こんばんは。
北海道は9月後半に入り、すっかりサムミザワです。
僕の勝手な予想ですが、恐らくこのブログを読みに来てくださる読者の方々は、サッカーやフットサルが好きで、プロを目指しているわけではないけれども、ある程度のサッカー脳を身につけたり、面白いトレーニングを知りたいと思って調べてきてくださる、稀な方たちだと思い込んでいます。
そんな稀な方たちは、やはり社会人としては稀な健康に気を遣う人たちでもありますよね?
だと思いましたよ。
ですので今日は、みなさんに野菜たくさんで栄養満点、かつスパイスを使い身体がポカポカして元気の出るまつを流スパイスカレーをご紹介します。
ザ・男の料理感が満載になりますが、お付き合いいただけますと幸いです。
『最高の長寿食』
食事メニューについても、より効果的かつ時短できるメニューを追求してきましたが、その際に大事なことは栄養バランスもしっかりと考えることです。
たんぱく質が摂取できて美味しいからといって、
毎日納豆パスタを食べるだけでは栄養バランスが怠ってしまいます。マッスルグリルの納豆パスタも、僕なりに少しアレンジを加えて毎日食べ続けています。
作り始めたのは6月からですが、食べなかった日の数は、両手で数えれるくらいでしょうね。
いまだにハマっています。
近々、納豆パスタ改のメニューも載せたいと思います。
話は逸れましたが、メニューを作るに当たって僕は、医者が教える最高の長寿食 (宝島SUGOI文庫)を参考にしています。
社会人1年目の時に、電車に乗る時は必ず本を携帯するようにしているのですが、その時たまたま忘れてしまったんですね。そこで駅の売店を覗いた時に目に留まったのが、この本です。
偶然の出会いではありましたが、今までずーっとお世話になっています。
老化のメカニズムの解説だけではなく、老化や肥満を防ぐ食事法や調理法、おすすめの食材をふんだんに紹介してくれています。
文庫本なので読みやすく、1日でサクッと読めますし、「これは良い情報!」というページには付箋を貼っておきましょう。
なぜ究極のカレーを開発したのか
カレーは大好きなのですが、カレーを食べ続けることはどうしても太るきっかけとなってしまいます。
というのも、市販のカレールーを使ってしまうと、そのルーは小麦粉と油にカレースパイスを混ぜ込んで作られているため、
(野菜を炒める油)on(ルーの油+小麦粉という炭水化物)
という油パニックの状態を作り出してしまいます。
とはいえ、僕もイチローさんばりに毎日でもカレーを食べたい人間でして。
大学生の時は毎日運動していたこともあって一切太りませんでしたが、仕事をしている今、毎日食べても太らないと言い切ることができません。
でも食べたい…。
であるなら、究極の健康カレーを開発しようということになりました。
スパイスを揃えよう
まず、太る根源ともなるカレールーを使えないことを考えると、残された選択肢はスパイスを自分でブレンドするしかありません。
とはいえ何をどう買えばいいのか分からなかったため、まずはS&B カレー 缶 84g×2個を買いました。
僕の大好きなYouTuberであるマッスルグリルのシャイニーさんも、カレー作りにはエスビーのカレースパイス缶を使っていますね。
最初はこのカレースパイスのみで作っていましたが、「せっかくならもっとオリジナル感を出したい」と思ってですね。
徐々に買い揃えて、今はこんな感じです。
カルディに行くのが好きなので、基本的にそこですべて揃えました。
どれが何なのかは、追々説明していきますね。
その日の気分によってそれぞれの分量を変えると、味も変わるので飽きが来ませんね。
材料
材料は基本的に、野菜は近くの野菜直売所で売っているものを買ってきます。
今回は、
こんな感じです。右下の袋はインゲンですね。
「え、まつを肉喰ってんじゃん!」とツッコんでくださる方がいらっしゃるかと思いますが、今回のレシピはですね、塾の生徒たちと行っている「自分の好きを語ろう」というプレゼンの内容でもあります。さすがに肉の無いカレーはブーブー言われそうなので、今回は肉を入れています。
