いや~、爽やかな朝ですね。

昨日はどんよりとした天気でしたが、日本代表の素晴らしい試合のおかげか、本日は見事な快晴!

良い1日になりそうです。

日本代表がアメリカに2-0で勝利!


昨日はFIFAランキングが日本よりも10位ほど高い、格上のアメリカと親善試合を行いました。

最新FIFA世界ランキング | 男子サッカー・日本代表

スターティングメンバ―は、

前田

久保 鎌田 伊藤

守田 遠藤

中山 冨安 吉田 酒井

権田

酒井選手と権田選手以外はすべて海外組で、途中出場で出てきた選手もほとんどが海外組でした。

前半に鎌田選手のゴールで先制し、後半に三苫選手の追加点で手堅い試合をした日本。アメリカ相手にも危なげないゲーム展開を見せてくれました。やはり森保監督のチームは守備が堅い!

それは”DFラインが”堅いというよりか、今日は戦術伊藤ではなく戦術前田での初トライになりましたがそれが上手くハマり、守から攻への切り替えで特に素晴らしい機能を見せたことで、どちらかと言うと”前線からの守備が”堅いというのが個人的な印象。

印象に残った3選手


北中米カリブ海予選を3位で通過したアメリカ相手に、危なげない試合運びをしてくれた日本代表ですが、その中で個人的に印象に残った3選手を紹介していきます。

攻守のスイッチを入れ続けた守田選手


やはり今日の試合は何と言っても、MVPは守田選手で決まりでしょう。

攻撃では常に前を向いてボールを運びつつ、奪われることなくキープして時間を創りスルーパスを果敢に通しました。また、2ボランチの一角であっても前に出ることを恐れず、鎌田選手へのアシストをした場面では、伊藤選手のドリブルにしっかり付いていき、こぼれ球をアシストへと繋げました。

攻撃だけでなく守備においても別格の存在感を見せ、遠藤選手の十八番である潰しを守田選手も見せて、前線でチェイスしてくれるオフェンス陣の処理をキッチリとこなした印象。

やはりスポルティング・リスボンに移籍しても継続的に試合に出場し、CLの大舞台も経験してより一層プレーの幅、精度が上がっているように思います。

これまでは1試合で必ず1ポカがありましたが、昨日はそんなことが起こりそうな気配もなく。

やはり、普段からトップレベルの試合に出続けているだけあって、致命的なミスをする油断が無くなったように見えます。

フィニッシャーとして抜群の飛び出しを狙い続けた鎌田選手


現在、フランクフルトで絶好調の鎌田選手はやはり代表でもそれを維持していました。

海外に出てこの5シーズンで、世界のトップレベルでも通じるオールラウンダー性の仕様が整った印象です。

Jリーグ時代からも既に攻撃センスは抜群で、パス良しドリブル良しシュート良しの3拍子が揃っていたものの、ドイツに移籍した当初はやはり日本と5大リーグの違いに戸惑っていました。とはいえベルギーリーグへのレンタル移籍で自信を取り戻してから、フランクフルトに戻ってコンスタントに試合に出続けて、攻撃だけでなく守備においても貢献できる選手になりました。

今季はFKでも2発叩き込み、シュートを防ごうとしたらパスを出され、パスを防ごうとしたらドリブルで運ばれ、ファウルで止めたらFKをぶち込まれるという止めようのない選手に仕上がっています。

鎌田選手の攻撃センスの凄いのは、チーム状況によって役割をコロコロと変えることができるユーティリティ性を兼ね備えているところです。

チームではシャドーだけでなくボランチでもプレーしていますし、シャドーであっても1トップの選手のプレースタイルに合わせて、アシスト・ゴールのどちらも狙っていくことができます。

今回で言えば、前田選手の特徴は得点力というよりも前線からのチェイシングで、得点を狙うのはクロスなどへの飛び込みや裏への抜け出しの中が予想されます。

とはいえ、相手CBの間に果敢に飛び込んでくれることでマークを引き付けてくれるので、鎌田選手はそれを利用してフィニッシャーとしての役割を果たそうとしていたように思います。

前田選手が前に出ていった後ろに空いたスペースにステイしたり、前田選手がボールを受けに落ちてきたのと入れ替わりで裏に飛び出したり、とにかく前田選手をよく見てポジショニングを変えていました。

結果的にその一つがゴールに繋がりましたが、他にもゴールできるビッグチャンスを演出したのは鎌田選手のポジショニングだったように思います。

ボールを受けに近づいてシンプルに捌くのも鎌田選手の得意なプレーですが、敢えてボールから離れてシュートコースを見つける動きも一流であることがわかった昨日の試合です。

フィニッシャーとして、ストライカーとしての才能も今季は花開くかもしれません。

鬼プレッシングで相手DFラインを混乱に陥れた前田選手


先に紹介した2選手は数字を残したという意味で分かりやすい結果が付きましたが、僕は彼ら2人の活躍は前田選手の走りがあってこそだと思っています。

50m5秒台の快速と無尽蔵のスタミナを生かして前線からプレスをかけ続け、ことごとく相手GK・DFのパスミスを誘いました。チェイスの距離が近ければ近いほど相手は焦ってミスする確率が上がるのですが、その距離を近づけるためにはやはりスピードが欠かせません。

