転職したてということもあり、職場の人たちがよく
「まつをさん疲れてない?大丈夫?」
と心配してくださります。
ありがたひ。
当たり前ですが、周囲の人が自分のことを気にかけてくださる環境って贅沢ですよね。
周囲の温かい心配りに触れると自分もそうありたいと思うようになりますし、「自分はここにいてもいいのかも」という自己受容もしやすくなるってもんです。
仕事には慣れてきたはずなのに…
そんな有難い環境にいるワタクシですが、少し前から
「元気がなさそう。疲れが溜まってそう。」
と頻繁に声を掛けられるようになってしまいました。
確かに5月までは、転職したばかりなのに既存の職員とほぼ同じ業務をさせられて(そもそも中途は即戦力的な目で見られるので当たり前なんだけど)、恥ずかしながら完全にアップアップで死にそうな状態になっておりました。
とはいえこれまで紆余曲折の人生を歩んできた故、変化への適応がそこそこに早いという特長が身につき、その辛さも2ヵ月程度で収まりました。
6月に入ってからは仕事にも慣れて余裕が出てきたので、ジムに通うなどといった活動を始めいました。
ただ余裕が出てきていたはずなのに、僕自身も
「疲れが溜まる一方だな。おかしいな」
という感覚がありました。
なんでぇ?
職場の人たちに心配ばかりさせるもの忍びないですし、ここはなんとか改善せねばと思いまして。
疲れが取れない3つの考えられる原因
てなわけで、この疲労がいっこうに回復されない状態を改善すべく、まずは分析するところから始めましょうと行動を起こした次第でございます。
ちょうど最近、マーケティングリサーチとデータ分析の基本という本を読んだのでね。
そうです、感化されました。ハイ。(笑)
デスクリサーチにしろインターネットリサーチにしろ、収集できる情報は視覚的な情報(文字、画像、数値など)が中心であり、頭で論理的に処理できる性質の情報です。
対してフィールドワークでは、 視覚的情報はもちろんのこと、音(聴覚)・匂い(嗅覚)・手ざわり(触覚)味(味覚)など、さまざまな性質の情報にふれ、五感(身体まるごと)で情報を収集する ことでもあります。
五感を使って情報収集すると、情報が断片的ではなく統合的に把握されるのです。
気候の変化
社会人1年目から4年目までの4年間、僕は北海道に住んでいました。
大学時代は大阪ですが、その前も北海道に住んでいましたし、体質的には北海道に適した身体であると言えます。
そんな根っからの道産子民が、いきなり関東をぶっ飛ばして広島まで行ったもんですから、いくら環境の変化に適応しやすいと言えども、頭の変化は考えりゃいいですけど、身体の方はそう簡単に適応できるものではないらしいです。
そういえば、大阪時代の4年間も暑さにはめっぽう弱く、夏の試合は開始10分でへばってましたね…。(苦笑)
そう考えると、6月ですでに30度近い気温を記録し、かつ梅雨という北海道には無い特殊な気候も相まって、知らず知らずのうちに日中も体力を奪われていたと考えられます。
だって、毎日通勤時に汗かいてますからね。
人いすぎぃ!
北海道にいた時は、7,8月くらいでしたよ、そんなの。
水分は胃や腸で吸収されると、血液の一部となって全身を巡り、細胞へ届けられます。血中の水分量が不足すると、血液はドロドロ状態になり、血流が悪くなることに。すると細胞への水分供給が不足し、細胞が脱水状態となってうまく働けなくなります。
カラダは細胞で作られているので、様々な不調につながり、疲れを感じるようになります。また、水分不足で消化管の血流が悪化すると、消化吸収の働きがスムーズにいかなくなります。
すると食欲が低下して、食べ物からの水分供給が滞り、水分不足と栄養不足を引き起こし疲労が高まっていく……。
こうして水分不足と疲れのループにはまっていくのです。
気候の変化に伴う水分摂取を増やす意識が、僕には足りていませんでしたね。
過度な運動量
暑い毎日が続き、去年よりも仕事が忙しいのにも関わらず、なぜかジムに通って運動する習慣を去年よりもハードに行っています。
単純に体を動かすことは好きで、週に4回のジムと週によっては1回ほどフットサルやサッカーに行くこともあります。
下手したら、6月のうち週に5回も運動する週があったくらいです。
先ほども言いましたが、ここは北海道ではなく
- 広島で
- ゆえに暑くて
- ゆえに汗をよくかき水分不足に陥りがちなのに
去年よりもハードに運動をしています。
そりゃあ、疲れますよねえ。(笑)
摂取カロリーの不足
昨年までとは全く異なる
- 気候
- 運動習慣
という2つの変化が生じているのにも関わらず、なんと食生活は変わらずにいました。
平日の5日間は、お昼にカレーをお弁当として仕事に持参し、夜は納豆パスタと味噌汁(量的には鍋といっても過言ではない)を食しています。
「え、何がいけないの?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、先ほども言いましたが、ここは北海道ではなく
