朝晩が涼しくなったおかげで、クーラーを付けずとも寝やすい日々が続いています。

あと少ししたら、これが肌寒くなるのでしょうよ…。

昨日までのワンオペ・6連勤を無事終え、今日から3連休。

束の間の休息を頂きます。よーやった自分。

最近、朝起きたらマネーフォワードの更新が日課となっています。

平日よりも時間があるので証券口座の推移をいつもよりじっくり眺めていたところ、なぜか今日は「個別株の投資でも始めるか」と急に思い立ちまして。

少し前までは個別株の購入にビクビクしていた自分ですが、今日は勢いで購入することができました。

それが良いか悪いかはさておき、この記事では自分のように個別株の購入を迷っている人の背中を押す内容になればと思います。

投資を始めたキッカケはつみたてNISA


ワタクシ、こう見えてもちゃんと(?)投資活動をしておりまして、3年ほど前からつみたてNISAを続けています。

3年前と言えばちょうど前々職のサッカーコーチから前職の町役場の契約職員に転職して半年ほど経ち、少しずつお金に余裕が出てきた時でした。

とはいえ手取りが15万円弱だったため、とりあえず15,000円をコツコツと。

現職に転職してからは手取りが20万円以上に一気に増えたこともあり、満額である33,333円を積み立ててきました。

最初の方はよく分からないまま始めて、国内株式、外国株式、米国株式、新興国株式をとりあえず3,000円ずつ買うという、今思えば分けわからん買い方をしていました。(笑)

その後、自分で書籍や動画を見て勉強をしたり、詳しい兄や友人のアドバイスを受けて、

  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

にしています。S&P500はもう積み立ててはいませんが、全世界一本にする前に一本にしていたのを残している感じです。

ボーナスを特定口座にぶっこんでみた


そんなこんなで3年ほど続けてきたつみたてNISAですが、昨年から現職に就いて正社員になってからは”ボーナス”という有難いお小遣いが会社からございまして。

みなさんはもしかするとずっと正社員でいるのならその有難味が薄いかもわかりませんが、契約社員を経験した身であればその有難さたるや。

契約社員にはボーナスがないなんてざらですし、あっても1か月分が良いところでしょう。

それはさておき、これまでKAT-TUNを見習ってギリギリでいつも生きてきたワタクシは、いざお金が入るようになるとギリギリに舞い戻るのが怖くてですね。

大きな買い物をするくらいなら、投資にでもぶっこんだ方がいいのではと思い、特定口座で投資信託を買い足すことにしました。

何の面白みもありませんが、兄の手ほどきで、年末年始に実家で親子3人(オヤジ、兄、ワシ)でeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)を買い足しました。

てなわけで、昨年度からつみたてNISAに加えて、余剰資金をちょこちょこ特定口座の投信にぶっこむ生活が始まりました。

なんなら、僕は楽天証券を使っているのですが、楽天証券は楽天で買い物したり、楽天モバイルその他サービスの決済をしたりした時に貯まるポイントで、投資信託を買うこともできるのです。

そのためチリツモですが、ポイントが例えば2,000あたりまで貯まったら、「何か買っちゃおう!」の”何か”=投資信託としています。

積立だけでなくボーナスなどの余剰資金で個別の投資信託も買うようになるなど、投資信託への敷居はかなり自分のなかで下がってきました。

ただ、投資活動の中で、投資信託の購入とは別にワタクシがどうしてもやってみたかったことがあります。

やはり、投資と言えば個別株の売買!


それこそ投資信託というものを知る前の社会人1年目、農協の仕事がつまらなさすぎて辞めようとしていた時に、仕事を辞めた後どうお金を稼いでいくか考えていたところ、「投資だ!」とクソ浅はかなことを考えていました。

まあ誰でも一度は投資でバリバリ稼ぐことに憧れるかと思いますが、例のごとくワタクシもその一人でした。

運のよいことに身近にデイトレーダーの方がいたので色々とお話を聞いていたところ、デイトレはやめておいた方が良いと諭されました。

その先輩はリターン成績が良いこともあって、知り合いの社長さんにもおすすめの個別株をレクチャーしてお金をもらっていたほどなのですが、とにかく精神の上がり下がりに疲れるそうです。

例えばその方は、「1カ月に最低いくら稼ぐ」と決めていて、それをノルマにやっていたそうなのですが、

  • 月初に早々に稼ぐことができた月は、気は楽だが逆に残りが暇になる。(自分は暇なのに、周りの人は仕事をしていて忙しいので人との触れ合いが恋しくなり、なぜか農家のバイトをすることもあったらしい)
  • 月の中頃まで成果が出ないと焦り出し、終盤になっても成績が出ないと四六時中机に座ってPCと新聞を見続けなければならないくなる。
  • 思いの外稼いでしまった月は、金遣いが荒くなる。
  • 結局負けた月は、来月の頭から先月分の負けを取り戻さないとと余裕のない日が続く。

結局、その先輩は知り合った翌年に、「やっぱ家でPCと新聞見てるよりも、毎月安定した給料がもらえて人と仕事する方がイイわ」と言って営業会社に就職して楽しそうにしていました。

もちろん、デイトレーダーによってやり方は違いますし、人によってはデイトレでお金を稼ぐ方が向いている・楽なのかもしれません。

そんな先輩に「自分、デイトレやりてっす!」と相談したところ、「そもそも資金があってできることなのに、お前貯金全然ねーじゃん!」とツッコまれて、「おとなしくつみたてNISAでもしとけ」と言われて2年後につみたてNISAを始めたわけです。

話が長くなってますが、今は投資を学ぶ中でデイトレがいかに大変か、そもそも投資は長期的に見る方がリターンが大きいことが分かっているので、デイトレをしようなんざ思ってはいません。

ですが、デイトレーダーが毎日やっている個別株の売買自体はやってみたいという想いはなくなりませんでした。

そして今、貯金も無事3桁に到達したので、そろそろ個別株でも買ってみるかと重い腰を上げるに至りました。

個別株の購入=その会社を応援すること?


