今日はバイトが入っていないので、最近気づいたことを書き記しておきたいと思います。
今は夏頃の自分とは打って変わって、またサッカーを心から楽しめるようになってきました。
その理由を考えたところ、気持ちの持ちようの変化があったからではないかと思います。
成長を阻害する自己暗示
夏までの自分は、人見知りで引っ込み思案な性格なため、「コーチの仕事は自分には向いていない」と自分自身に呪いをかけていました。
自分には人を指導することも、時には厳しいことも言える人間ではない(=できない)と思い込んでいた節があります。
「できない」という思いが自分の頭の中に蔓延してしまうと、全てのことをネガティブに考えるようになってしまいます。
自分ができないのはチームのせいだ、監督・コーチ陣のせいだ、そもそも僕に紹介した恩師のせいだ、といった具合に。
僕は自分自身に、負の自己暗示をかけていました。
自分で気づいて行動に移す
9月の初めに、監督に自分の悪い点を指摘されました。
「うるさいな」と思いましたが、後で冷静に考えるとそういう感情が生まれるのも、そもそも自分で悪い点を自覚しているからに他ならないからでした。
変わらなくては、と思いましたが急に練習で積極的にわーわー言うことはまだできませんでした。
ただ、小学生のスクールでは徐々に教え方を工夫して、練習で気づいた時には止めて皆で確認しながら進めることができ始めていました。
なので高校生の練習でもそれができるように、ここでガンガン監督コーチ陣が行っている指導の仕方を練習することにしました。
また、自分で何か行動を起こさなくては変わらないと思い、選手たちの飯トレの進捗記録をつけ始めてみるなど、アイデアが浮かんだら即行動するようにしています。
行動により成長のサイクルが回り始める
行動を起こせるようになったことで必ず起こした行動に対する結果が生まれ、その結果を検証・改善するようにしたところ、そのサイクルが回り出して徐々に自分が成長している実感が得られるようになりました。
この成長のサイクルが回り出したことで、毎日を楽しく感じることができています。
それは、「成長しようとしている+成長の実感ができている」からなのでしょうね。
成長のサイクルは、行動から始まる分析・検証を経た改善であると言えます。
能力ではなく行動こそが成長の秘訣
「上手くいかない時、人は必ず他人のせいにする」と、監督はよく言います。
自分はまさにその一例で、周りのせいにすることで逃げていただけでした。
この悪いサイクルに気づくことができ、改善できたのがここ2カ月で得た大きな経験です。
「成長する人は、できるかどうかの【能力】ではなく、やるかやらないかの【行動】に焦点を置いているのだ」というのが今の僕が出した結論です。
だから僕は、今日も明日も明後日も、とにかく行動するだけなのだ。
今は自分がトレーニングを担当する日が待ち遠しくて仕方がない。
自分でもびっくりの、嬉しい心の変化です。