対人のポジショニングを極める!おすすめのサッカー練習メニューとは?

今日は久々の快晴で、朝から気分が良かったです。

トレーニング開始の9時以降徐々に暖かくなり、17~18度くらいまでいったのかな?

お昼は久々にジャンバーなしで過ごせるほどでした。

さて、今日はCチームが明日の試合に向けての調整ということもあり、Bの2,3年チームとの合同練習となりました。

場所は東光の人工芝グラウンドで、人数は22名。最近の多さに比べると少ない人数で行えたので、選手1人1人をじっくり見ることができました。

時間も急遽利用可能時間が30分伸びたため、メニューも追加しました。

本日の練習メニュー


  1. ロングキック、ヘディング
  2. 4対2(7m×7m)あるいは3対1(6m×6m)
  3. 2対2(9m×8m)
  4. 3対3(10m×9m)
  5. 6対6(ハーフコート68m×52m)※空きチームはシュート練習
  6. ゴール前2対2からの11対11(フルコートゲーム)

ロングキック、ヘディング


天気が悪く狭いコートでの練習が続いていたCチームと、2年生も修学旅行で1週間空いた後昨日から練習を再開したばかりであったため、最初に長いボールを蹴る時間を入れました。

人工芝でやれるのも久々で、天気が良かったとはいえ気温も低い中で急に動き始めると良くないですしね。

注意させる点は、ボールを動かしながら正確に蹴ること。プレースキックのように、止まったボールを蹴る機会なんて試合ではほとんどありません。

あとは、いろいろな球種、左右両方蹴らせることですね。

4対2(7m×7m)あるいは3対1(6m×6m)


お馴染みのアップですね。もちろんオール1タッチ。

僕としては、アップではあるもののこの練習はサッカーで大事な要素がたくさん詰まっていると考えています。

挙げるとすれば、

  • 正確なワンタッチプレー(パスの方向、強弱など)
  • 素早い判断力
  • ボールプロテクト
  • 騙し(ヒール、アウトサイド、ノールックなど)

春からやり続けているので、皆パンパンつなげるようになってきています。

2対2(9m×8m)


これは、ラインゴールで行います。

DFが注意する点は、ボールを持った自分の相手が「どうしようかなー」と動きを止めたり緩めた時は容赦なく身体を寄せて奪いに行くこと。そこで相手が後ろを向いた時は、もう1人のDFはサンドしにいくと、簡単に取れます。

逆にOFは、そうならないようにボールを持っていない方は常に動いてパスコース・味方がボールを運べるスペースを作ることが必要です。

ゴールしたら終わりではなく、自分は1分半程度の時間で区切るようにしています。

3対3(10m×9m)


グリッドを少し広げて同じ様にラインゴールで行います。

1人増えたことでOFはパスコースが1つ増えるので、常にボールを持っていない2人が一直線になって被らないよう、段差を付けパスコースを作ります。

逆にDFは、3人で連携しなければならないので、なんとなくで守れていた2対2のように、声を出さないとマークがずれて簡単に突破されてしまいます。声を出すことで、狙いを持ってサイドに追い詰めるのか、それとも真ん中に入った時にプラスワンで2枚で潰しに行くのかなどの意識統一が大事になってきます。

6対6(ハーフコート68m×52m)※空きチームはシュート練習


ここからは、より実際のゲームに近づけたトレーニングになります。ライン通過は同じです。

6人となれば、例えば4-4-2のフォーメーションをで戦うチームだと、FW・サイドハーフ・ボランチの連携、あるいはボランチ・SB・CBの連携というふうに考えることができます。

これも同じで、DFはどこで奪うかの意識統一と、この前までの練習で取り組んだ自分のマークを絶対に離さないことが必要になります。

逆にOFは、ボールを持っていない人は常に動いて相手のマークを乱すこと(あえて「止まる」ことも時には有効です)であったり、相手に隙があれば広くなったコートを存分に使ってサイドチェンジしたりすると、よりライン通過のチャンスが生まれます。

ゴール前2対2からの11対11(フルコートゲーム)


今日の最後は、軽くゴール前2対2でシュートを入れてからフルコートゲームを行いました。

1年生Cチーム対2・3年生Cチーム。自分も前半は1年生Cチームのボランチに入って試合を経験。

1年生には、次の日道内のチームとの練習試合があるため、サイドでのハメ方とその意識を持って取り組むように言いました。

2・3年生には、当然ですが絶対負けないように、さらには点差にこだわってやるようにと伝えました。

やはり実力差があり、精度の悪さや前からの素早いDFにハマってしまって1年生はほとんどボール保持できず。自分たちがやりたいことをやられてしまいまい、前半は0-3でした。

自分はというと、体力前半で切れてしまいました。(笑)パスミスで1失点にもろ絡んでしまったし…。1年生スマン。あと、自分コーチやってて周り見れるようになったから、ボランチいけるんじゃないかと思いやってみましたが、やっぱり自分には合っていないポジションでした。(苦笑)

ハーフタイムには、1年生には頭を切らさず自分が見る選手に対して寄せる距離をもっと縮めることと、持ちすぎると捕まってしまうので、タッチ数を少なくしてボールを回すことを伝えました。

また、2・3年生には制限を付けて、2タッチ以下でプレーするように指示。

すると、2・3年生の中にボールが来てから迷う選手出てきて、1年生がその選手から上手くボール奪取できる機会が増えました。その結果、カウンターから2本ゴールを沈めて終わってみれば後半は2-1で1年生が巻き返しました。

振り返り

今日の対人練習はDFの激しさやOFのアクションを中心に声掛けをしたため、その部分は最後の試合で良くなっていました。特に2・3年生は前半それが頻繁に出ていた結果の3-0でした。

とはいえ、タッチ制限を設けるとプラン無しでプレーしていたり、ボールが来てから出しどころを探したりというシーンが出てきたので、次のトレーニングではこういった点を改善していけるメニューを組むと選手のためになりそうです。