今日から連休後半ですね。皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?

僕は休みなくサッカー漬けです。

さて、今日はトレーニングマッチで気づいたことを振り返ってみます。

試合中に選手を怒り続ける指導者


今日の練習試合の相手は中学生クラブチーム。

こちらは高校生なので、やはり力の差が如実に出た試合となりました。特に、こちらはトップチームの控えと1年生の混合だったので、トップ控えのレベルは中学生とは比べ物になりませんでした。

その中で気になったのが、相手監督の選手への指導です。

試合中ひたすら怒鳴り続け、選手の動きを否定し続けていました。

指導論は人によって違うと思うので、否定するわけではありません。実際に道内ベスト4に入る実力のチームなので。

ただ、僕としてはどうしても好きになれない指導方法でした。

選手たちは指導者から怒られたいのか?


僕の中には、孔子の「己の欲せざるところ人に施すこと勿れ」という考えがあります。

「自分が人にされて嫌なことは、人にするな」という意味ですね。

この言葉を常に頭に置いていると、自分がこれから取ろうとしている行動や発しようとしている言葉が、誰かを傷つけないだろうか?と一度冷静になって考えることができます。

とはいえ、まだまだ修行中の身です。まだ悪口や揚げ足取りをしてしまうことがありますから…。

で、その思いがあると怒鳴り散らす指導は、どうしても僕の指導哲学に合わない。

前回の記事で挙げたように、総監督の話は納得ができます。あくまでも厳しい言葉の本意は、相手の生徒の将来を思ってのことだからです。

ですがひたすら怒鳴り散らすのは、僕ははっきりと「悪」だと思います。

総監督の指揮を今日初めて見ましたが、厳しいコーチングもありますが個人の名前を挙げて褒めることも多々ありました。

良い時は良い、悪い時は悪いのオンオフがしっかりしているので、選手にも総監督の考えが明確に伝わっているような印象を受けました。

悪いプレーの批判ばかりが続くと、すべてのプレーが悪いものであるように選手は感じてしまうのではないか、というのが今日得た考えです。

それが選手にも伝わってか、練習試合の相手チームは選手同士での罵り合いが酷いことになっていました。

「死ね」「ふざけんな」などなど…。審判していたので、声が全部丸聞こえ。(笑)

指導者のマネをする選手たち


子どもは身近な大人のマネをして成長していくと、僕は思っています。

つまり、批判ばかりする監督の下では、批判ばかりする選手しか育たないというのが僕の結論です。

先月の記事で紹介しましたが、僕は中学生の試合のスカウティングに行っています。

その時に見る試合ののほとんどで、監督たちは怒鳴り散らしている傾向が高いです。

特に2部。

だから2部なんじゃないの?というのが、まさにその通り。

子どもはシンプルな生き物で、人から褒められたことや認められたことには自信を持ることができるようになります。

否定され続けている子どもはどうなるでしょうか?

自信持てませんよね。

僕の印象では、北海道の中学生選手たちはビビりながらプレーしている選手が多いと思います。

それの原因はすべて指導者にあります。

否定ばかりだから。自分のプレーに自信が持てなくなるから。

日本はスポーツの指導者育成が遅れている?


こんな現状を見ていると、日本の指導者はレベルが低いのでは?と思わざるをえません。

24歳のペーペーの僕が気づいてしまうこと、30歳以上のいい年した大人が気づけていない認識力の甘さに深い問題がありそうです。

怒鳴り散らす指導の根底には、恐らく指導者の思い描く理想のサッカーが強すぎるが故に怒っているのかもしれません。

なので、目の前の選手の能力をどう引き出してあげるか、という点ではなく、理想のサッカーにどう無理やり当てはめるか、という点がより重視されてしまっています。

プロでも理想のサッカーを実現するのが難しいのに、学生ならなおさらです。

そりゃあ監督の満足いくプレーが出せない選手の方が圧倒的多数です。

それをどう上手く成長させ活かすかが大事なのに、ただ怒鳴ってばかりじゃ子どもの聞く気も失せるし、例えタメになる指示でも受け入れにくくなります。

そりゃなかなかユース以外からは育たないでしょ…という事実が見えてきたような気がします。やっぱり、学校の仕事をしながらだとストレスがたまるのかな?

なんとか変えないと、能力のある選手も伸びずに終わってしまいそうです。

僕はこれからの指導は、怒鳴り続けるのではなく、怒るとき褒めるときの使い分けに注意してやってみたいと思います。

何事も、気づいたら修正ですね。


まつを

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