今日は学校の都合で塾が休みでしたので、通常の公務員の業務時間でした。

たま~にこうなる時があるのですが、去年は普段は8時起きにしていたため、この突発的な業務時間に間に合うように起きるのに非常に苦労しました。

今年はその悪い習慣とおさらばすることができたおかげで、朝食をきちんと摂ることができただけでなく、筋トレをしてシャワーまで浴びることができました。

習慣は偉大ですね。

 

 

 

 

町の児童館のイベント


 

さて今日は、塾の仕事の代わりに別の仕事がありました。

昨年もこの時期に、サッカー教室と銘打って小学生たちと一緒にやったのですが、今年もまた招待していただくことができました。

 

どこの地域にも学校に児童館が併設していると思いますが、そこで年に何個かちょっとした特別活動的なことをするんですね。

僕の町ではそこの管轄が教育委員会なのですが、町営塾も教育委員会の管轄になります。

教育委員会の中では、僕が前職にサッカーコーチをしていたことが知られています。去年、児童館の館長さんから「年に1回子どもたちにサッカー教室を開かないか?」との提案があり、僕が「やりますよ!」と返事したことがきっかけで、2年連続で実施しています。

 

 

人見知りを克服できる場


 

普段は強烈な人見知りをする僕ですが、子どもたちの前ではまったくそういうことがありません。

もちろん、コーチ時代に高校生だけではなく小学生にも教えていたため、慣れているというのも理由の一つです。

ですがもう一つの理由が、子どもたちは基本的に人を偏見のレンズを一切通さず僕と接してくれます。

彼らに質問すると、生き生きと答えてくれます。

大事なのは質問や回答の内容云々ではなく、興味を持って接することです。

人間関係においても、自分に興味の無さそうな人間に対して積極的にアプローチする気など起こりませんよね。

子どもたちは疑いの目で見ることもなく、自分に対して興味を示してくれる人はすべて受け入れる、大人にはない広い心とを持っています。

もちろん、それがゆえに痛い目を見ることがあり、それが徐々に他人に対する疑いの目というものに変わるとも言えます。

事実、僕もまずは人を信用しすぎないよう、疑い半分で見るようになっていますからね。

 

 

構ってあげることこそが最高のコミュニケーション


 

質問を何個かすると、子どもたちはあとは勝手に自分の話しを積極的にしてくれます。

そこからは単純に「すごいね!」という言葉を返すだけで、すぐに仲良くなることができます。

そうなると彼らはお話ではない次なるアクションプランとして、一緒に遊ぶことを提案してきます。

前回はひたすら腕相撲をしましたが、今回はおんぶでしたね。今日は何人の子をおんぶしてあげたかわかりませんし、筋トレの成果を発揮して腕ブランコもしてあげました。

あとは、かけっこもみんな好きですね。

恐らく、普段の僕や学生時代の僕を知っている人たちには想像できない姿でしょう。

心から笑ってますよ。ずーっと笑ってますよ。ええ。(笑)

 

これだけで仲良くなれるなんて、子どもって単純だなあと思いつつ、大人だって同様に単純なのかもしれません。

遊ぶことが腕相撲やおんぶではなく、例えば飲みに行くことだったり、あるいは登山だったり。もしくはドライブや、セックスすることだってその中の一つなんでしょうね。

複雑なようで、やっていることは大人もいたってシンプルなのかもしれません。ただ、より知的なことをしていると思いたいだけなのでしょうね。

 

 

まとめ:純粋さを忘れてはならないと改めて思う


 

僕が関わりやすい大人であるとはいえ、サッカー自体に興味があるわけではないのがほとんどの子どもたちでして。

一応強制的に全員参加なので、とりあえずはみんなグラウンドに出はしましたが、すぐにやる気を失くして、「別のことした~い」と言ってきました。

以前であれば「言うこと聞けよ」と思っていたでしょうが、今は「わかるわかる」とむしろ共感してしまいます。

塾を1年間続けてきて、高校生のモチベーションはそう簡単に定まらないことに気づきました。また、自分もプライベートでは興味のあることにのみ集中し、嫌なことは徹底的に排除しています。

そのためむしろ、「早くサッカーから解放してあげたい」という気持ちになります。

てなわけで、全員でやる時間は予定よりも早急に繰り上げて、遊具で遊びたい人とまだサッカーをしたい人の2つのグループに分けました。

子どもたちにはやりたいことをやらせるのが一番ですもんね。

 

決して怒っているわけではありません。

むしろ自分の嫌なことを嫌と言える姿勢は素晴らしいことで、大人になるにつれてどうしても人目を気にして嫌と言えなくなりがちです。

僕も一時期嫌と言えなかったり、不快に感じる場から離れることができなかったりして、ストレスが溜まる時期がありました。

もちろん、どんな状況でもその態度が良いかと言われるとそうではありませんが、自分の主張をきちんと表明することは大切です。

なぜなら、僕らは言葉にしないと相手を理解することはできないからです。その言葉ですら、足りないことがあるくらいですしね。

 

今日は子どもたちの僕に対する純粋な態度に、とても癒された一日でした。

サッカーが始まる前は、話を聞いてくれて遊んでくれる優しいまつをと一緒にいても良いけれど、サッカーは別にしたくないからすぐに遊具のところに行く。

なんとも自己中で、それでいてシンプルで自由な選択でしょうか。

最高じゃないですか。毎日楽しいよね。自分の意思で行動することは。

 

 

おまけ:引退試合が伸びました


 

週末の記事にて、

サッカープレイヤーから完全に引退しました

サッカープレイヤーからは、先週末の試合をもって完全に引退すると言いました。というのも、本当は今週末が最終節なのですが、当初は仕事が入ってしまっていたんですね。

ところが今日、上司から「日曜は出なくても大丈夫になりそう」というお達しが来ました。

80%の確率で仕事が無くなりそうなので、最終節に行ける確率が高くなってしまいました。

 

まあ行くしかないですよね~。

サッカーの神様が最後に贈り物をくださったのかもしれません。

今週末の試合では最高のフィナーレを飾りましょう!

 

 

 

 

カテゴリー: FOOTBALLコーチング

まつを

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