こんばんは。

昨晩からお腹が痛くて寝不足です。(苦笑)

最近続いていた夜更かしが原因ですね、修正しないと。

さて、昨日の小学生スクールは8人でのトレーニングとなりました。

最後に4対4のミニゲームができたので、選手たちもまだやりたいとねだる中で練習を終えることができました。

 

メニュー

  1. 対面パス
  2. 3対1(11m×5m)
  3. 2ゾーン2対2
  4. ビルドアップ4+GK対3
  5. ミニゲーム

 

① 対面パス

パスを出したら動く、という意識を植え付けることがこのトレーニングの目標です。

ただトレーニングの際にはこのことをあえて言わずに、次のトレーニングで必要になった際に、なぜことトレーニングをしたかという理由を付けるのに使います。

もちろんただインサイドでトラップしてインサイドでパスではプラスの積み重ねが少ないので、インサイド以外でのトラップやインサイド以外でのパスという制限も加えました。

また、最後はトラップして4タッチ以上してからパスし、相手にできる限り早くパスを通すという制限を付けました。この制限の意図としては、トラップした際に細かく早く4タッチしてパスを出すか、あるいは前に速く運びながら相手に渡る前に4タッチして近づいてパスを出す、といったような形が出てきます。これはトラップがずれてもその後のタッチで修正して出す技術や、1トラップ目で前に運ぶ意識が身に付くと思います。

 

② 3対1(11m×6m)

いつもとは違い、コートを長方形にして行いました。

これは前のトレーニングの意識があると、パスが回りやすいことを認識させるためのトレーニングです。

コートが長方形であるので、長辺にボールホルダーがいる場合は

○        ○

このように角度を作ってパスコースを作りやすいですが、

ボールホルダーが短辺にいる場合だと、

        〇

〇 ✕

        〇

サポートをサボってしまうと角度ができにくく、DFの足がパスコースに入りやすくなってしまいます。

これを防ぐには、パスを出した後その足ですぐにサポートに行くのが大事になります。

  〇 ←

〇 ✕

      〇

ここで動いた上〇の人は、ボールホルダーへのサポートができつつ、下〇の人へパスを出す角度も同時に確保できています。

これを続けることができれば、パスは回しやすくなるはずです。

次回は回るようになってきたら、DFについて言及するつもりです。

 

③ 2ゾーン2対2

このトレーニングは、前回行なった際に不在の子たちが今日は多くいたので、慣れるために行いました。

トレーニングの狙いと意図は↓から確認してください。

【サッカー】小学生トレーニングvol.11―味方と連携してコースを限定して相手を追い込んでボールを奪う

 

④ ビルドアップ4+GK対3

前回は人数的に3対2になりましたが、今回は人数が多かったのでDF4対OF3にして、OF側はGKからパスを受けてのビルドアップの練習にしています。

DFの目的は、ライン突破かサーバーにパス。つまり、6対3ですね。

当たり前ですが、これまで1年間トレーニングしてきたのでこの人数差でのビルドアップはお手の物。僕は常にDF3人のうちの1人で参加していましたが、見事に何度もビルドアップを成功されてしまいました。

最近はGKを使う機会も増えてきて、GKに入った選手も顔が上がってパスコースを探す、しっかり味方に付けるというプレーができるようになってきました。

次回は中を3対3の同数にしてやってみると、中が同数でマンマーク状態になるので、GKとサーバーがより頭を使わなければならなくなって良いトレーニングができそうです。

 

⑤ ミニゲーム

前半を2タッチアンダーで、後半をフリータッチで行いました。

最初はみんな「え~」と言っていましたが、なんやかんやでボールを受ける前にパスコースを見つけておく、前が空いていれば1タッチ目で前に運ぶというプレーが格段に上達していました。

徐々に、自分がこれま行なってきたトレーニングの意図が出てきいるのがわかり、嬉しいですね。

後半は皆生き生きドリブルしていました。(笑)

 

まとめ

単純にミニゲームが好きというだけでなく、全員が勝ち負けにこだわるようになってきて良い傾向が出てきています。やはりサッカーは勝負事である以上、小さいうちから「勝って嬉しい」、「負けて悔しい、もう一回やりたい」といった感情をストレートに出せるようになってほしいです。

それがサッカーであれ将来の仕事であれ、上達するためのエンジンになると僕は思っています。


まつを

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