去年ワールドカップがあったばかりなのに、もうワールドカップ予選か〜と早く感じますな。
まあ去年のカタールワールドカップが異例の冬開催だったので、アジアカップが今年にずれ込んでっていう日程の都合もあります。
さて、先ほど2026年のワールドカップ予選に向けた二次予選の第1戦が終わりました。
大事なこの試合は怪我人続出により、1.7軍のようなスタメン・ベンチで挑みましたが、危なげなく勝利しましたね〜。
今日の試合は欲を言えばもっと得点が見たかったところですが、とはいえドン引き相手にも綺麗に崩して5点を決めたところは素晴らしかったと思います。
今回の記事では、個人的に印象に残った3人の選手についてお話しします!
日本5-0ミャンマー
勝手に採点をしてみると、こんな感じでしょうか。
スターティングメンバー
- 大迫:6.0
- 谷口:6.5
- 町田:6.5
- 毎熊:6.5
- 中山:6.0
- 田中:6.0
- 鎌田:7.5
- 南野:7.0
- 堂安:6.5
- 相馬:6.0
- 上田:8.5
交代メンバー
- 渡辺:6.0
- 佐野:7.0
- 守田:6.5
- 細谷:6.0
- 前川:6.0
鎌田大地:知的なプレーでスペースと時間を創出
今日の試合の前半で印象に残った選手は鎌田大地選手で、攻撃を活性化させるプレーを見せていました。
所属のラツィオでは不調なようですが、今日の試合は相手を押し込む形でしたので、ボランチとしてDFラインの近くにポジションを取るのではなく、敢えて前線に入り相手を背負ってボールを受けていました。
このプレーにより、DFに前向きにプレーさせつつ、ダイレクトなどでシンプルにはたくことで相手の守備ラインを動かし、スペースを作り出すサポートをしていました。
また、時には自分でドリブルで運ぶことによって相手DFを引き連れながら、前線の選手が動き出す時間も作っていました。
やはり気が効く選手だなあと感じましたね。
今日はその貰って簡単にはたいて、また貰ってを繰り返して相手を動かして生まれたスペースでパスを受け、見事なシュートを突き刺しました。
圧巻。お役御免の前半交代も納得。の出来でした。
上田綺世:鋭い裏抜けで見事なハットトリック
オフェンス陣で目を引いたもう一人は、やはり得点という目に見えた結果を残した上田綺世選手ですね。
堂安律選手のように斜め後ろにカットインしながらスルーパスを出すタイプのサイドハーフや、ペナルティエリア付近でパスを引き出してターンできる南野拓実選手との相性の良さを見せました。
南野拓実選手からパスを引き出した2ゴールは、ザルツブルク時代のハーランドとの関係そのもののように見えましたね。
彼ら二人は前を向いた時に、シュートやドリブルだけでなくパスの選択肢も持っています。
チャンスメイカーが前を向いたタイミングで、相手DFの裏のスペースに抜け出すのが得意な上田綺世選手は、この2人のぴったりのパスを受けて相手GKを嘲笑うシュートテクニックを見せてくれました。
ブラボー。
裏に抜け出すタイミングとスピード、フィジカルが揃った選手に前向きでボールが渡ると、やはりあのようにぽんぽん点が入りますな。
周りの選手たちも、上田綺世選手の活かし方がハッキリする試合になったのではないでしょうか?
アジア相手のように押し込んだ試合で、あのようなタイミングとテクニックでゴールをこじ開けれるオプションはデカいですね〜。
佐野海舟:鋭い読みとパスゴーで後半のキーマンに
最後に、鎌田大地選手に代わって後半から投入された佐野海舟選手のプレーも見逃せません。
最近の日本代表でデビューする国内の選手たちは、総じて物怖じせずにはつらつと自信を持ってプレーしている印象があります。
伊藤敦樹選手だったり、毎熊晟矢選手だったりね。
この佐野海舟選手もそうで、後半の45分で十分なアピールをしてくれたと思います。
鎌田大地選手はポジショニングの良さでオンザボールで試合を動かす能力に長けていますが、この佐野海舟選手はボールを受けた後の動き出しにその良さが出ていました。
まず、危機察知能力という点でボランチとしてボールを回収する力がある上で、その回収したボールをシンプルに周りの選手に預けた後に、パスゴーで次のスペースでボールを受けるシーンが何度も見られました。
出し手としても、パスコースが1つ増えるだけでなく、その動きを囮に使ってボール運びができるなど、他の選手のプレーを何度も助けていた印象です。
あれで初出場とは、なんとも恐ろしい22歳です。
ゴール前まで入っていくシーンも迫力があり、初めてプレーを見ましたが海外に行っても不思議ではない選手だなと感じます。
パス精度とスピードも代表レベルだったので、佐野海舟選手のパスを受けた選手も次のプレーに移りやすそうでした。
伊藤敦樹選手もタイプ的には鎌田大地選手に似ていて個人的に好きですが、こういった汗をかきながらダイナミックなランニングでチームを活性化してくれる選手も僕は大好きです。
今日の試合で、間違いなく代表選考のメンバーに食い込みましたね。
今後も注目して見ていきたいと思います!
固いセンターラインをこじ開けた個の力
今日のような試合は相手DFが中を固めていることで、どうしてもサイドに逃げがちになります。
ですが今日の試合は、サイドの選手は無闇にボールを失わずにキープしつつ中を経由してまた逆サイドに展開して相手のを揺さぶり、中の選手は良いタイミングで入ったボールを確実にゴールまで繋げました。
ブロックを敷いた相手に対するまさに理想的な崩しができたのが今日の得点で、なんとこれが2軍でこのクオリティというところにも注目しなければなりません。
恐らく今日ベンチだった久保建英選手や伊藤純也選手を始め、浅野拓磨選手などは次のシリア戦に向けた温存という形を取りました。
次戦も出場するのは、CBの2人あたりですかね?
次戦はアウェイということもあって難しい戦いになるので、森保監督は次戦を今回の招集メンバーで作る1軍を当てようと考えているはずです。
なので今日は2軍で戦ったわけですが、それでもこの質の高いプレーができるのはさすがの層の厚さです。
ボールを持たされていても、相手を崩し切って得点を奪うというのは前回のW杯で出てきた課題なので、その改善にこのアジア予選とアジアカップで取り組んでいくことになりますね。
頑張れ日本!次はアウェイのシリア戦!
日本代表の欧州メンバーの活躍をチェック!
気づけば、日本代表メンバーの半数以上が欧州組になりましたね。
日本代表選手たちの普段の試合は地上波テレビでは追いかけることができないので、別の視聴媒体で追いかける必要があります。
せっかくなので、僕がいつも確認しているYouTubeチャンネルを一覧で載せておきますね。
リーグ(国) | 視聴媒体 |
日本代表 | JFATV |
CL/EL | WOWOW |
リーガ・エスパニョーラ(スペイン) | DAZN Japan |
プレミアリーグ(イングランド) | SPOTVNOW |
ブンデスリーガ(ドイル) | スカパー! |
セリエA(イタリア) | DAZN Japan |
リーグ・アン(フランス) | DAZN Japan |
プリメイラ・リーガ(ポルトガル) | DAZN Japan |
ベルギー・プロ・リーグ | DAZN Japan |
スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド) | SPOTVNOW |
Jリーグ(日本) | Jリーグ公式チャンネル |
ぜひ参考にしてもらえればと思います!毎週末チェック!
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日本代表サッカーファンみんなで、蒼きサムライたちの活躍を応援しましょう!