コロナの感染者拡大もあって、今季のフットサルはリーグ戦が中止となり、全日本選手権の地区予選だけを開催することになりました。
ほんでですね、今日はその予選がありました。地区の参加チームは4つで、トーナメント方式です。
初めての背番号7を背負ってきましたよ。(笑)
結果は5-9で、準決勝敗退…。オイ!(笑)
個人の反省
僕にとってフットサルの公式戦は、今年の1月に靱帯を損傷した大会以来だったので、ほぼ1年振りでしたね。
フットサルはですね~、やっぱりゴールまでシンプルにいけて楽しいですよね。(笑)
試合は負けてしまいましたが、個人の数字としてはハットトリックを達成できました。チームへの加入にあたりそこを一番に求められていたので、数字を挙げることができた点は良かったかなと思います。
とはいえ得意な型でのシュートは、
2本とも入らず…。本当なら5点ぶち込めたはずなので、残念でなりません。
やっぱり公式戦となると相手も猛然と激しくプレスをかけてくるので、いつものように良い置き所でドリブルができるとは限りません。
今日のドリブルは足元に入り過ぎていましたし、1対1の場面もタッチが大きくなってしまい、シュートまで持ち込めなくなったからファールを誘うという格好悪いこともしてしまいました。
とはいえ今日は意識して後ろにズルズル下がらなかったことで、前でチャンスに構えていることができ、得点チャンスに多く絡めたと思います。
1点目
外に流れたフィクソに刺して、ワンツーでシンプルに崩すことができました。
今年はゴール前のシュートをダイレクトで打つよう意識していますが、無事サイドネットに飛んでくれて良かったです。当たりは怪しかったので…。(苦笑)
2点目
コーナーからのクロスに、浮き球だったのでとりあえずと膝でワンタッチで合わせましたが、一度キーパーにブロックされ、たと思いきや目の前に再度転がってきてくれたので、今度はちゃんと天井に突き刺しときました。
トラップしちゃうと相手にブロックされちゃうので、とりあえず体のどこかに当ててダイレクトで枠に飛ばすと何か起こりますね。
3点目
これは味方が相手から奪ったのを見て離れたポジションを取り、相手のDFを引き付けてから横に流してくれたボールを、右足でダイレクトで突き刺しました。コースは悪かったのですが、威力があったので押し込めましたね。
これと全く同じ形が終了間際にもあったのですが、ポストに当ててしまいました…。オイ。
いや~、5点じゃなくて6点決めれましたね。
カウンターからの失点
僕の3点目がまさにそうですが、フットサルにおける得点は相手ボールを奪っての素早いカウンターから生まれることが多々あります。フットサルだけではなく、サッカーもそうですよね。
相手がガチガチに守備ブロックを固めている時よりも、慌てている状況の方が得点を狙いやすいのは当たり前のことです。
昨年の大会に続き今回の大会も参加させていただき、ウチのチームはブロックを作った時は固く守ることができますが、カウンターに対して恐ろしいほど守備が脆いということが今日で判明しました。
その原因は2つで、
- カウンターを食らいやすいボールの奪われ方を理解していない
- カウンターを食らった際のDFの対処法の決まり事がない
カウンターを食らうボールの奪われ方
絶体絶命のカウンターを食らうボールの奪われ方は、突き詰めると2つしかありません。
ハーフラインより自陣で、
- 横パスを相手にカットされる
- ボールホルダーが相手のプレスでボールを失う
横パスに関しては、普段のトレーニングからパスの強さを意識するしかありませんが、試合中に1度もそのようなミスが生まれないことなどありません。
ボールホルダーも、基本的には前に仕掛けるドリブルをハーフラインよりも自陣で使う必要はなく、タッチラインから中にドリブルし、相手をずらす程度でOKです。僕のように気が狂った人であればたまに仕掛けても構いませんが、普通は時間やタメを作って、味方の動く時間を作ったり、パスコースを自分で作るくらいの狙いですよね。
とはいえ必ずしも横に行けば相手がそのままディレイしてくるとは限らず、たまに足を出してきてかっさらわれることもあるわけです。
結局大事なのは、その後のカウンターへの対処です。ミスは仕方ありませんからね。
数的不利の守り方
数的不利になってしまった場合、例えば1対2のような状況であれば、
まずはDFの1枚はプレスに行くのを我慢し、少し下がりながら相手のOFが2枚とも視野に入るようディレイします。
とはいえいつまでもディレイしてしまうと、近ければ近い程シュートの入る確率は上がるので、相手の手助けをすることになってしまいます。
もしここで味方が戻ってきてくれれば、ボールホルダーに対してプレスに行くべきですし、自陣のゴールエリアライン付近までディレイをしても味方が間に合わなければ、その際は意を決してプレスをかけることになります。
ここでは味方が3人とも遅れてしまっていると想定し、2つの場合の対処を見ていきましょう。
- 相手のボールホルダーがそのままシュートする場合
- 相手のボールホルダーが味方を使った場合
相手のボールホルダーがそのままシュートする場合
この際、DFのプレスのかけ方はもう1枚のOFへのパスコースを完全に遮断してプレスをかけます。
これはもうシュートを打たせるしかありませんが、その際にパスを出せないよう、そしてファーへ打たせないようコースを切ります。ニアへのシュートを打たせる分には仕方なく、そこはゴレイロにシュートストップを任せます。
相手がシュートにいけず、切り返したらGoodディフェンスです。そのコンマ何秒かで、さすがに1人は味方が戻ってきてくれるはずでしょう。
ここでシューターが腰を回転させれる人で、ファーへのシュートかファー詰めするOFに出されてしまったのであれば、それはもう諦めて相手が1枚上手だったと認めましょう。
1人でよくやりました、この失点はこの場面を生んでしまったチーム全体の責任です。
相手のボールホルダーが味方を使った場合
プレスをかける前のディレイ中に相手が横パスを使っても、動じる必要はありません。そのままディレイを続けてください。
とはいえ、ここだというタイミングでプレスをかけようとした時に、自分の動作を見て上手くパスを出すOFがいます。その時は、後手になってはしまいますが、ゴレイロと挟み込むようにプレスをかけにいきます。
ゴレイロと自分の間にパスを出させないよう注意しながら、相手を切り返しさせたらGoodです。
切り返しをしたら、さすがにその時は味方も1人は戻ってきているでしょう。
これは1対2の数的不利の状況を慣れるために、練習のトレーニングでも使えます。その際は、ゴレイロからOF2枚のどちらかにボールを出して、1枚のDFがゴレイロと声を掛け合いながら対応します。
まとめ:チーム全員がゴレイロとの守り方を共有すべし
フットサルの数的不利の状況を守る上で最も重要なことは、ゴレイロとの日頃からの守備の仕方の擦り合わせです。
この場合は2対1ではありますが、ゴレイロも入れると2対2の状況とも言えます。
この状況に陥った際に、DFの1枚はどのタイミングでプレスをかけるのか、プレスをかける際の切り方はどの時にどうするかなどを、全員の決め事として落とし込まなければなりません。
フットサルは個人技も大事ですが、状況に応じたチームの決まり事を用意し、それらを全員がいかに忠実に遂行できるかが勝利の鍵になります。
フットサルにおける失点の場面は、多くがカウンターになります。その失点を生みやすい場面で、どれだけ失点を減らせるかが鍵になることは言うまでもありませんよね。
チームでの意識共有を徹底し、勝利に近づける準備を重ねていきましょう!