こんばんは。
今日は別の学校の体育館で、GK4人だけで別トレーニングをしました。
一応チームにはGKコーチがいるのですが、今日は用事でこれなかったので自分が引率。
普段GKコーチとやっているトレーニングを自分たちでやらせましたが、工夫が詰まったメニューで見ていて面白かったです。
上半身を使いつつ下半身の運動量も落とさないメニューで、サッカーだけでなく他のスポーツも取り入れて身体のいろいろな部分を使っていました。
例えばバスケやハンドボールなどで、GKをやる時に役立つ上半身の身のこなしの練習しました。
さすがGKコーチは元プロで身体の勉強をしている方なので、メニューが面白い。
今日はこの前のミーティングで厳しい決断をしたので、その報告です。
月曜のミーティングで、先日のフットサル地区予選のチームから3人(4人)を降格させました。4人のうちの1人は昨日説明したKなので、彼は僕がというよりも第三コーチが落としたので、僕の意志ではないので()に入れました。
昨日の練習から落とした3選手のうち1人は、フットサルの試合で他の選手と比べてレベルが大きく劣っていた選手。これはその選手の実力であり仕方がないので、その選手の今後の努力次第。
で、問題なのが残りの2人。2人に共通しているのが、
- 人の揚げ足を取る
- 文句を言う
- 自分のことは棚に上げている
ハッキリ言ってしまうと、サッカーの実力云々の前に人間としてダメなところが問題でした。
練習中から文句は言うわ、すぐキレるは、ラフプレーするはでもうどうしようもなく、いざ試合に出しては見ましたが何もいいプレーをせず。
むしろ足を引っ張るという始末…。
というわけで3試合目は1人は一切出さず、もう1人は2分ほどしか出しませんでした。結局出した選手も大したプレーしなかったのですが。
1人は3年生でキャプテンを任せていたのにもかかわらずこの始末なので、もう完全に見切りをつけて落としました。
もう1人は2年生ですが、過去に何度か問題を起こしたり、他のコーチに反論したりする選手でした。正論であればいいのですが、結局は自分への甘さから来る文句なので、話しを聞く価値もない。
2人には厳しく下のグループに行くよう、トップ以外の居残り組全員でのミーティングで皆の前で発表しました。
若干のどよめきがありましたが、そこは自分も臆さず、「なぜ落とされたかわかるだろ。何度も他のコーチ陣からも言われていること。それがわからなければ何も学んでいないということ」と厳しく言いました。
その日は2人とも露骨に自分に挨拶をしなかったので、分かりやすいな~と思いました。(笑)
恐らく、これまでの生活面やサッカー面での人間性から予測されることは、「まつをうぜえ」と仲間内にこぼすことであります。
まあ、そんな選手に未来はないので、その2人に時間を割くくらいなら他の選手にしっかりと指導したいので、見捨てます。
指導者としてありなの?と思われると思いますが、そもそも今年の春からずっと全体に言われていたことをいまだにできていない個人の問題であり、長い期間合ったのにもかかわらず気づけない己の頭の悪さを呪えと言いたい。
かわいそうだけれど、高校生である程度の人格が形成されて、こういった人から嫌がられる面を持っている人はなかなか直りずらいので、相当大きな変化を要求されるようなショッキングな出来事がなければ無理でしょう。
かわいそうだけれども、こちらも限りある時間を無駄にしたくはないので切ることにしました。
これが昨日、自分が下した厳しい決断。
こういった厳しい決断をできるようになり甘さを捨てることができるようになったのも、フットサルの大会を通しての自分の成長したところだと思います。
嫌われる勇気だわ。アドラー心理学読んどこうかな。