中に「こうすればよかったあああ」というケースを取り上げながら、そのときにどうすべきだったか、またそうするべきメリットを解説していきます。

 

今日はサイドアタッカーのオフザボールの動きの重要性について解説していくので、興味のある人はぜひ読んでみてください。

 

 

ケース:カウンター時にFWが中央でボールをキープしている


 

 

サッカーでは、攻めている相手に攻められている中でクリアしたボールが前線のFWにつながることがあります。

攻められていた側としては、そこのタイミングが絶好のカウンターチャンスになるのですが、全盛期のロナウドよろしく、1人で相手のDFを置き去りにしてゴールができるFWがいれば楽なのですが、ほとんどのチームにとってそんなFWはいないわけです。

ではこういう時にどうすべきかと言うと、後ろの選手の押し上げが必要になりますよね。

 

Mはワタクシまつをでございます。

昨日の練習試合で、残念ながら僕はこの状況が起きた際にスタミナ切れからFWをサポートすることができなかったわけなのですが、実際にはどう走るべきだったのかを考えてみましょう。

 

 

まずはどこにスペースがあるか、敢えて密集地帯に行く必要はありませんよね。

みなさんなら、このようなケースでMの選手はどこに動くべきだと思いますか?

 

 

 

 

思いっきり前のスペースを駆け上がってFWを追い越すべし


 

 

答えは簡単で、自分の前のスペースをガーっと駆け上がれば良いのです。

何の捻りのなくつまらない回答で申し訳ないのですが、何も難しいことをする必要はないんですね。

 

ここで大事なことは、絶対にFWの近くに寄らないことです。

FWの近くに寄ってしまっても、それはFWにとっては適切なサポートとは言えません。

確かにパスを引き出してボールを無事に保持することはできますが、カウンターの状況においてもっとも重要なポイントは、いかに速く前にボールを運ぶかになります。

 

当たり前ですが、前にボールを運ぶためには

  1. ボールを前に運ぶ
  2. ボールを前に蹴る

の2択になります。

 

このケースが生じた状況においては、FWはボールを前に運ぶことしか選択肢が無いのです。

では、FWがボールを前に蹴るためにはと言うと?

 

誰かに”走ってもらって”、その人の前にボールを蹴る他ありません。

その誰かというのが、Mさんになります。

 

このケースにおいて、Mさんが前のスペースに駆け上がってFWを追い越した場合、メリットが二つあります。

 

 

メリット①:相手DFを分散させることができる


 

 

Mさんが走ることによって、相手の最終ラインは必ず誰かがMさんに付かねばならなくなります。

恐らくこのケースでは、中央DF2枚のうち、Mさんに近い方のDFがMさんに引っ張り出されます。

そのことにより、中央のDFが1枚減りますよね。

 

Mさんが縦に思いっ切り駆け上がったおかげで、相手の最終ラインの枚数を分散させることができます。

 

 

メリット②:FWのプレーエリアと選択肢が広がる


 

 

MさんがDFを1枚引き連れてくれたおかげで、FWは中央のDFが手薄になったことでより心地良くプレーできるようになります。

ここで想定できるプレーとしては、

  1. Mさんの裏にスルーパスを出す(ゴール前に詰める)
  2. 目の前のDFを右に交わして自分でシュートを打ちにいく
  3. 一旦後ろの見方に落としてもう一度前のスペースに動き直す

というように、MさんがFWを追い越すことで、1と2の選択肢が増えました。

 

もしMさんがFWを追い越さなかった場合、当然ですが、選択肢は3しかないですよね。

カウンター時は相手のブロックが整っていないですし、自分のDFラインも後ろに揃っているのでリスクを取りにいっても問題ありません。

なのでここでは、ぜひ1か2を選択したいところです。

 

 

斜め45度からファーポストへのシュートを磨くべし


 

 

さて、もしMさんが上手くFWからパスを引き出すことができたのであれば、フィニッシュまでもっていくのが理想です。

もしMさんが左利きであったとしても、この場面においては右足でシュートしたいところです。

というのも、ここで左に持ち直そうとすると、既に相手の前に入ることができていれば問題ないのですが、相手と並走している形だと、左から来ているのに相手の目の前にボールをさらしてしまうわけです。恐らくそうすることで、相手の足が当たることは容易に想像できるでしょう。

左から来る相手DFの足に当たらないよう、遠い方の右足でシュートを打つことによってゴールに飛ばせる確率が上がります。

 

これと同じようなケースが逆の左サイドで起きたとするなら、その際は左足でシュートを打ちましょう。

 

こういったケースは1試合に1回は訪れる可能性が高いので、これを想定して自分が担当するサイドから同じ足での斜め45度のシュート練習をしておくことをおすすめします。

 

 

走るか、走らないかの差


最後に、今回取り上げたケースワークを改めて読み返していただくと分かるように、僕は簡単なことしか言っていませんよね。

Mさん(昨日の僕ですね)はただ前に走って、ボールが来たらシュートを打つべし。

もし来なくても、走ったことによってFWの時間とスペースをつくることができるのです。

 

ただ、このオフ・ザ・ボールの動きが苦しくなってきた後半の展開でできるかどうか、走れるかどうかが試合内容を大きく左右します。

実際、僕も昨日の練習試合でもしこの動きができていれば、大きなチャンスをつくることができたでしょう。

だけど走れなかった。

だからこそチャンスは生まれなかった。

これもまた単純なことですね。

 

サッカーは相手のミスを突くスポーツであると同時に、自分の弱さに打ち勝っていくことで勝利に近づいていくスポーツでもあります。

 

こういったケースが生じた際にチームのサポートになることができるよう、日々のトレーニングを大事にする必要があります。

そしてその積み重ねが、チームでの信頼を勝ち取る近道でもあります。

 

さあ、明日からまた頑張っていこうじゃないか!