今日の高校生のトレーニングは、1年生トップと2年生の35人ほど。明日明後日で試合が続くのと、雨ということもありハウスで軽め2~3割の運動量のトレーニングになりました。

高校生メニュー

  1. 対面パス
  2. リフティングパス
  3. 4対1
  4. 4対2

1 対面パス 、 2 リフティングパス

ここは、第二コーチが担当。

僕がやるときとは違い、ピリッとした雰囲気で選手たちは緊張感と集中力を持って練習に臨んでいました。

まだまだ自分の練習では、そのような緊張感のある雰囲気を出せていないので、学ばなければならないところだなと。

3 4対1 、 4 4対2

ここはコーチが用事でいなくなったので、自分が担当。

1タッチ、リターンパス無し、15回し貯金などの制限をつけて行いました。

1年生は自分が最近何度か見ていたこともあり、積極的にプロテクトをするシーンが見えましたが、2年生には全くその様子がなく。

リターン無しに変更しても、自分の持ち場から動こうとしないので、一旦止めてこのトレーニングの目的を確認。

DFはもちろん奪うことですが、OFは「15本回すこと」が目的になります。

リターン無しになった途端パスが回らなくなり、そこで何か工夫しようと様子もなく「無理じゃね?」と文句を言う始末。

それは違うでしょ?今のやり方で回せないのであれば、別のやり方を試さないとダメだよね?それがDFの間に顔を出すことであったり、プロテクトをすることだよね?

と話しました。

すると、2年生のグリッドも動きが生まれて、最後は決してふざけではない雰囲気の盛り上がりを見せて終わりました。

これまでは普段トップでやっている2年生は自分に対して大丈夫か?というような見方をしているのを感じていましたが、今日の途中の話で見方が変わっている様子を感じ取れました。自分としては、この小さな変化も今日の大きな収穫の一つになり、短時間でしたがとても実りのあるトレーニングになりました。

夜の小学生のスクールは、スクール生8人と体験3人の計8人で行いました。

嬉しいことですが、いつもより多くの親御さんが見に来られて緊張しました。(笑)

そんな中でも自信を持って指導できている自分を認識できたので、今日もまた成長を実感できてとても嬉しい。

小学生メニュー

  1. 手つなぎ鬼ごっこ(12m×12m)
  2. 対面パス
  3. 3対1(6m×6m)
  4. 2対2(7m×9m)
  5. 5対5+1フリーマン
  6. 6対6

1 手つなぎ鬼ごっこ(12m×12m)

これは2人で手をつないでいるペアは無敵。ただし、逃げてきた子が手をつないできた場合は、逆側の子が手を放してまた2人の状態にしなければなりません。

小学生は鬼ごっこが好きなので、このトレーニングはシンプルですがかなり盛り上がります。

ただ今日は止めるタイミングを逃して、鬼のアプローチの仕方を教えたりができなかったので、そこは反省すべき点でした。

2 対面パス

これもシンプルですが、意識させることはこれ。

リズムよく、パンパンと。

  • インサイドトラップ2タッチ返し
  • アウトサイドトラップ2タッチ返し
  • 3タッチ目で返し

の3種類を行いました。最初の2つは、トラップの後すぐパスのアクションに移れるところにボールを置くことを意識させ、最後のは1,2タッチ目をとにかく細かく素早く行うことを意識させました。

3 3対1

今日は前回教えたプロテクトを、改めて体験の子もいたので教えました。

嬉しい誤算は、最初何も言わずにやらせてみると、体験の子1人がプロテクトを行ったので、その点を褒めながら皆に復習させました。

体験の子も褒めてあげることでとてもいい笑顔をしていましたし、他の子もどんどんチャレンジしている様子が見れて良かったです。

4 2対2(7m×9m)

この後にゲームをするので、その時にDFで声を掛け合わないと崩れるので、ここできちんと意識させました。

逆にOFは、皆に「何を意識したら良いだろう?」と聞いてみたら、「相手に向かっていくこと!」と言った選手がいました。

僕も以前ドリブルの際にそのことを話したし、間違いではありません。というのも、相手に向かっていくと相手はドリブルを止めに行かなければならなくなり、するとその後ろにスペースが空いて、見方が飛び込みやすくなる。あるいは、仮に2人を引き付けることができれば、相手選手にスルーパスが出せる、などの崩しのアイデアが生まれます。

そのことを、褒めながら皆で共有しました。

5 5対5+1フリーマン

プラスワンで攻めれるので、OFは空いた選手を上手く使うこと、DFは必ずマークがずれるので、声を掛け合おうと言って臨みました。

ずーっと言い続けていると、6年生の子たちは徐々にそれができるようになってきています。

また、他にもボールに群がる現象が頻繁に出てきたので、このトレーニングでは頻繁に止めて、皆でどこが空いているかを確認しながら進めました。

6 6対6

最後のゲームは止めずに、敵味方関係なくフルコーチングで行いました。

ボーナス条件は、体験3人が3年生だったので、3年生が決めたら3点。

ゴールを決めた際に、全員がハーフラインより前に入っていたら、2点。

この2つで取り組んだところ、スクール生は積極的に3年生にゴールを決めさせようとチャンスを作ってあげていたので、効率的にも、思いやり優しさも見受けられました。

人間性だなあ。

まとめ

目の前で選手の成長を見れたこと、選手・自分のこれまでやってきたことの積み重ねが出せたことが今日の収穫ですね。

今日の成果としては、3人ともこれから来たいと言っているので是非通わせたいと終わった後に親御さんから言われました!万歳!

本気で上手くなってもらおう、楽しんでもらおうと取り組んでいれば、成果が出てくるのがわかって凄く嬉しかった…。また明日から頑張れそう、単純ですが。(笑)


まつを

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