この土日は連続で札幌日帰り弾丸スカウティングツアーでしたが、何とか乗り切りました。

疲れますね、高速道路も飛ばしている車もあって怖いのなんの…。

生きて帰ってこれてよかったです。

さて今日は引き続き、ポジション別の自分なりの着眼点を紹介していきたいと思います。

中学生ジュニアユース年代のポジション分類


北海道の上位の中学生チームは4-4-2のフラットが多いので、今回はそのフォーメーションのポジションをみていきますね。

となると、ポジションとしては

  1. GK:ゴールキーパー
  2. CB:センターバック
  3. SB:サイドバック
  4. DMF:ディフェンシブミッドフィルダー
  5. CMF:セントラルミッドフィルダー
  6. SMF:サイドミッドフィルダー
  7. ST:セカンドトップ
  8. CF:センターフォワード

この7つに分類できるかと思います。

今回の記事では、⑤〜⑧の攻撃的なポジションを見ていきます。

※前回の記事はこちら

CMFに求める特徴


CMFというポジションは、フォーメーションのど真ん中で、何事もバランスを取っていかなければなりません。

前の記事で書いたDMFはどちらかというと守備的な要素に着目しましたが、CMFにはより攻撃的な役割が求められます。

ピッチのど真ん中に位置するMFの両方が守備一辺倒ですと攻撃が成り立たないので、DMFがいればこそ、CMFの攻撃的な能力が生きます。

(とはいえ、前の記事でも書いたようにDMFの能力が長けている中学生はなかなかいませんが…

ボールタッチ数の多さ


僕がまず第一に注目している点は、パスの中継地点としてより多くボールを触っているかどうかです。

ディフェンスの選手をフォローしてビルドアップを手伝ったり、オフェンスの選手をフォローしてゴール前に切り込んでいく手伝いをしたりと、とにかくたくさんボールに絡まなければなりません。

CMFは攻撃のスイッチを入れる役割を試合中に何度も担うことになるので、ボールタッチ数が少ないとFWやSMFの選手にボールを供給する機会が減り、結果としてスイッチが入るタイミングが少なく攻撃が停滞します。

ですのでボールタッチ数が多いか、ボールタッチを増やすためのポジショニングは適切か、が重要になってきます。

シンプルに、ボールタッチ数が多いCMFは、その分周囲からも信頼されているし、ポジショニングも良いということがわかります。

パスの判断


次は、パスの精度と出しどころです。

当たり前ですが、CMFはパスの回数も多くなるので、ミスばかりですと話になりません。

まずはしっかりと味方の足元、あるいは味方が走りこむスペースに丁度いい速さのボールを出せているかが大事になります。

精度と同時に、出すところも大事になります。

ボールをもらった相手がすぐ取られてしまえば、それは出し手にも少なからず問題があったのです。

特にCMFの位置は、75%の成功率が必要とされています。

その点でも、出しどころを瞬時に判断して、良いところ悪いところの見極めは大事になります。

運ぶドリブルができる


最後に、ドリブルもできるとかなりの選手と言えます。

ボランチは360度から狙われるので、常に相手とボールの間に自分の身体を入れて、ボールプロテクトしながら運ばなければなりません。

パスで一気に前線へボールを運ぶことができますが、時にはドリブルで持ち上がることが効果的なこともあります。

味方のFWやSMFにしっかりとマークがついてしまっていたり、そもそも自分より前に味方が1人しかいなかったりと、状況はその時々で様々。

そんな時に運ドリブルができる選手は、パスだけでなくドリブルの選択肢も持てます。

武器は多く持っていればいるほどいいですからね。

ドリブルで運ぶ、そうすることで相手選手が何人か自分に引きつけられ、逆にマークされていた自分の味方選手が空きます。

そのタイミングで判断よくパスできると、状況が一気に変わります。

SMFに求める特徴


近年では得点力のあるプレイヤーがサイドに増えたこともあり、中学生年代からこのポジションは人気で良い選手がちらほらと見受けられます。

FWほどゴールには近くないが、相手の最終ラインに近く、サイドにいると自分の後ろはピッチ外なので前を向いてゴールに向かって勝負するのが肝です。

ここで違いを作れるかで、試合展開に一石を投じることができます。

縦への突破力


に求められる点はやはり、縦への突破力。

これがないと、難しいと思います。

中に切れ込むのも良いですが、中に入ってくるとすでに2人のフォワードが待ち構えているので、渋滞しないとも言えない。

それにコーナー付近は広大なスペースがあるので、そこで勝負できる選手はとても貴重です。

となると、突破力で求められるのはスピードでの突破か相手の逆を突きながら進むテクニカルなドリブル。

ただこのフォーメーションで言えば、スピードタイプの方が輝きやすいように思います。

というのも、このフォーメーションはショートカウンターかロングカウンター向きなので、カウンター戦術においてサイドの選手に必要とされるのはいかに早く駆け上がるか、だからです。

クロス精度の高さ


あとはクロス精度があると良いと思います。

フォワードが2枚いるぶん、そこで頑張ってもらうのがベストなので、やはり大事なのはサイドを突破してチャンスを作る、サイドバックと連携して崩す、の2つかなとおもいます。

サイドバックさっき言ってねーじゃんてね。

CFに求める特徴


試合で点を決めてください。笑

シンプルですけど、サッカーは点を決めないと、負けることはないけど勝つこともできないスポーツです。

相手ゴールに一番近い人がその役目を遂行するべきなので、やはりこのタスクをちゃんとこなせるか、は重要です。

シュートバリエーションの豊富さ


強いてあげるなら、シュートバリエーションの多さ、ゴール前で冷静にシュートを決める技術ですね。

これはたくさんありまして、クロスにダイレクトで合わせる(トラップをいちいちしていると詰められる)、ヘディング(サイドからクロスがよくあるフォーメーションなので)、ペナルティエリア付近で反転シュート(ポストプレーでボールが入ることがあるのでタイミングを見て)などなど。

1試合でなかなか全てのバリエーションを見ることはできないのですが、ゴール前での動き方やボールの受け方で、こちらもサッカー経験者かつコーチ経験者であればなんとなく何がしたいのかがわかります。

そのシュートへの持っていき方、型にセンスを感じることができれば、例え外したとしても「おもしろいな」となります。

これも今度詳しく解説してみようと思いますが、こういったセンスを持っていて点も決めれる選手は、「グッド」となります。

あとは、ポストプレーで味方に確実に落とすか、サイドに流れて、中央のスペースを空けるか、など自分より後ろの選手たちが前に出やすいようにサポートできれば良し。

自分のプレーの特徴を試合で出そう!


スカウトの人に対して自分のどんな特徴を出したら良いのかかわからない、という方がいましたら、参考にしてみていください。

プロの選手のプレーを見る時も、こんな目線で見ても面白いかもしれませんよ。

僕はいつもこんな目線で試合を見ていますので、どこかで出会えたら嬉しいです。

カテゴリー: FOOTBALL

勇樹

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