夏休み4日目の本日、無事結婚式を挙行いたしました。
何度目になるのか、またまたまたコロナ不安もある中で誰もコロナに感染せず、台風が迫ってくる中でなんとか天気も回復して無事みんなの飛行機も飛び、無事当日を迎えることができました。
いや～、我ながらツイてますわ。
行くところ行くところことごとく晴れになるのですが、僕が行くから晴れるのかもしれませんね。
ご出席のみなさん、本日はご多用のところ、僕たちの結婚式に御列席いただき誠にありがとうございます。
この時間をお借りして、僕から皆様へ感謝の気持ちを伝えたいので、少しお時間を頂きましてお手紙を読ませていただきます。
これまで僕は長い間、自分の人生は自分だけのものと思って生きてきました。
いつも自分勝手で、人への迷惑は気にせず自分のやりたいようにやるくせに、周りと自分を比べて劣等感を抱き、そのくせ努力せずに人のせいにしてきた人生でした。
そんな卑屈な息子を見守り続けてくれたオヤジ、オカン、ありがとうございました。
社会に出て上手くいかず、オヤジとオカンに当たり散らしたことがありました。
言葉を失うオヤジと泣くオカンを見て、「ああ自分はここまで堕ちたんだな」と感じたことを今でも鮮明に覚えています。
ただ、あそこまで堕ち切ったからこそ、このままではいけないと変わる決意がてきたように思います。
アニキ、正しい道を示し続けてくれてありがとうございました。
怠惰な弟を励ますのは大変だったとは思いますが、一番身近に目指すべき姿があったことは僕にとって大きな救いでした。
じいちゃん、ばあちゃんやワンコがいて、アニキの奥さんや甥っ子が加わって、友人たちに囲まれて、生徒たちの前に立って、そして奥さんと奥さん一家に出会って、色々な人との繋がりのおかげで、僕は変わることができたと思います。
義父さん、義母さん、僕のことを新しい家族の一員として温かく迎えてくださり、ありがとうございます。
拙い人間ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。
僕の人生は、僕だけのものではない。
大事にしたい家族や友人や仲間がいて、もしかすると今後も家族に新しい命が加わるかもしれません。
僕は人生を通してこれからも多くの人と繋がり続け、そして次に繋げていきたいです。
そのためにも奥さんの良き夫として、より一層強い責任感と広い心を持って、感謝と優しさに溢れる毎日を一緒に送っていけるよう精進していきます。
改めまして皆様、本日は私たち夫婦の新しい門出を一緒に祝福してくださりありがとうございました。
今後とも、どうぞ末永くよろしくお願いします。
教育の仕事を始めてから人前で話す機会が増えたので、特に緊張せず話すことができたように思います。
ヨイコトデスナ。
自分だけのものと考えているなら命に価値はない
「何故生まれた？」 自らがここにいる理由は誰かが命をつないでくれたから…
沢庵 by『バガボンド37巻』
今回の結婚スピーチは、バガボンドのこの言葉を基に考えてみました。
自分の伝えたいことを自分の言葉で素直に表現すると良いのかもしれませんね。
なぜか途中、笑いが起きましたが。
