こんばんは。
今週末は、土日両方とも練習試合が入っています。久々の練習試合なので、選手も「楽しみだ~」と口々に言っていました。
僕自身も久々なので楽しみではありましたが、バイトのため35分4本のうち、2本のみで帰ってしまいました。残念。
今日のは1年生Cチームと2年生Bチームの2チームで、引率は僕ともう一人のコーチの2人。
最初2本で相手のAチームと2年生が対戦し、後の2本で相手Bチームと1年生が対戦しました。
結果
- 0-0
- 2-0
1本目 0-0
前半の立ち上がりは、うちのペース。相手に長い時間持たせずに、ハーフライン前後でボールを奪い切れていたので、攻撃の時間が続きました。
攻撃の形としては、くさびに入ってのポストプレーが秀でている選手がFWに1枚入っていたので、そこに当てる頻度が多かったのですが、いかんせん入った時のサポートの枚数が足りず、シュートまで持ち込む前にクリアされてしまう状況が続きました。
何度か決定機は作れたものの、決めきれず。
ボールを取った後、すぐに前に行くのを前半の最初から飛ばして繰り返していたため、徐々に前半の半ば過ぎてから選手の疲れ、特にサイドハーフとFWの動きが鈍くなってきていました。すると、前から相手のDFをハメる連動が遅れてき始め、相手が前へ出てくるように。
CBの対応がかなりの冷や冷やものでしたが、ピンチを防いで無失点で前半が終了。
ハーフタイムの注意点
もう一人のコーチからは、DFに関してCBのFWへの寄せが遅い点が指摘され、後半はあらかじめFWに入りそうな時は予測して距離を縮めてしっかり前を向かせないように寄せること。
OFに関しては、FWにボールが入った際にサポートの枚数が足りないので、ボランチがバランスを見ながら1枚が絡んでくると、より厚みのある攻撃ができるという指示が入りました。
僕からは、ボランチから下の選手が前に前に急いでしまっていて、OFの選手の疲労が見えるので、大事なところでパワーを発揮できるように、後ろでゆっくり回してOFを休める時間も必要だと話しました。
体力もあれば、また前からのプレスでハメれるようになるので、そうなった際はボールを失わないことが大事と伝えました。
後は個人的に、SBの選手には相手陣内に押し込んでいるときは高い位置を取ること。クリアへの反応が遅れてカウンターを浴びるシーンが前半に1度あったので、それはSBが高い位置を確保できていれば拾えたはず、と説明しました。
あとはFWのポストプレイヤーの相方に対して、前半ふらふらしていたので、ポストに入るやつは後ろからのボールを呼び込むのが上手いからそこはそいつに任せて、自分はそいつに入った後その選手から呼び込むことを考えろと伝えました。
と考えるようになれば、FW間の距離が縮まって前線でそれぞれが孤立することがなくなるので、ボールが入った時の出しどころも増えてチャンスになる確率が上がります。
2本目 2-0
やはりまだ、後ろでゆっくり回す自信がないのかすぐに蹴ってしまう場面がDFラインにはありましたが、ボランチが横にドリブルしながら時間を作ったり、一度後ろに戻してまた受け直したりするプレーが増えたので、前半よりも少し余裕が生まれました。
すると、ポストプレーに入ったFWから、相方のFWが裏へ抜け出す形から1点が決まり、やっと得点が動きました。
そのすぐ後には左サイドハーフの選手が、カットインからのミドルを決めて2-0に。
後半の後半から、CBの選手もFWに対してきちんと寄せれるようになり、相手はチャンスを作れずじまいでした。
2本目の最後までなんとか見届けて、自分はタイムアップ。お急ぎでバイトへ急行。
まとめ
最近はひたすら対人トレーニングを続けていたので、要所要所でその成果が出ており、奪われても取り返すことや、身体を当てられても負けずに前に進んでいくことができている選手がいました。
そこはトレーニングの成果が出ていて、嬉しいところ。
とはいえ今日のように、ひたすら前に前に行くと疲れるのは目に見えているので、そういった時にいかにゆっくりボールをキープできるかが大事になります。
となれば、今度はポゼッションメニューも取り入れるようにしないとな、という収穫があった今日の練習試合。
なぜ、ゆっくり回す時間も必要なのか?を今日の試合を例に引き出して、トレーニング前に説明する必要もありますね。
それと、2チーム+控え9人もいてアップがわちゃわちゃしてしまいました。前後半でアップを分けて、休みの方は体幹を入れるなどの工夫をするべきでした。
ここも反省点として、明日に生かしたいと思います。
明日は何が起こるかね~。楽しみです。