こんばんは。いやー、悔しい。悔しすぎる。。
昨日は今回の講習会で初めて、指導実践にチャレンジしました。「指導する」のは僕にとって4年ぶりでしたが、一言で言うとまさに「大失敗」となりました。
うーむ、やはり指導ってのは一筋縄ではいきませんね。
対”大人”を指導する難しさ
これまで僕は、小学生と高校生に指導することがありましたが、大人に指導するのは今回が初めてでして。
以前所属していたフットサルチームの練習で、監督がいなかったので僕の方で練習メニューを提案させてもらった時はあるのですが、ただ普段から一緒にプレーしているチームメイトなのでね。
こっちも説明するのに緊張しませんし、一旦プレーを確認するために止めても誰も疑いの目を持ちながらみてくることはありませんでした。
今回はというと、これまで9回に渡る講義を共に乗り越えてきてはいますが、やはりどこか他人感覚と言いますか、自分とは別のチームというかなんというか。
まだ”仲間”というよりも”ライバル”的な要素が強く、お互いの指導実践の様子を応援するというよりかは、観察している雰囲気が強かったです。
そういう大人の目って、結構怖いじゃないですか。笑
そんなこともあって、初っ端からガッチガチに緊張してしまった僕は、トレーニングの説明も辿々しく、丁寧に説明しようとした結果説明が長くなってしまい、長くなってることにまた焦ってしまい…。
という負のループに陥りました。
失敗するから改善点が見えてくる
思うような指導ができなかったわけですが、サッカー協会のチューターが繰り返し僕らに伝えていたように、今回初めて実践してみたことで、たくさんの改善点が見つかりました。
今回の僕であれば、
- 指導ポイントもいくつも準備していたはずなのに、上手く指導できなかった
- 丁寧な説明による時間の長さに焦ってしまった
- 選手たちが次から次へとプレーを続けてしまい、フリーズするタイミングを逃した
それを踏まえて、次回は
- 「これは伝えたい!」という指導ポイントを1〜2個絞っておく
- 時間は気にせず、選手が「何すんだ?」とならないことを優先する
- 自分の方でプレータイミングをコントロールする
などなど。できなかったことを反転させれば、それが改善となりますよね。
指導現場にいた当時もそうでしたが、毎回指導が上手く行くなんてことはないんですよね。
やって、失敗して、改善して良くなって、それでもまた失敗して…。それが永遠に続いていくのでしょう。それが指導もとい教育の面白さともいえます。
悔しい!という気持ちを忘れずに
今回の初めての指導実践は悔しい結果になりましたが、この「悔しい」という気持ちが大事だと個人的には思っています。
悔しいと思うから「次こそはやってやるぞ!」という気持ちが湧いてきますし、その気持ちがあるからこそ工夫するんですよね。
欲があれば工夫する
監督
僕がコーチをしていた時に、僕に何度も監督が言っていた言葉ですが、もっと上手くやりたい!選手たちに上手くなってほしい!という欲が、次の改善や工夫を促します。
まだ指導実践は始まったばかり。欲を持って次週の指導実践にまたアタックしていきます!