こんばんは。
今日は小学生スクール最後の日でした。
4月からスタートしたこのスクールも、早いものであっという間に最終回を迎えました。
最後の練習
今日は残念ながら1人インフルエンザで来れなかったため(1月もかかってなかったっけ?笑)、14人でトレーニングを行いました。
よくここまで増えたもんだ…。それはそれは練習が賑やかになりましたよ。
メニューはシンプルに2人1組でリフティングをした後、3人1組で2対1をして、あとはひたすらゲーム大会でした。
「この1年でみんな本当に上手くなったなあ」
と感慨深い想いで見ていました。
積極的に指示を出すようになった6年生。
ドリブルで突進するだけでなく、味方にラストパスを送るようになった6年生。
1年間真面目に謙虚に、真摯に練習に取り組んだ6年生。
スクール内2番目の参加率で、少しずつストライカーの能力を開花させつつある5年生。
ただ蹴るのではなく、考えてプレーできるようになってきた5年生。
ポジションの取り方が上手くなった5年生。
高学年に混ざって、必死にボールを追い続けた3年生3人組。
挙げたらキリがありませんが、とにかくみんなそれぞれが継続して頑張ってきた成果が、そこにはありました。
最後の挨拶では、ゼビオで買って来た日本代表グッズを子どもたちに配り、年間最優秀選手を独断と偏見で選出しました。
もちろん、それはスクールに1年間ほぼ休まなかった6年生で、例え2人や3人の時でも文句を言わず通い続けてくれました。
その子の選出に対して、誰も文句を言わずむしろ「賛成!」との声が上がりました。
その6年生の子も、「頑張って良かった~」と笑顔で言っていたし、親御さんも
「まつをコーチも1年間大変だったでしょうけど、息子がお世話になりました。いつも優しく教えてくださって、ありがとうございました」
とおっしゃってくださいました。
「また来年もやってくれますか?」
子どもたちからは、
「来年もやってくれるよね?」
と聞かれましたが、残念ながら来年から僕は遠くに行ってしまいます。
「え~、行かないでよ!」
と言ってくれる子たちがたくさんいて、6年生の子たちも
「中学に上がってもスクールに来たい!」
と言ってくれました。
それに応えたいと思いつつ、新しい仕事が決まってしまっていて…。
非常にもどかしい気持ちではありますが、僕も新しい仕事に挑戦したいですし、この低賃金生活から抜け出したい気持ちもあります。(笑)
寄せ書き
最後に3年生トリオが、寄せ書きを渡してくれました。
「まつをコーチ楽しかった!」
と言ってくれて、みんなで親御さんのカメラで記念撮影をパシャリ。
嬉しかったですね。
いつかは彼らの中から忘れられてしまうのでしょうけど、こういった形で残っていけるのであれば幸せなことではないでしょうか。
まとめ:少しは何か残せたのかもしれない
1年間、やってよかったです。
最初の半年は子どもが集まらなくて本当に辛かったですし、何度も辞めたいと思いましたね。
ですが途中で自分のトレーニングの質が悪いことに気がついて大幅に改善したことで、自分のチームの練習がない時に来ていた子どもたちが、僕の練習を優先してくれるようになりました。
良くも悪くも、良いモノを良いと判断してくれる正直な子どもたちのお陰で、僕自身も大きく成長できたのは間違いありません。
最後に子どもたちからこのような反応を頂き、微力ながらも何か彼らの中に残せたのではないかと思います。
もっとできたこともたくさんあるのでしょうが、それは次への課題としたいと思います。
- 自分は一体、何をしてあげられるのか?
- 本気で向き合おうとしているのか?
この2点がコーチの仕事においてとても大事でしたし、これは他の仕事であっても同じかもしれません。
次の仕事でも、この1年間で学んだことを忘れず、精進していきたいと思います。
ありがとう、みんな!
元気でね!
またいつか、一緒にサッカーしよう!