- 広島で
- ゆえに暑くて
- ゆえに汗をよくかき水分不足で
- さらに去年よりもハードに運動をしている
のに、去年までの北海道にいた時と同じ食事習慣を続けていたわけです。
4月の段階で、実は良くない兆候が出ていました。
田舎とは違い、どこにでも飲食店がある広島に居ると、常に僕の食欲を駆り立てる看板が乱立しているせいで、仕事帰りに疲れた体にカロリーをぶち込むために、帰宅まで我慢できずに牛丼を掻き込んだり、ハンバーガーに食らいつくことがありました。
これまでの節制のお陰でなんとか太らずにはいますが、体に良くないのは明白ですよね。
つまるところ、去年までのエネルギー摂取量では足りないということであります。
気候や運動習慣の変化に応じて、昼と夜の食事で摂取するカロリーを増やさねばならなかったのに、それをしていないせいで時たま欲望を抑えきれずにドエライ量の間食や暴食をしてしまっております。
やっばいです。やっちまってます。
たま~に寝不足
3つの原因とか言っていたくせに、4つ目を挙げちゃいますが、更にもう一つ3大欲求で満たせていないものがあります。
それが睡眠欲求ですね。
6月に入って仕事も慣れてきて、ようやっと日々の仕事に自分なりの要素を加える余裕と言いますか、入れたい欲が出てきました。
そのため、最近また読書をするようになったんですね。
一応教育関係の仕事なので、生徒と向き合うことはサッカーコーチの経験が役に立っております。もちろん経験だけに頼るのは言語道断、日々自分自身も学んでいかねばなりませんよね。
マーケティングリサーチの本だけでなく、最近はあも読みましたね。
コーチングのスキルは教育関係の仕事に留まらず、上司として部下を指導していく立場の人間すべてが学ぶべきものです。
誰かの上に立つ機会は、ほぼすべての大人に付いて回ります。
話を戻して、本を読んでインプットしたり、ブログやTwitterなどで考えたことをアウトプットしたりする習慣が戻ってきたのに、ジムに通うようになったことで平日であれば水金の帰宅時間が遅くなっています。
その結果、読書や物書きの時間が繰り上がってしまい、睡眠時間が削られてしまっていたのです。
なおかつ去年のように仕事が昼からではないため、23時より前に寝ないと7時間睡眠を確保することができません。
のに、ついつい睡眠時間を削ってまでそれらの時間に費やしてしまい、去年までは8時間睡眠だったのが気づけば6時間睡眠に…。
ネミーボンヤスキー
睡眠は、疲れを取る上でも超重要なものです。
改善ポイント
以上の4点を踏まえて、周囲の人に余計な気を遣わせないために何を改善すべきか考えてみました。
リサーチとは「ビジネス課題を明確にし、課題解決のアクションや意志決定をするために必要なあら
ゆる情報収集や分析をすること」ですから、アクションや意思決定につながらないリサーチは自己満
足か、お勉強的なものになってしまいます。
毎日の習慣の中で一番変えたくないのは、平日の食事メニューですね。短い自炊時間で効率的よく、こんなにしっかりと栄養管理ができる効果的なメニューはそうないですし、1日2食を3食に増やすなんてことをしてしまうと、食物を摂取しない16時間の空白タイムを作ることができなくなります。
なぜ空腹時間をあえて作るべきなのかは、この本でその重要性が紹介されています。
一言でいうと、体内で普段食べ物を分解してくださっている器官たちに、お休みを与えるためですね。
人間と同じように、休むことで休んだ後の働きが活発になるのと一緒です。逆に休みを与えられないとブラック企業で働くように、機能がどんどん低下していきます。
高い機能を維持するためにも、何も食べない時間を作る必要があるんですね~。
ということで、2点を改善することにしました。
- ジムに通う頻度を週4日から週3日に減らす
- 22時半までに寝る
まあ冷静に考えれば大阪から離れて5年経っていたので、そりゃあもう道産子の体質に戻っていたはずよ。
また本州仕様の体質に戻すのに、最低でも1年は必要だわな…。
環境や習慣の変化を通して学んだこと
この3ヵ月で、プライベート時間における習慣の変化が起こったことでわかったことは、たった一つの環境要素や習慣が変わっただけで、それ以外の複数の習慣にも影響を及ぼすということです。
大したことのないように見えて、それ以外の習慣たちの修正を余儀なくされ、その事に気づかなければ知らず知らずのうちにストレスが溜まっているわけであります。
今回の僕の例で言えば、疲れがどんどん蓄積されていましたね。
その事に気づかづに放っておいてしまうと、ある日突然ガツンと体調を崩してしまうなんてことに見舞われるのでしょう。
幸い、今回は周囲の人たちが僕の変化に気づいて声をかけてくれたおかげで、僕自身もそのズレを認識して改善案を考える作業に移ることができました。
自分で気づくことができなければ、他者目線を拝借して自分を観察することも大事ですね。
気をつけていきましょ。
僕はですね、今年は大人しく生きようと思います。ハイ。(苦笑)