【スカウト】ポジション別着眼点DF編

こんばんは。

久々の投稿になります。

 

今日はスカウティングの話でもしようかなと。

最近ここ2週連続で、土日は札幌に行って中学生のリーグ戦のスカウティングをしています。

コーチ陣からの指令は、「ボールの扱いが上手いのが前提で、あとは面白い特徴を持った選手をピックアップしてこい」とのこと。

なかなか大雑把ですが、要はなんか良さげなのをとにかく発掘してこいやということでしょう。

僕の好みが出てしまいますが、どんなところに注目してきたかを挙げてみたいと思います。

北海道の上位の中学生チームは4-4-2が多いので、今回はそのフォーメーションのポジションをみていきます。

 

ポジション別着眼点

まずは後ろから。

 

ゴールキーパー

「身長」、これは大事ですね。中学生の時点で160後半に達していないと、これからの伸びは期待できないのでは、と思っています。

次に身体能力。これは見ていればだいたいこの選手は体育が得意かどうか、キャッチングの身のこなしで判断できます。身体能力がない選手は、キーパーとしては難しいと言わざるをえません。高い選手は、セービング率もおのずと高くなるので、わかりやすいですね。

次はキック力と精度。これはまあ練習すれば伸びるので、いいかなと。

こんなところでみていくと、身体能力が高い選手が少ないこと…。

ドイツなんかでは、チームで一番運動神経が高い選手が真っ先にキーパーにされるようなので、ここが日本の大きな差になっているのかもしれませんね。

 

センターバック

うちの方針は、バックラインからビルドアップを図ることなので、まずはショートパスを確実につなげることのできることが必須です。

今回のスカウティングでは、何人か面白い選手がいました。カットしたボールを確実に、しかもダイレクトでも正確に味方につなげている選手がいて、すぐに監督に進言しておきました。(笑)

次がはね返しの能力。クリアも同様ですね。相手のチャンスをいかにはね返すかがセンターバックの仕事でもあるので、遠くにクリアできなかったり、空中戦に弱かったりすると、なかなか難しいと思っています。

最後は対人プレー。1対1の強さです。これも、相手のオフェンス陣と対峙した時に、スカスカ抜かれてしまうと話になりません。4本に3本止めていたら、文句なしです。

 

サイドバック

ここは体力がとにかくいるところ。

ですが、中学生で鬼のように体力がある選手などまずいません。(笑)

むしろこの段階でそうだとすると、アンダーいけると思います。

で、大事なのがオーバーラップのタイミングと味方との連携で崩せているかどうか。この2点でその選手が賢いかどうかがわかります。

試合の状況を、斜め後ろの位置から常に確認できるのがこのポジションであるので、オーバーラップのタイミングが悪い選手は試合の観察ができていないことになります。

また、現代サッカーではサイドバックからの組み立てが重要になるので、ショートパスで細かくつないで崩していける選手は重宝されます。

今回のスカウティングでも、何人かいましたし、特に左利き左サイドには割と多い印象でした。時代が変わって、上手い選手が多くなっていってるな~という印象です。

 

眠いのでここらへんで。(笑)

明日もまた札幌行かねばならんのんです…。しかも日帰りやで…。

気づいたら高速余裕で乗れるようになってしまったし。ちなみに教習では、シュミレーターだけでした。(笑)

 

以上、前のポジションは明日にでも書きます。

おやすみなさい。