【素人必見】未経験者コーチがGKを指導するための心得を解説!

こんにちは。良い天気ですね。

昨日は講習会の折り返しとなるDay9でしたが、目から鱗の内容が盛りだくさんのGK指導についてでした!

実はコーチ時代にも、トップチームやBチーム試合に帯同した際に、監督・コーチ陣が選手を指導している横でGKのアップやトレーニングを手伝っていたんですね。

ただその時は、チームのGKコーチから選手たちに渡されていたメニューを手伝っていたので、僕自身がメニューを考えているわけではありませんでした。

今回のDay9の講習を通して、自分でもGKの指導が少しできるようになった気がします。

知識って大事ですね。

GKはつらいよ


サッカーをしている人なら誰しもがご存知の通り、やはりGKはポジション柄ミスが許されませんし、かといってなかなか褒められることがありません。

中高生になると特に、GKは端でトレーニングをし、フィールドプレイヤーはコート目一杯に練習をしているという風景がよく見られます。

とはいえ、やはりGKもチームの大事なピースの一つでして。

指導者は10人プラス1人としてGKを見るのではなく、11人の中の1人としてGKを見てあげる

チューター

とおっしゃっていましたが、本当にその通りだなと思います。

だからこそ、トレーニングにおいてもしっかりとGKを参加できるものを考えなければなりません。

これまでの講習会でも、サッカーの本質を見失わないようにと何度も言われてきましたが、「ゴールを奪う・ゴールを守る」という意識を持たせるトレーニングのためには、1日のメニューの後半は必ずGKを入れたトレーニングを考えなければならないように思います。

また、トレーニング中においても、どうしても僕たち指導者側はフィールドプレイヤーの出来に目が行きがちで、「あとシュートが○本決まったら終わり」と言いがちですが、GKの目線からすると嬉しいものではないですよね。

フィールドプレイヤーだけでなくGKのモチベーションを高めるためにも、「GKがあと●本シュートストップしたら終わり」とするのも良いと言われていました。

今後の指導現場で、これは必ず意識していきたいです。

指導者も必ずGKを経験すべし


この日の講習では、僕たち講習会生も全員がグローブをはめて、GKのウォーミングアップからトレーニング、そしてゲームの全てを体験しました。

この日のためにGKグローブを探してみましたが、やはり本物はどれも高くてですね…。もちろん、2000円台のちゃっちいグローブもあるにはあるのですが、買うからには長く使えるものが良いですよね。

コーチ時代にチームのスポンサーがペナルティだったことから、ペナルティの商品を愛用しています。

ペナルティのGKグローブはどれも5000円以上になってきますが、色々と探した結果どうやらゴレイロ(フットサルのGK)グローブは5000円以下で収まるようで。

尚且つ、ゴレイロ用なので普通の防寒グローブよりもグリップがしっかりしていて、手首もマジックテープがぐるっと1周回るガッチリしたやつでして。

見た目もスタイリッシュなので通常時も履けるのではと思い、購入してみました。

今回の講習で使用してみた感想としては、めっちゃ良かったです。

やはりボールもしっかりと滑らずに手に収まりますし、やはり薄さはあるのですが大きめのLサイズを買って普段防寒で履いている手袋との2枚重ねにしたら、シュートストップも痛くなかったです。

おすすめです。

サッカーショップ加茂

実際にGKの基礎的な動きを今回は学びましたが、これまではローリングのところに恐怖感を抱いていましたが、どうやれば痛くないローリングができるのかを知ることができ、恐怖感を取り除くことができたのが一番の収穫でした。

僕自身が体感できたことで、これはこれから選手に伝えることができそうです。

また、基本姿勢からの動作も学ぶことができ、GKをやり始めた年代の子たちに伝えることができそうなのも良かったです。

GKが専門ではないから勉強しないはダメ!


トレーニングとゲームでは、実際にGKのポジショニングをチューターから指摘を受けながら学ぶことができました。

やはり実際にGKをやってみて、専門の方に正しい知識を教えてもらう経験がなかったので本当に貴重な学びが多かったのが今回の講習内容でした。

遊びの中で学ぶとはよく言いますが、とはいえもっと上達するには、もっと質を高めるにはやはり専門的な知識を学ぶ必要があります。

GKたちにとっては、GKを経験していない指導者であっても専門家であることに変わりはありません。

僕たちが教えているサッカーというものの中には、GKの要素も勝利のためには重要になってきます。

フィールドプレイヤーの指導ばかりに目を向けるのではなく、GKも一緒にチームをより高みに連れていける一員になるよう育てる必要があり、そのためにもGKの知識を学ばねばなりません。

今回はGKというポジションを体験してみて、改めて指導者というのは自分の学びたいことだけを学べば良いというものではないと気づかされました。

GKについてもしっかり学んでいかなければ!