鎌田選手も、「現代サッカーはスピードがあってなんぼ」と言っていますしね。(笑)

そんなこんなで守備においては守田選手や遠藤選手のセカンドボールの回収を導いた立役者が前田選手ですし、また攻撃においても相手CBの裏を狙ったり、時にはボールを受けに落ちてサイドの伊藤選手や久保選手、鎌田選手に裏に抜けるスペースも提供することで、オフェンス陣をイキイキさせました。

日本にはレヴァンドフスキ選手やケイン選手といった純粋なCFが育ちにくいので、やはり

〇パワーを生かして体を張って時間を創るポストプレイヤー

▶前田遼一選手、大迫選手など

☆2列目には前を向いてボールを受けたらテクニックと連携で崩せる選手を配置

〇スピードを生かして前線からのチェイスで2列目の連動を生み出すチェイサー

▶岡崎選手、浅野選手など

☆2列目には連動した守備ができて、俊敏性と機動力に優れた選手を配置

こうなるわけですが、前田選手は後者になります。

そして今回は後ろに久保選手、伊藤選手という機動力に優れ、なおかつ単独でドリブル突破もできる頼もしい2列目が配置されました。

この試合の前半は、森保監督のスタメン起用とアメリカのDFラインの足元の下手さの相性が見事に合ったと言えます。

後半の町野選手は、世界レベルになると体を張ることができずチェイスも遅かったなために、2列目の選手は連動して守備に向かうことに前半より手こずっていた印象です。

町野選手も強豪国相手の初めての試合でしたしこれから経験が必要な選手ではありますが、改めて前田選手のクオリティの高さに気づく機会となったのは間違いありません。

アピールに成功した選手が多い試合


他にも、久保選手は得点やアシストこそ残せなかったものの、相手右SBのデスト選手に気持ちよくプレーをさせなかったり、前田選手のプレスに連動した動きが見事でした。これはレアルソシエダでプレーする日頃から、周りの選手と連動したプレスに取り組めている成果と言えます。

伊藤選手はピッチ環境に合わずドリブルには苦戦していた印象ですが、やはりプレッシングにおいては重要な役割を果たしていました。

中山選手も左SBとして1試合を通して戦える力を示しましたし、伊藤選手もCBとしても使えることが分かり、冨安選手を始めて右SBで試すこともできました。

三苫選手・堂安選手の2枚替えも選手層の厚さを示しましたし、2人とも相手のペースが落ちた後半とはいえキッチリとお互いビッグチャンスを作りました。

左サイドで引くほどのミスマッチを起こしていた南野選手・長友選手のコンビから卒業できることが分かったのも、この試合の収穫ではないでしょうか。

火曜はエクアドルと激突!


冨安選手がチーム事情で離脱したこともあり、次戦では瀬古選手を試すことになるでしょう。

日本代表、アーセナルDF冨安健洋が途中離脱「クラブ事情のため」

冨安選手は昨季ケガが多かったこともあり、今季の出場時間にアーセナルはかなり気を遣っているのが伺えます。この代表ウィークも、疲弊させないように招集時にあらかじめアーセナルとサッカー協会で話をつけていたのでしょう。

アメリカ戦の冨安選手は久々の代表戦ではありましたが、やはり日本最高のCBである実力を示しました。左右の両足で正確なパスが出せ、普通ならクリアする場面でも前線にバシバシとパスをつなげることができるのは恐らく日本では冨安選手くらいでしょう。

恐らく次戦は今回の試合に出場していないメンバーを試すと思うので、個人的には次戦は

相馬 上田(古橋) 堂安

旗手 柴崎(田中) 原口

伊藤 瀬古 谷口 山根

こんな感じで見たい!

頑張れ、ニッポン!

日本代表の欧州メンバーの活躍をチェック!


気づけば、日本代表メンバーの半数以上が欧州組になりましたね。

日本代表選手たちの普段の試合は地上波テレビでは追いかけることができないので、別の視聴媒体で追いかける必要があります。

せっかくなので、僕がいつも確認しているYouTubeチャンネルを一覧で載せておきますね。

リーグ(国)視聴媒体
日本代表JFATV
CL/ELWOWOW
リーガ・エスパニョーラ(スペイン)DAZN Japan
プレミアリーグ(イングランド)SPOTVNOW
ブンデスリーガ(ドイル)スカパー!
セリエA(イタリア)DAZN Japan
リーグ・アン(フランス)DAZN Japan
プリメイラ・リーガ(ポルトガル)DAZN Japan
ベルギー・プロ・リーグDAZN Japan
スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド)SPOTVNOW
Jリーグ(日本)Jリーグ公式チャンネル
欧州主要リーグの視聴媒体一覧

ぜひ参考にしてもらえればと思います!毎週末チェック!

2ちゃんねるサッカー板のまとめに関しては、こちらの3つのサイトがおすすめです。

日本代表サッカーファンみんなで、蒼きサムライたちの活躍を応援しましょう!

カテゴリー: FOOTBALL日本代表

まつを

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