が、最近は肉を使わず野菜だけでいかに味に深みを出すかの研究もしていますので、これもまた乞うご期待ということで。
まあ野菜は適当にセレクトしてください。
必ずナスは入れているのですが、今回は売っていなかったので泣く泣く先発から外しました。しめじもスタメン起用が多いのですが、彼は今回僕がスーパーに行くのを面倒くさがったため、残念ながらスタメン落ちです。
毎回スタメンで起用すると飽きがくるのでね、ターンオーバーってやつです。
しょうがは必ず入れるので、適当な大きさに切って冷凍してあります。
そして顔に似合わずしそとバジルを自家製している僕は、バジルの葉っぱなんかも入れちゃいます。
手順
実際に作っていきましょう。野菜と肉は適当に食べやすいサイズに切ってください。
忘れてましたが、かならず料理場にはタブレットをセットして動画を流しましょう。
料理をしているとはいえ、画面を見ずとも勉強になる動画を流すことで無駄なく学ぶことができますもんね。
以下のどれかを流すことをお勧めします。
- Newspicks:ビジネスニュース
- 中田敦彦のYouTube大学:一般教養
- アバタロー:身になる本の要約
用意できる人は、クミンシードとなんか木のおが屑っぽいヤツも用意しましょう。これはオヤジがインド出張のお土産でくれたので、どこのお店で買えるのかは分かりません。
無くても問題ありません。あったらよりそれっぽくなるってだけです。
オリーブオイルを鍋にひいて、しょうがのすりおろしとクミンシードとおが屑を投入します。生徒には「この色大丈夫?」と言われましたが、まったく問題ありません。
なぜオリーブオイルなのかというと、ポリフェノールやビタミンEといった抗酸化成分が豊富に含まれています。
人間の寿命はテロメアと呼ばれる染色体の一部が短縮することによって長短が決まります。つまり、テロメアの減少が早いとその分早く死ぬということです。そのためテロメアは、別名「寿命の回数券」と言われているそうです。
このテロメアは、活性酸素よって減少を早めれられてしまいます。ではどうすれば減少を遅らせることができるのかというと、この活性酸素を無毒化させる抗酸化力の高い食材を摂取することなんですね。
そのため抗酸化成分を多く含むオリーブオイルは、寿命を長くすること、つまり老化を防ぐことに一役買ってくれるわけであります。
そもそも、サラダ油やキャノーラ油を料理で使っている人は論外ですからね。
人口で作られた油は化学物質が含まれていて、脳に与えるダメージが大きいのです。認知症やアルツハイマーといった病気も、人口の油を使った食事でトランス脂肪酸を摂取し続けるという、体に悪い食生活が原因の一つであるとも考えられています。
トランス脂肪酸の恐ろしさについては、最高の体調 ACTIVE HEALTHを読むことをお勧めします。
もうね、恐ろしくてコンビニで買い物できなくなりますよ。(笑)
さて話を戻し、野菜を先に投入します。塩をしっかり振りましょう。
最初は塩を入れずに作っていたのですが、実家に作って持って行った時にオヤジに「塩入れてないべ。味っ気ない」とダメだしされました。
塩を入れる前は良く野菜を焦がしてしまっていたのですが、塩を入れることによって水分が出て焦げにくくなるという発見もありました。
「塩分控えめにしなきゃ」なんて気にせず、どうせ野菜たっぷりで健康的なので大丈夫ですよ。
野菜がイイ感じになったら肉を投入し、次はした味として肉にも塩を振りましょう。
ここで、おもむろにエスビーのカレースパイスを適量振りかけて、野菜と肉にカレーの下味を軽くつけます。
そしてここに水を入れるのかと思いきや、ヨーグルトとトマト缶を用意します。
水を入れるなんていう邪道なことはしませんよ!そもそも水を入れるのは市販のカレールーを溶かすためなので、カレールーを使わないのであれば水はむしろベチャベチャのもとになります。
ルーを使わずにカレーのとろみを出すならば、この2つでしょうね。
ぶち込めえええええ!!!!!
