サウナには毎週通っていて、汗も出て心拍数はそれなりに上がりはするのですが、これは筋肉を駆使した運動による発汗ではありません。

最後にサッカーをしたのが今月頭の週末で、気づけば約3週間走るという行為をしていませんでした。

体調が優れないということはないのですが、なんだか体内の血の巡りが滞っている感覚が続いておりまして、「なんでかな~」と考えるとそりゃあ高負荷の運動をしていないらですよ。

1ヵ月前までは北海道の癖にどえらい暑さが続いていてですね、暑さに弱い自分は7月くらいから自主トレをサボっておりました…。

気分を入れ替えて、とりあえず昨日の仕事終わりに久々に自主練をすることにしました。

練習は道路でもできる


現在は北海道のド田舎に住んでいるので、町にサッカークラブなどありませんし、公園も全然ありません。

「え、田舎なら公園たくさんありそうだけどね」なんて思われそうですが、残念。

ありません。

遊ぶ子ども全然いませんからね。

夏前はアパートの横の空き地で自主トレをしていましたが、街灯が無いため夜はその空き地は真っ暗で練習できません。

そうなる使える場所は一択で、道路です。

北海道の道路はですね、国道ではない民家の道でもわりかし広いです。

冬になると、雪は路肩に積み上げていかねばなりませんからね。

とはいえ僕の住む町だと、除雪車が全撤去してくれます。

町が狭いので。

例えばジダンなど、昔の有名なサッカー選手たちは小さい頃、コンクリートの道路や広場の一角で毎日サッカーをしていたそうです。

暗いとボールが速く見える


夜に自主トレをすると、当たり前ですが昼間とは違ってボールが見ずらいです。

足元を見てドリブルをしようとすると、昼間見ている感覚とは違うため、タッチする場所がずれたり、力加減が調整できずにタッチが大きくなってしまったりします。

そして目の錯覚か何なのかはわかりませんが、やたらボールが速く動いているように見えます。通常の1.2倍速くらいで動いている感覚なので、いつものように

つまりはですね、夜の練習で大事なのは視覚に頼らないことです。頼るべきはそれまで自分が積み重ねてきたボール感覚で、「この触り具合なら次はここに来るだろう」という予測を常に繰り返さねばなりません。

肉体だけでなく、頭も地味に疲れます。

そもそもなぜ夜に練習をするのかというと、大学時代に家の横の公園で真昼間に自主トレをしようとすると、子どもたちがたくさんいてできなかったのがきっかけです。

夜であれば誰もいないためコートを独り占めできるのですが、ただ難点が一つあって、リフティングやキックができないんです。

なぜかと言うと、キックの音が近所迷惑だからです。最初それに気づかずやってしまって、めっちゃ怒られました。

なので、この記事を読んでくださっている人の中で夜の自主トレを始めようとする人は、騒音を立てないよう気をつけてくださいね。

となるとですね、メニューは限られてきて基本はドリブルしかできません。

トラップはサッカーの基本中の基本


これまでであれば道路上を自由に、思いつくままにドリブルをしていました。切り替えしたり、ターンしたり、クルクル回ったり、一歩ドリブルをしたり。

最近、自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書という本を読んでいてですね。まだ部下を持つような年代ではないのですが、Amazonプライムリーディングで無料で読めるのでなんとなしに読んでいます。

その中に、「部下に自分で考えさせよ。工夫する余地を与えよ」という教えがありました。

その言葉が頭にあって自主練習に臨んだのですが、「いつものように自由にドリブルをしているだけだと上達した感がないんだよな」と思いですね。

考えた末、以下のようなトレーニングを考案しました。

では早速、本日のトレーニングパートナーを紹介します。

歩道のヘリさんです。

歩道のヘリとワンツーして、前にボールを運ぶといういたってシンプルな練習です。

ですがこの方、とんでもなく厄介で意地悪なパートナーでして、トラップしやすいボールを返してくれません。

ヘリは傾斜になっているので、真横から垂直なボールを当てると必ず浮きます。

この浮き球をいかにワンタッチで前に出しつつ、2タッチ目がすぐに届く距離でなおかつトップスピードに乗れる位置に置くかが肝になります。

あまりにも無慈悲なボールが来た時は、まずは足元にきちんと収めてから、2タッチ目で前に出します。

前ではなく横から来るってだけでフツーの練習とは違って難しいのに、なおかつ速く見えますからね。

1タッチ目を左右のインサイド、アウトサイドでひたすら練習します。

それだけ!

