隣町の球戯場が解放されたということで、近隣市町村の社会人クラブに所属している人たちが集まって、久々に練習会をした。

これまでも度々練習会という単語を挙げたが、僕の住む地域はチーム数も多くないし、練習にも1チームだけだと人が集まらないので、複数のチームが合同で練習をしているのさ。

 

今日は今年度のサッカーの初蹴りって人がほとんどで、もちろん僕もまたそのうちの1人だ。

そのくせ30分×4本の11対11のフルコートゲームを行うという、鬼畜のような日程であった。なんでやねーん。

というわけで身体中がバッキバキの中ブログを書いている。

 

今日のゲームでは4本すべてボランチを任されたわけだが、去年もそんなにそんなに試合ができたわけでまだボランチをいうポジションを理解できているわけではない。

てなわけで探り探りやったわけだが、久々ということもあって大方の人が体力激落ちしているだろうと思い、今日のテーマは

とにかく縦横無尽にピッチを走り回ってボールに絡もう

とした。細かく言えば、両チームで最多のボールタッチ数を記録しようと。

 

 

まあボランチというポジションはフォーメーションのど真ん中に位置するので、必然とボールタッチ数が増えるのは当たり前だが、これまではサイドハーフやFWをやってきた人間でなおかつ、「ここぞ」という一発に賭けてきた傾向がある。

つまり、結構試合中にできるだけ無駄に動かずに、いざという時のために備えておくことが多かったのだ。

とはいえボランチはそんな怠慢ができないポジションなので、まずはその癖を直そうというわけだ。

 

まあ結果から言うと目標は無事達成した。

練習会という性質上、「ハジメマシテ」で皆がプレーするので、最初は全員が探り探りでボールもそこまで頻繁に回ってくるわけではない。

とはいえ何人かは顔見知りがいるので、そこからは僕の実力も理解してもらっているが故、ボールが回ってくる。そこでいかに違いを見せることができるかで、2本目以降のボールの回ってくる回数に反映される。

とりあえず1本目では的確なさばきとフリーランを意識し、サボることなくFWを追い越したりDF時は素早くスライドしてコースを切ったりを地道に。

 

そういうことを続けていると、「とりあえずこの人に回したらスムーズにパスが回るぞ?」と認識され、徐々に集まりだす。

そこで次は、ドライブを繰り出していく。すると相手は「パスだけじゃないの!?」となって対応しづらくなり、なおかつ味方としてはそのドライブ中にパスをもらう動き出しができるようになる。

ここで大事なのが、常に顔を挙げてドライブすること。ドライブ中に顔が上がっていないと、味方は動き出すタイミングが取りづらいのだ。で、ここでも自分で最後まではいかずにスルーパスを出す。

決めてくれればラッキー、決まらなくても「こいつええの出すやん」となる。

 

2本目になれば僕にボールが入った時にチームにスイッチが入るようになり、自由にプレーができる。つまり、選択肢が増えるのだ。

そうなればもうあとは試合を作りつつ、あとは最後の仕上げをするだけだ。

結果は4得点1アシスト。まあボランチとしてはよくやったのではないだろうか。

とりあえずこの戦略をとりつつなおかつ縦横無尽に走れば、かなりの回数ボールに絡むことができる。なおかつチャンスクリエイト回数もおのずと増えるので、相乗効果しかない。

 

とはいえ、他の人たちが動いていないであろう間も筋トレなりドリブルサーキットなりといったを自主トレしていたので、こうなるのは当たり前なわけで。

むしろかなり物足りない。ハッキリ言えば、無双状態だからだ。一応チームの人が何人かいる方のチームに入ってプレーしたが、あまりにも点差が開きすぎたので相手チームに入ったところ、結局その差も追いついてしまった。

サッカーというのは11人のスポーツなので、1人入っただけでそこまで変わることはないので、僕が移動しただけで変わっちゃうということはつまりその程度のレベルなのだということだ。

こうなると張り合いが無くて面白さに欠けるので、もうちとレベルの高い中でプレーしたいなあと思うの。

でも残念ながら、これ以上のレベルを求めるとなると車で2時間以上離れた地域までいかなければならないので、それは時間が勿体ない。別にもうプロを目指しているわけでもないので。

 

3本目以降になると全体的に相手もスタミナが切れてプレスが遅くなるため、苦労せずに敵と敵の間で容易に受けれるようになってしまう。なおかつスイスイかわしていけちゃうので、まったく練習にならないのだ。

なので、敢えて相手を背負う練習をしてみてもいいかもしれない。

フィジカルは筋トレで鍛えてきたので、それをどう活かすかをこれから身に付けていく必要がある。これまではスピード勝負でスペースで受けるのが基本だったが、筋トレのお陰でがっちりしてきたので、相手を背負っての受け方も選択肢に入れておきたい。

 

来週もガンバロー。

 

 

 

 

カテゴリー: FOOTBALLコーチング

まつを

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