前回から1カ月も更新してなかったんですね。
毎日のトレーニングにのめり込み過ぎて、ブログの更新がすっかり僕の頭の中から抜け落ちていました。
改めて、前回の記事でも述べたように、これからは実施したトレーニングメニューを載せて、自分なりの工夫などを解説していきます。
同じようにコーチをしている人や、あるいは選手として同じようなトレーニングをしている人に、何か気づきや発見などを提供できればと思います!
今回の記事では小学生に向けて行ったトレーニングですが、中高生にも応用ができるものです。
本日のトレーニングメニューと目安時間
トレーニング時間:2時間
- リフティング:5分
- ボールワーク:10分
- 2対2:20分
- 3対2:20分
- 3対3+1フリーマン(ハンドパス):20分
- ゲーム:30分
※余りの15分は休憩時間
トレーニングの狙い
最近はようやく4人という少ない参加者を脱し、6人以上でトレーニングができるようになってきました。
有難い!
4人と6人では対人トレーニングにもバリエーションが生まれるのですが、今回は改めて、これまでまだ2対2もままならない状態だったので、まずは2対2の基本的な動き方を学ばせていきます。
そのため、2対2と3対2のメニューの時間を多めにとりました。
2対2になると、当たり前ですが自分に味方ができますし、それに相手も一人ではないためそう容易くラインを突破することができなくなります。
そんな時に、味方をどう活かすか、そして相手のディフェンス2枚をどう出し抜くかを考える必要が出てきます。
ポイントを伝えながら、とはいえ選手たちのアイデアも潰してしまわないよう声掛けの範囲を注意していきましょう。
リフティング
これは身体を温める目的であるため、長々とはやりません。
今回のメニューは小学生ということもあるのでこの基礎的なリフティングですが、もし対象が中高生であれば2人1組でのリフティングでも良いでしょう。
- 両足フリー
- ももだけ
- 逆足だけ
- 頭だけ
以上ですね。
個人的な見解ですが、リフティングの回数が多いからといって、サッカーが上手いこととの因果関係が生まれるわけではありません。
もちろん、ある程度の回数ができるのは当然なことではありますが、100回以上は大した差が無いような気がします。
それよりも大事なことは、プレーの局面で「考える・実行する」というサイクルを高速、かつ正確に回すことができるかであり、それができる選手が一番上手い(試合で生きる・活躍する)のです。
ボールワーク
常に動きの中でボールを正確に止める・蹴るの練習です。
2人一組で行うトレーニングで、大事なのは止まってトラップしないことです。
2対2(9m×7m)
ここからは、メインのトレーニングに入っていきます。
小学生の時期に一番大事なのは、とにかく対人練習をこなすことだと僕は思っています。
特に、1対1ではなくサッカーは味方との連携が必要ということを、1人以上の少ない数での対人練習でとにかく意識させます。
ルールはいたってシンプルで、ドリブルで相手のゴールラインを通過することです。
意識することは、オフェンスはボール保持者からボールをもらえる位置に動くことです。
逆にディフェンスは、お互い声を掛け合いながら、どっちを切るか・どのタイミングで取りに行くかといった具体的な指示するように促します。
小学生なので、いっぺんに注意点を与えるのではなく、小出しにして質問・確認を繰り返しながら進めるのがよいという結論にいたりました。
ということで今日は、
①相手のマークに被ってもらえないポジションにいたことで、相手に奪われてしまった場合
と、
②2人が1人につられてまんまとパスを出された場合
の2つの現象が起こったときに、プレー後にみんなでどこにポジションをとるべきか、どのタイミングで声をかけるべきだったかを振り返りました。
①の場合は、もちろん相手のDF2人の位置によりますが、ボールホルダーの横でもらうのが一般的ですね。とはいえ、攻めの気持ちでいきたいときは②の場合のように、DF2枚の間で受けることのできるポジションを取ることで一気にライン通過までいくことがきます。
逆に、②の場合のようにDFの間を通される原因は2つ考えられます。まず1つはボールホルダーへのプレッシャーが甘いことで、もう1つがボールホルダーではない方をマークするDFがボールウォッチャーになってしまっているからです。
これをなくすためには、まずはボールホルダーにプレッシャーをかけるDFが「おれいく!」というような声をかけることと、相方が間へのパスコースを切りつつ2枚目のオフェンスも確認できる位置にポジションを取り続けます。
3対2(10m×8m)
先ほどのグリッドを縦横1mずつ広げます。
ディフェンスは前のメニューのように同数で守れないので、声の掛け合いが必要になります。
とりあえず今日は初めてということもあって、子どもたちも「ムリだ守れない!」と言っていました。(笑)
この練習についての細かい狙いについては、今後少しづつ身につけていこうということで、今日はとりあえずDFの難しさ体験して終わりました。
ところでみなさん、トレーニングではどんなマーカーを使っていますか?
単色のマーカーセットでもいいですが、僕のおすすめは5色セットです。
ゴールとサイドライン用のマーカーは必ず色を変えたり、四つ角だけでなく真ん中やサイドにも数枚置いてあげたりと、面倒ではあってもそういうひと手間が練習の質を上げます。
それに、小学生年代であればみんなで用意する、片付けるという人としての基本的な姿勢・意識も植え付けることができるので、こういったアイテムは有効活用しましょう。
3対3+1フリーマン(ハンドパス回し)
初めて行った練習でしたが、かなり盛り上がりました。
高校生は当たり前に足で余裕で回せますが、小学生にそれは難しいのでまずは手でパスを回すことで慣れさせます。
グリッドは12m×12m程度で、最初は、
- ボールを持った人は動けない
- バウンドしたら攻守交替
- ディフェンスはカットかボール保持者にタッチ
- 10本回しで1点
で行いましたが、全然パスが回らなかったので、
- 1バウンドまであり
の制限を入れたことで、あえてバウンドさせて時間を作るスルーパスを使えるようになりました。
この制限のお陰で、保持者は相手に近づかれる前に、味方にスルーパスを出してあげてまた動きなおす工夫が生まれ、結果として両チームに点数が入るようになって良い勝負になりました。
ゲーム
ミニゲームでは、いちいち止めたりせず各々がのびのびプレーしてくれればと思います。
その代わり、トレーニングでやったことができた時は大いに褒める、これだけですね。
今日で言えば、ポジショニングの動きなおしをしたり、「おれがいく!」と声をかけてプレスにいったりする子がいれば、「ナイス!」と言うようにしました。
小学生は純粋で、褒めるとさらに頑張るので、そのサイクルを作ってあげることが大事なのかもしれないと思っています。
本日の反省点
先月の第二コーチの指導法から得た気づきから、僕もトレーニングを積極的に止めて、選手たちと意見交換をするようにしています。
それは小学生も同じで、初めは彼らも慣れない様子でしたが、徐々に自分が投げかけた質問に答えてくれる子が増えてきているので、良い傾向です。
自分から積極的に意見を言わない子には、こちらからその子に直接質問して聞き出していくことも必要ですね。
プロテインの摂取で当たり負けしない体づくり!
ところで皆さん、サッカーで活躍するために、練習に熱中するだけで満足していませんか?
もちろん練習も大事ですが、練習外のコンディション調整も大事です。
筋トレやストレッチによる柔軟性と筋力アップ、そして体を大きくするためのプロテインの摂取の2つが重要です。
プロテインに関しては、個人的に2つのブランドをお勧めしています。
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特にお勧めなのが、プレーン味です。
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