僕は仕事柄、生徒たちに今年から投資の授業をしています。

正確には僕がしているわけではなく、授業制作の部署から来た資料を使って教えているのですが、その説明の中に、「株を買うこと=会社を応援すること的な文言があります。

まあ金融の知識をほぼ知らない学生向けなのでこちらの説明でもなんとか伝わりますが、正確には株を買うことはその会社を所有することです。

とはいえ、小さな会社でなければ株は多くの人で共有しているため、”自分だけ”で所有しているわけではありません。

そこは間違えないようにしないといけませんね。

僕のような一般ピーポーが株式を購入した場合、個人株主となります。

その場合、下記のような権利を得ることになります。

自益権

  • 利益配当請求権:利益の分配(配当)を受ける権利
  • 残余財産分配請求権:企業が解散する際に財産が余った場合に分配を受ける権利
  • 新株発行差止請求権:株主が不利益を受けるおそれがある場合、新株発行の差し止めを請求できる権利
  • 新株引受権:株式会社が発行する新株を他者に優先して引き受ける権利
  • 株式買取請求権:合併や会社分割、事業譲渡など利益に重大な関係がある議決が決定した場合に、これに反対する株主が株式会社に対して自分が保有する株式の買い取りを求めることができる権利
  • 名義書換請求権:株式名簿の名義書換を請求できる権利

共益権

  • 経営参加権:株主総会に出席して会社経営に関する決議に参加することができる権利。1株主につき1票の議決権が与えられる。
  • 株主提案権:株主が株主総会で議案や議題を提案する権利
  • 代表訴訟提起権:会社に代わって取締役を提訴できる権利

【カブガイド】株主と株式会社の関係

こうやって書かれたものを見ると難しそうですが、要するに会社経営にちょこっと口出しをする権利や利益を分けてもらえる権利があるのです。

経営に口出せるなんて、なんかワクワクしますね。(実際はしないと思うけど)

所有したい会社を選ぼう


となると、個別株を購入するにはある程度の興味関心がある会社を選びたいと思いまして。

じゃあ今、実際にどういった会社が好き・身近・よく利用しているかな…と考えたところ

  1. 楽天グループ:楽天経済圏の人間なので
  2. 日本航空(JAL):本州に来てから地元への帰省で頻繁に使う、なのでカードも作った
  3. メルカリ:日用品のリサイクルに
  4. Panasonic:家の家電はパナが多い

この4つが挙がりました。

さて、2022年9月10日本日の株価は1株当たり

  1. 楽天グループ:658円
  2. 日本航空:2,550円
  3. メルカリ:2,123円
  4. Panasonic:1,127.5円

初めての今回は100株を購入する予定なので、株主優待は100株以上で、

  1. 楽天グループ:楽天キャッシュ500円分、楽天トラベル1,500円分の国内宿泊クーポン
  2. 日本航空:株主割引券1枚
  3. メルカリ:なし
  4. Panasonic:なし

配当は1株当たり

  1. 楽天グループ:4.5円
  2. 日本航空:なし
  3. メルカリ:なし
  4. Panasonic:15円+15円=30円?

ん~…この中でお得に株主優待と配当をもらいつつ、今後も継続して所有して応援していきたいのか考えた時に、やはり一番使い倒している楽天グループにしようとなりました。

僕がどれほど楽天経済圏で暴れまわっているかについては、次回の記事で書こうと思います。

ちなみに配当は、1株当たり4.5円なので100株を所有していたら、450円ですね。

雀の涙程度ですね。

頑張れ楽天グループ!


というわけで、初めての個別株の購入は楽天グループにしてみました。

投資界隈でいうグロース株ではありませんし、今後も楽天モバイルの先行きが不透明なところ若干怪しさはありますが、個人的には楽天証券を含めとにかくお世話になっているので頑張ってほしいと思っています。

グロース株って何?バリュー株との違いも徹底解説!

そう考えると、メルカリなんかはグロース株になってくるのかな?

1つ買ってみると、また次の興味が湧いてきますねえ。航空業界も早く回復してくれると良いな。

とはいえ、これからはメタバースが来るからリアル空間のエンタメより、メタバース空間のエンタメを作る会社に注目すべき?

なんか色々と考えると面白そうですね。

まあ、一旦は無事個別株を買えたわけだし、楽天の株を売却して稼ぐ!というよりかは、「頑張ってくれよ~。あ、株主優待サンキューな~」ってくらいの心持ちでいようと思います。

初めての100株を自分が頻繁に使っていてかつ好きな会社で、しかも10万円以下で買えたしいっか。

楽天経済圏を愛してやまない僕は、これからの楽天グループの成長も大いに期待して!

カテゴリー: LIFE家計

まつを

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