トラップですぐにトップスピードに乗れる選手は、一発で相手を置き去りにできますからね。

ここで「え、ボールをぶつけたら音が立ってまた怒られるのでは?」と思う方がいるかと思います。

その通りです。なので少しでも音が小さくなるように、できる限りヘリの近くからパスをします。

その距離感だと、パスを出してすぐリターンが来ますし、なんならボールがいつもより速く動いてみてるので臨機応変さが身に付きます。

これ、めちゃめちゃイイ練習でした。おすすめです。

まとめ:両足使えるようになろう


コーチ時代は選手たちに言い続けてきましたが、サッカーは両足使えないと意味がありません。

「え、でも有名な○○選手は左足しか使ってないじゃん」と言ってくる選手もいましたが、使ってはいないけど使えないわけではありません。

例えば世界一のメッシ選手は、右足でも強烈なシュートを打つことができます。一般ピーポーの利き足と勝負しても、全く歯が立たないでしょう。

上に行きたいのであれば、両足を使えることは必須でもなく当然のことなんです。その上で、より自分の得意なプレーをしやすい足を選択するのです。

ぜひこのトラップ練習も両足で、ワンタッチ目でトップスピードに乗れるボールの置き所を突き詰めていきましょう。

サッカーが上手くなりたいと思いながらも、YouTubeのプレー集ばかり見ていても意味はありません。もちろん参考にはなりますが、結局はその見たプレーを実際に練習してみないといけませんからね。

その練習する場所はどこだっていいんです。大事なのは工夫ですね。

もし「公園なんて近くにないよ」と思っている方がいましたら、ぜひ家の前の道路でヨロシクドウゾ。

ただし、ちゃんと車が来た時は避けましょう。

久しぶりの自主トレだったため、たかだか45分でも疲労感が半端なくてですね、今日の朝は寝坊しましたよ。(笑)

冬まであと少しなので、道路がまだ雪に覆われない間は自分もこのトレーニングを習慣にしたいと思います!

プロテインの摂取で当たり負けしない体づくり!


ところで皆さん、サッカーで活躍するために、練習に熱中するだけで満足していませんか?

もちろん練習も大事ですが、練習外のコンディション調整も大事です。

筋トレやストレッチによる柔軟性と筋力アップ、そして体を大きくするためのプロテインの摂取の2つが重要です。

プロテインに関しては、個人的に2つのブランドをお勧めしています。

まず一つが、こちらの 高品質、最高に美味しいプロテイン【Myprotein】 です。

マイプロテインの良いところは、なんと言っても値段が安いところ!

僕は現役を退いてから、健康も兼ねてこちらのマイプロテインでタンパク質を摂取しています。

特にお勧めなのが、プレーン味です。

こちらは無味なので正直なところ、おいしくはないのですが人工甘味料が一切入っていないため健康にかなり良いです。

で、少しでもマシな味にしたければ、シナモンパウダーかココアパウダーを混ぜることで、それも改善できます。

ぜひ試してみて欲しいです。

そしてもう一つは、DNS公式通販ブランド紹介です。

DNS ZONE (ディーエヌエス ゾーン)

値段はマイプロテインよりも高くはなりますが、アンダーアーマーの会社が作っているプロテインでフレーバーの種類が豊富。なんと言っても、アスリート各自に合った成分を選ぶことができます。

こちらは過去にも記事を出していますので、読んで自分自身に必要な成分が配合されたものを購入していただければと思います。

全てのタイプを飲んだ僕としては、やはりおすすめは最高級のDNSプロテインSPです。

チョコレート味で美味しく飲めますし、ビビるほど筋トレとの相性が良いです。

すぐにデカくなれるので、マジでおすすめですのでぜひ!

暗い夜道で自主練シリーズを併せてチェック!



まつを

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