生徒に「これで大丈夫かよ~」と言われましたが、全然めげません。大丈夫です。
混ぜるとこんな感じです。
ちなみに、ブロッコリーとトマトも抗酸化力が高い野菜なので、摂取しない手はないです。ブロッコリーは野菜の中ではプロテインを多く含んでいる部類ですし、みなさんご存知の通り筋トレマニアたちはブロッコリーと大親友ですからね。
次に、スパイスをブレンドさせていきます。
エスビーのカレースパイスしかない人は、それを適当に入れてください。さすがは天下のエスビーさんで、これだけでも十分に美味しいスパイスカレーができ上ります。僕も研究当初はずーっと、エスビーのスパイスのみで戦っていましたからね。
右は今回入れた大まかな量の一例です。一番は自分でセンスを磨いていくことです。まずは適当にいきましょう。徐々に適量が掴めてくるはずです。
ここで簡単にスパイスを右から紹介すると、
- ナツメグ=味と風味を出す。入れ過ぎると匂いがキツイ。
- チリパウダー=辛みを出す。割と入れても問題ない。
- ガラムマサラ=クミンやナツメグやカルダモンその他がブレンドされたもの。エスビーのカレースパイスを使わない時は、これを主軸にします。
- クミン=カレーの匂いの基となるスパイスなので大量にかましましょう。
- カルダモン=これもクミン同様に匂いの基となるのでかましましょう。
- スモークパプリカ=ただの色付け。トマト缶を入れる時はあまり使わない。ココナッツミルクベースの時に重宝。
- カイエンヌペッパー=チリより辛いので注意。最初入れ過ぎて酷い目に遭いました。
- ターメリック=ただ色付け。黄色っぽくしたいときはかましましょう。
- シナモン=匂い付けに適量入れます。入れ過ぎるとシナモンロールの匂いになるので注意。
あとはぐつぐつ煮込むだけ…と思ったところで忘れものに気づきました!
焦り過ぎてめっちゃブレました。いつもは大きめに切るのですが、今回は途中出場ということもあり、早く火を通るようにするため薄~く切りました。
これで大丈夫です。ここで生徒から笑いを取ることもできました。ナイスハプニングでした。
実はですね、ヨーグルトと玉ねぎは医者が教える最高の長寿食 (宝島SUGOI文庫)によると、痩せる体を作るために素晴らしい食材だと言われています。
というのも、玉ねぎは善玉菌や痩せ菌が大好物の食物繊維やオリゴ糖を多く含んでおり、ヨーグルトは発酵食品出るため、腸内環境を善玉菌優位の状態に変えてくれます。
つまり、この組み合わせは痩せるための、脂肪を燃焼しやすくするための身体作りには欠かせない食品なんですね。
もちろん、脂肪燃焼のために毎日適度な運動習慣が必要ですが、このカレーのお陰で僕はずーっと体重をキープし続けることができています。
そもそも太っていたことが無いのでわかりませんが、恐らく太っている人はこのカレーを食べると痩せやすい身体になれるはずです。
後はコクを出すためにバターを少し入れて、臭いを整えるローリエを入れてコトコト弱火で煮込みましょう。
「油に油かよ!」と思うかもしれませんが、まあそこはいいんですよ。気にし過ぎたら負けですよ。
ただ最近はバターを味噌に変えて挑戦してみているので、これもまた研究結果が出たらアップデート版を載せたいと思います。
とりあえずは、現状のまつを究極健康カレーの完成です。
当たり前に美味いです
ご飯に盛るかどうかは、その日の炭水化物の摂取量で決めましょう。
パスタを食べた日であれば、ゆで卵3つくらいにかけて食べることもありますね。野菜がごろごろしていてしっかり噛むため、満腹中枢が刺激されます。
ついカレーを食べてしまうのは飲みこんじゃうからなので、飲み込まないためにも僕は敢えて具材を噛むサイズにしています。
お代わりしなくても十分ですよ。
余談:実家がインドカレー屋状態に
オヤジもインドに行ってからというものの、カレー作りにハマっているらしくたまに実家に帰ると必ずオヤジカレーが冷凍されています。
この前は、チキンカレーでした。
「お店でも出すんですか?」ってレベルで、つい笑ってしまいました。
ウチの人たちは、それぞれ何を目指しているのか分かりません…。(苦笑)