こんばんは。

今日は、隣町の市役所クラブの練習に参加してきました。

一応先週の金曜に肉離れから復帰しましたが、今日は前回よりも快調で、もも裏もしっかりと伸ばせる。

万全のコンディションで練習できるって素晴らしい!

 

 

 

 

さて今日のトレーニングですが、人数はなんと7人。

去年の、小学生スクールの中盤期を思い出しますね~。(笑)

でも人数の少ない練習こそ、自分の稼働時間が増えるのでいいことですよね。というわけで、1カ月のブランクを取り戻すべく頑張って走ってきました。

 

初めは対面キックをして、次にロンドの5対1と5対2。

この後の練習どうする?となったので、「僕ちょっとメニュー組みましょうか?」と提案してやることに。

要望は、みんな持ちすぎてシンプルに回すことができないとのことで、そういう意識を植え付けることのできる練習があればとのことでした。

となるとやっぱり、ロンドは基本ワンタッチでいきたいですね。

そもそも、持ちすぎる理由は顔が上がらない以外にも、選択肢がないということも往々にしてあります。

さらにそもそも、ボールを回すにはペース配分を考えることができるプレイヤーが必要なので、今日は簡単にオフザボールの意識を付けるトレーニングをしようということになりました。

 

 

① 2対2+2縦サーバー

僕のお得意のメニューですが、サーバーにボールを入れた時に、いかに2つの選択肢を作れるかが肝になるので、当てて終わりではなく、出してそのまま受けようとする動きが求められます。

之も立派なオフザボールですよね。

 

 

② ゴール前2対2

なんの変哲もないシンプルなトレーニングですが、絶対に念頭に置いておきたいことは、「試合中相手ゴール前で突っ立ってボールを受ける」という場面は100%ない。ということは、常に動きの中でボールを受けなければならない。

なので、ボール出しから受けることになるオフェンスの2枚は、絶対に止まってもらうことは禁止で、

このトレーニングでOFの理想の受け方は、DFの裏に抜けてキーパーと1対1になること。

ただそれは、このトレーニングの広さではほぼ無理なので、であれば次は自分のへそをゴールに向けた状態でなおかつDFと距離をとって受けること。そうすれば、ワントラップして即ドン。以上。

ただこれをするには、ボール出しが刺しパスを出せることが前提となります。

それもできなければ、敢えてDFに近づいてからスピードを上げて外に膨らみ、なおかつへそを前に向けた半身で刺しパスを足元に、など色々ともらい方はありますよね。

要は、止まってもらったらダメなんだから工夫せーやということです。

頭を使うのがサッカーの醍醐味ですからね。

 

思うに、サッカーを真に楽しめる人間は2種類で、1つはボールを思い通りに扱える選手、そしてもう1つは頭を使って味方を生かしたり、動かしたりしてチャンスを作ったりピンチを消したりする選手なのではないだろうか。

前者も後者も努力が必要だけれども、後者の方が簡単になれると思う。ただし、それにはサッカーの原理原則を理解する必要があるよね。

 

 

話は変わりますが、練習を教えていてふと思い出したことがあります。

高校生を教えていた時に、局面のトレーニングを僕は1回の中で1個か2個取り入れていましたが、選手たちは最初「なんでこんな練習すんねん?」という顔をしていました。

試合でその場面が出てきたときにやっと、「あの練習はこういうことだったんですね」と気づいてくれたという意味では、経験論で彼らは理解させればよかったわけです。もちろん、ちゃんと最初に上手く説明するのがベストですよね。

今日社会人を教えていて思ったことは、誰も不思議な顔をせずにすんなりとトレーニングに入っていったこと。もしかしたら、社会で生きてきた結果言われたことを意思なくとりあえずやるという性質を身につけてしまったのかもわかりませんが、理解が早かった。そういう意味では、言葉でもう少し説明できれば良かったなと思うと、

 

「なぜ局面の練習をするのか?」

というと、

「試合は様々な局面の集合体であるから、予想しうる局面をできる限り練習して、攻守の基本原則を理解する必要があるから(結果として、それがその時の対応=応用につながるから)」

んだんだ。

 

やっぱりもうプレーよりも、教える方が楽しいですね~。

来週も人数少なかったらトレーニングお願いねと言われたので、人数少ないことを祈っていますぅ!

 

 

 

 


まつを

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