こんばんは。

今日から高校生はテスト休みに入るため、週末前まで練習はお休み。

他のコーチは忙しくて僕1人でしか教えていないので、休みなく毎週月・金で出動しております。

今日は少なく、3年生3人と6年生3人の6人でした。

 

メニュー

  1. 協力リフティング
  2. ボール2つパス回し
  3. 対面パス
  4. スラロームドリブル
  5. 1対1+2サーバー
  6. 3対3+1サーバー
  7. ミニゲ

 

① 協力リフティング

最初はあっちゃこっちゃいっていた3年生ですが、徐々にボールを上に、次の相手が蹴りやすいようなボールを蹴れるようになってきました。

高学年組も1バウンドOKですが、30回以上回せるようになってきています。そろそろ制限をつけてもよさそうです。

例えば、最初はアウトサイドで触る、などいろいろ考えることができますね。

 

② ボール2つパス回し

これは、昨日の高校生のトレーニングです。

グリッド内でボールを2つ使ったパス回し。試しに行ってみましたが、ここ2カ月ほどとにかく声を出しなさいと言い続けていたので、自分たちで自然と声を出して要求することができていました。

なので今後のトレーニングのために、意識することとして

次に自分が出す人を見つけておく

見つけたらあらかじめ声を掛けておき、少ないタッチで次の人につなげるようにする

の2点を植え付けておきました。まだ完璧とはいきませんが、皆言われたことに取り組もうとする姿勢が良いです。

 

③ 対面パス

前のメニューでパスはやっているので、ここではより高いレベルの種目を行います。

まず1つ目が、オール1タッチで対面する人に出してそのまま近づき、もう一度受けて落ちしてあげるパス交換です。大事なことはリズム良くつなげることと、威力の弱い優しいパスではなく、浮かさずしっかり転がしつつ強いパスを送ることの2点です。

 

2つ目が、対面する人に出して真ん中まで進み、リターンを受けてそのままターンして自分が出てきたポイントの選手にパスをします。そしてその後左右どちらかに開いて、ダイレクトで対面の選手に返します。

この種目で大事なのは、ターンを行う前に後ろを確認すること、開くときは必ず出し手と次の受け手の両方を同時に見れるようにすることの2点です。

試合でよく出るのは、後ろを確認せずに無理やりターンして取られることなので、それを防ぐには練習からの習慣づけが必要です。

そして、受け直すときには必ず前を向いてもらえるように身体を半身にすることも習慣づけできると、試合でも活かせるようになります。

 

④ スラロームドリブル

今日のドリブルコースはコーンとコーンの間を広めにとって、細かいドリブルよりはとにかく前へ速く進むことを意識させました。

なので、コーンの横を大きく回るのではなく、ギリギリ横を通ってできる限り一直線に進んでいくのが理想ということを伝えました。

行なった種目は、

  • フリータッチ
  • 右足のみ
  • 左足のみ
  • 足裏のみ
  • アウトサイドのみ
  • 後ろ向き

の6つ。短い時間にするため、6人3レーンで行ないました。それぞれで速い種目遅い種目が出てきて、発見が多くて意外と面白い結果が生まれてラッキーでした。(笑)

 

⑤ 1対1+2サーバー

ラインゴールで、横の辺2つにそれぞれサーバーが入り、サーバーは2タッチアンダーで行います。サーバー間のパス交換は禁止で、サーバーからDFは奪ってもよし。

3年生がこのトレーニングをやるのは初めてなので、6年生を上手く使いながら行いました。理解できている選手も増えてきたので、6年生に大事な点を言わせながら進めました。

OFは

  • サーバーと3人で横一直線にならない、段差をつける
  • 相手の裏、ワンツーを狙う
  • 敢えてサーバーを使わず仕掛けるのも有効

DFは

  • 1対1で簡単に足を出さない
  • サーバーを使われても、落ち着いて自分のマークだけを見る
  • サーバーに食いついて裏を取られない

といったことを言いましたが、1回の説明が長くなってしまったので、短くしなくてはと反省しています。

 

⑥ 3対3+1サーバー

サーバーは横の1辺だけに自分が入って行います。サーバーを使ってライン通過できた場合は、2点とします。

前のトレーニングとは変わり、中の人数が増えたことでマークが外れている人や、逆サイドの空いたスペースなど、さらに選択肢が増える中でどうゴールに直結する選択をできるかがカギになります。その際にやっぱり大事になるのが、フェイスアップして味方のポジションを把握できているか。

また、パスの受け手もサーバーと被るなどの減少が出てきたので、どこにポジションを取るべきであったか、取ることでどうゴールに直結できるかを教えることができたので、良いトレーニングになりました。

ここでは短くコーチングしたので、選手の集中も切れることがなかったように感じています。

 

⑦ ミニゲ

ミニゲで大事なのは、それまでのトレーニングで言ったことの確認と、それをどうゲームでできるか。また、ゲーム後には必ず皆を集めて、今日は何ができて何ができなかったかを手を挙げて言わせるようにしています。

今日は後ろを確認してターンをする3年生や、ワンツーで崩そうとする6年生が出てきて、トレーニングの要点を意識できています。素晴らしい!

 

まとめ

最近の小学生のトレーニングで意識していることは、前半にパスとドリブルの基礎トレーニングを組み込むこと、さらに、そのトレーニングも3年生と上の学年で分けて、それぞれに与えるタスクを変えるようにしています。

レベルによって与えるタスクを変えることは、監督と第二コーチが高校生相手に行なっているので、僕もまずは小学生相手に実践してみています。

3年生も高学年も、両方とも少しづつできることが増えてきていて、効果が出てきています。

 

ただ、今日は1対1のトレーニングで伝えたいことが多すぎてつい話が長くなってしまい、選手の集中が切れかかってしまったので反省です。

小学生に長い話をしてしまうと、せっかく止めて説明した効果が薄れてしまうので、1度の説明で1つか多くても2つに留めていきます。


まつを

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